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山 名
竜王山(1255m) 池の段(1279m) 広島県西城町
登山日 2004年7月19日(祝) 晴れ時々曇り 南尾根から望む池の段(大山も見えます)
池の段南尾根よりの景色
参加者 夫婦 Hさん
コース まず、立烏帽子駐車場から竜王山往復 片道25分
次に、立烏帽子駐車場から池の段往復 片道20分
お弁当 池の段から南に伸びる尾根上(池の段は満員御礼だったので!)
駐車場 立烏帽子駐車場(20台は軽く停められます。)
トイレ 立烏帽子駐車場(隣に水道があります。)
まとめ 梅雨明けの時期としては、ここ最近遠くまで見通せる空気の澄んだ日が続いています。比婆山に群生するイブキトラノオやオオバギボウシも丁度見頃を迎えているのでは?昨年は少し時期遅れだったコウリンカも鮮やかに咲いているのではないだろうか・・・と想いを巡らすうちに行きたくなってしまいました。

 庄原市から国道183号線に乗る。熊野神社の老杉を見たいがために、大回りして西城町の方から入ることにしました。西城町を通るのは今年に入って初めてではないだろうか。JR比婆山駅の先で国道から別れ、熊野川に沿って走ること15分で熊野神社に着きました。


熊野神社の県下第三位の老杉 熊野神社周辺は、前回訪れたときと何ら変わっていない。でっかい大鳥居も・・・伊邪那美茶屋も・・・中国自然歩道と古事記への路の案内板も・・・石段の参道も・・・。だが気のせいか杉は少しだけ成長(年輪が2つ増えた)したように思えて仕方ありません。参道付近には、アキノタムラソウキンシバイ、ムシトリナデシコ、ヤブカンゾウの花が咲いていました。

熊野神社の老杉はそのうちの11本が「熊野神社の老杉群」として、1952年に広島県の天然記念物に指定されました。中には樹齢1000年を超えるものがあると言われ、その大きさ本数ともに全国有数の存在であるとのことです。
熊野神社参道の老杉

竜王山山頂に咲くオオバギボウシ 右手に竜王山の山腹を見ながら高度を上げていくと車道が二手に分かれる。左をとるとすぐに立烏帽子の駐車場だ。ここから竜王山に向けて、よく整備さりた登山道を緩やかに登っていきます。樹木が日差しを遮ってくれるのと、爽やかな風が吹いているのとで、とても気持ちがいい。車道を横断して少しだけ登るとオオバギボウシの咲き乱れる竜王山の山頂広場だ。

山頂からは北西に立烏帽子が大きい。北東には残念ながら上半分が雲に隠れた伯耆大山の下半分だけがくっきりと見える。東には道後山〜猫山、そして南西方向には広い草原の彼方に福田頭と素晴らしい展望が開けている。
竜王山山頂に咲くオオバギボウシ

竜王山からの展望 竜王山からの展望
竜王山からの東方面の展望 竜王山からの西方面の展望

さて次は池の段に行ってみることにします。駐車場の西側から立烏帽子の巻き道に入ります。この道も樹木に遮られて夏は涼しく感じます。でも涼しいのは池の段コルまでで、そこから先は日差しを遮るものは何もなく、ジリジリと真夏のきつい日差しが照りつけます。高い山といえども暑さ対策にはご用心を!

池の段からの眺望も最高です。伯耆大山は雲に隠れていましたが、北から御陵〜船通山〜立烏帽子山〜竜王山〜福田頭〜大万木山〜吾妻山と360度の超一級の眺めです。

悲しいことに、食事の残り汁を捨てている人、草原の山野草の上にシートを広げている人など、マナーの悪さが目立ちます。聞く耳を持っているんなら注意をするんですけど、おそらく無駄でしょうネ!
イブキトラノオの群生(後ろに見えるのは御陵)
池の段コルに咲くイブキトラノオ

池の段からの展望 池の段からの展望
池の段南尾根からの南方面の展望 池の段からの西方面の展望

〔池の段と竜王山に咲いていた花〕
アカモノの実、アクシバ、山いっぱいのイブキトラノオ、風にそよぐイヨフウロ、威勢のいいウツボグサ、本日の目玉のオオバギボウシ、もうじき咲くオトギリソウ、夏の風物詩カワラナデシコ、もう少しのキクバヤマボクチキツネノボタンキュウシュウコゴメグサキンポウゲ、駐車場のゲンノショウココウゾリナコウリンカコナスビ、まだ頑張っているコバノフユイチゴ、準備中のサラシナショウマシュロソウツリガネニンジン、ニガナ各種、ネバリノギラン、紅葉しているホツツジママコナミヤコグサ、まだまだ元気なヤマアジサイ、見頃のヤマジノホトトギス、黄色が目立つユウスゲワレモコウ

〔池の段湿原に咲いていた花〕
咲き始めのイワショウブコバギボウシ、一輪だけ咲いてたサワオトギリ、遠目でのサワヒヨドリの群生、なぜかシモツケソウチダケサシハンカイソウ、場違いなヒメハギモウセンゴケの白い花


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