山 名 |
恐羅漢山(1346m) |
広島県安芸太田町戸河内 |
登山日 |
2007年8月11日(土) 快晴 |
二軒小屋の少し内黒峠寄りから望む
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参加者 |
夫婦 E−やま.netさん |
コース |
登り:牛小屋高原(9:00)〜夏焼峠〜管理道〜台所原〜(12:30)恐羅漢山
下り:恐羅漢山(13:45)〜立山ゲレンデ〜(14:25)牛小屋高原 |
お弁当 |
恐羅漢山山頂で食べました。 |
駐車場 |
恐羅漢スキー場駐車場(シーズンオフなのでガラガラです) |
トイレ |
牛小屋高原のゲストハウスにあります(水洗です。ボランティアで維持管理されているので募金箱に協力金を!) |
まとめ |
真夏のグリーンシャワーを一杯浴びる散歩山行きです。今回は花好きのメンバーが集まってのワイワイガヤガヤ賑やかなハイキングとなったのでコースタイムは全く参考になりません。 |
戸河内ICを降りたところの道の駅でお昼の弁当を調達して、戸河内町の中心地から恐羅漢公園線に入り内黒峠経由で目的地に向かう。内黒峠から眺める恐羅漢山は、スキー場ゲレンデの芝がくっきりと浮かび上がっており、今の時期にしては文句なしの視界だ。恐羅漢山山頂からのパノラマにワクワク・・・胸躍ります。
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牛小屋高原エコロジーキャンプ場管理棟の左手が登山口です。夏焼峠までは緩い登りが続くのでウォーミングアップに最適!かやばたゲレンデの前をとおり、次の分岐で右に下る道をとり、しるべ石を過ごすと難なく夏焼峠に着く。
台所原までは最短ルートを採ることにして、1131mピークの先の鞍部付近から管理道への抜け道を通って管理道終点に出る。なお1131mピークへの登りはササが刈ってあった。有難い!感謝! |
管理道終点に出たところ |
管理道に出ると真夏の日差しをもろに浴びるが、風があるので暑くは感じない。管理道は等高線に沿って付けられており尾根あり谷ありです。従って、日当たりの良いところや日陰のところや谷筋のやや湿ったところなど環境はバラエティに富み、それぞれの環境に適応したいろんな花が咲き、足が前に進まない。花を観察する一方で、右手に中ノ川山〜天杉山の稜線が聳え、振り返ると聖山が見えたりで景色にも目を奪われたりで、中の甲林道に出るまで軽く1時間は費やしただろう。
台所原のミズナラの大木のところで左折して恐羅漢山の西斜面を登っていく。あたりには西中国山地でも有数のブナやトチの古木が立ち並び、グリーンシャワーを思いっきり浴びる。この登りは風が通らないので蒸し暑く感じる。 |
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管理道からは聖山が近くに見える |
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主稜線に出て右をとり岩の間をすり抜けると恐羅漢山頂に立つ。台所原で会った年配のご夫婦から、「山頂から大山が見えましたヨ!年に数回は大山が見えるんです。」との情報を得ていたので眺望を楽しみにしていたのだが、午前中のようにくっきりすっきりとはいきません。でも大江高山火山群や三瓶山は見えているので、今日は間違いなく遠望がきく部類に入るだろう。他のグループが「三隅町の火力発電所の煙突が見える」と言っているのも聞こえてくる。大山も三瓶も見えると言っていたが、お節介心が出て「それは三瓶山と大江高山火山群です」と教えてあげる。確かに西からみる三瓶と大山は山容が似かよっているので間違えやすいだろう。
広い山頂の一角に木陰があるのが有難い。早速シートを広げてランチタイムです。日差しはあるものの木陰で涼んでいると汗が徐々に引いてきました。爽やかです!
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夏でも涼しい恐羅漢山頂 |
恐羅漢山頂からのパノラマ(肉眼で臥龍山と天狗石山の間に三瓶山が見えましたが写真では判りません。)
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下りは立山尾根コースに入り、スキー場ゲレンデの端に設けられている登山者専用の登山道を一気に下っていったので短時間で牛小屋高原まで帰ってきました。今回のE−やま.netさん夫妻との山行きでは、広島市東区にお住まいのKさん(現在は専ら白木山と吉和冠山を交互に登って定点観察をしているとのことでした)と近づきになることができたし、広島市佐伯区在住のKさん夫妻とも4年振りに偶然に再会したりで、花以外でも収穫の多い一日となりました。当然のことながら広島市内まで戻ると暑い!です。 |