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山 名
琴引山(1013m) 島根県飯南町赤来
登山日 2005年9月25日(日) 曇り
中山間地域研修センターより望む琴引山
参加者 夫婦
コース 登り:県民の森(9時25分)〜小田川を渡る(9:30)〜(9:55)才谷林道きのこ園分岐(10:00)〜林道取り付き(10:02)〜(10:35)縦走路出合(10:40)〜(11:20) 琴引山所要時間1時間55分
下り:琴引山(12:05)〜(12:45)縦走路出合い(12:50)〜林道取り付き(13:23)〜(13:25)才谷林道きのこ園分岐(13:30)〜車道に出る(13:45)〜(14:00)県民の森 所要時間1時間55分
お弁当 琴引山山頂で食べました。(眺めはよいが狭いのが難点です。)
駐車場 県民の森(研修館前に30台、他にもあるので場所を気にする必要はありません。)
トイレ 県民の森研修館(水洗です) 琴引山山頂手前の琴引神社前(箱型の簡易仮設トイレです)
まとめ 台風17号は関東地方をかすめ去っていきそうだ。これに伴い乾いた空気が中国地方に入り、遠くまで見通せる絶好の山日和となった。でも・・・中国山地の高山は・・・雲に邪魔されて眺望もイマイチだった。

 快晴の広島市内を後にし国道54号線を北上する。ところが三次市街を過ぎるころから空模様が怪しくなってきて、小雨がポツリポツリと落ちてくる。県民の森に着いて空を見上げる。上空には鉛色の雲が垂れ込めているものの、北から南に流れる雲の隙間から青空が覗いている。最後の最後まで、指谷山・琴引山のどちらにに登るか迷ったが、天候の回復を期待して琴引山を選択することにしました。


きのこ園コース入口 研修館から小田川沿いに300m下り、「和恵ルート・展望台へ0.8km」の標識と「野鳥の森」の大きな案内板が立っているところから小田川に架かる橋を渡る。右手には野鳥観察小屋があり、そちらの方にも道が付いているが、ここでは真っ直ぐ北に上る遊歩道に入っていきます。橋から100mで左に才谷ルート(山野草園に抜ける道)分岐を分け、杉林の中を進む。

道ばたには、アキチョウジキバナアキギリ、殆ど終わりのクサアジサイ、チゴユリの実、ツリフネソウ、豆果を付けたヌスビトハギフシグロセンノウ、狂い咲きのミズタビラコ、ヤマシロギクなどの花が咲いている。県民の森だけに、遊歩道は横木の階段で整備されつくしている。沢を渡り、桧や松の混じる針葉樹林を抜けると、植生は明るいコナラ林へと変わる。やがて前方に才谷林道が見えてきた。
きのこ園コースの入口

草ノ城山 才谷林道に出る。ここにはベンチが設置されており休憩にはもってこいの場所だ。草峠の手前の1005mピークが見え展望も良い。だが草の城山は見えない。

林道を左折して100m上ると、林道が三叉路になっている。直進すると山野草園の上の方に出る。ここは案内標識に従って右手前方の横木の階段の道に入っていきます。縦走路出合いまでは横木の階段と砂利とで整備された登山道をジグザグに登っていきます。
林道取り付き
展望台から望む草峠手前の1005m峰 才谷林道の琴引山取り付き

明るい登山道わきには、アキノキリンソウ、見頃を過ぎたオトコエシ、紅葉したオトギリソウツルリンドウヤクシソウ、ヤマシロギクの花が咲く。高度が上がってくるとミズナラとブナ林に変わり、ようやく森林浴の気分に浸る。九十九折に飽きたころ尾根に出て、左に琴引山、右に指谷山の稜線を見ながら緩やかに登っていくと間もなく、立派な案内標識(琴引山1.2km← →草峠5.2km)の立つ930mピーク手前の縦走路に出ました。

小休止の後進路を西にとり、正面木の間越しに琴引山を見ながら急斜面を下っていく。鬱蒼とした林床にツクバネソウユキザサが実をつけている。フウロ(固体数が少なく全開ではないので種類は不明)の咲く明るい鞍部まで降り、ブナ林の中を琴引山頂に向けて登り返します。この辺りのブナは幼木が多いようだ。
幼木のブナ林
幼木のブナ林(琴引山東斜面)

草原に出る 広葉樹の森にはオオカニコウモリが点々と咲き、鮮やかな色のフシグロセンノウがよく目立っている。サワフタギはルリ色の果実を付けている。山頂が近くなると登山道が緩やかになり、広葉樹林を抜けると突然に草原が現われる。草原を見渡すと、アキノキリンソウカワラナデシコツリガネニンジンヤマラッキョウワレモコウなどの日当たりを好む秋の花が咲いている。草原がもっと広くて花も多ければ、お花畑と称されるのだが。

突き当たり左は琴麓(野萱)方面に下る道なので、ここは右に折れる。すぐに琴引神社が視界に入ってきて、左手から琴引スキー場コースが合流してくる。だが神社は封鎖されていて(後でわかったことだが、神社の裏側だから封鎖されていて当然でした。)お参りすらできない。神社の手前から山頂への道に入っていくと2分で大展望の琴引山山頂に着きました。
紅葉樹林を抜け草原に出る

山頂はガスが流れ視界ゼロだ。本来ならば360度の大展望の筈なのに、今は360度の真っ白ガス展望だ。でも待つ甲斐があったのか、ガスは次第に晴れてきて周囲の山並みが徐々にではあるが望めるようになってきた。麓には琴引スキーが見える。下界は日差しがあり晴れているではないか!

南側広島方面には山が果てしなく何重にも連なり同定どころではない。西にはデコボコ大江高山火山群の特徴のある山塊が望め、その右手には三瓶山が大きい。だが男三瓶の山頂部分は雲に覆われて見えない。東側はガスで大万木山は全く見ることができない。ほんの目と鼻の先にある山だけど・・・。ガスの晴れ間に、県民の森を構成する草の城山〜草峠〜奥指谷の稜線がはっきりと見えたのはラッキーだった。
琴引山山頂にて
ガスの流れる琴引山山頂

草ノ城山〜指谷山
琴引山山頂からの眺め(草の城山のある手前稜線と向こう側の指谷山の稜線の間の谷を林道小田線が走る)

 下山は来た道を引き返します。林道まで下りてベンチのある展望台で小休止する。往きと同じコースでは妙味がないので、きのこ園の方には右折せずに、林道をそのまま下りていきます。林道はセリ科の花のオンパレードで、でっかいシシウドが咲いていて、車道まで下っていくと、シラネセンキュウヒカゲミツバが道ばたを占領している。珍しいや黄色のエンゴサクが咲いていると思ったら、ナガミノツルケマンという花だった。花を見ながらだと舗装路歩きも苦にならないのが不思議で、あっという間にスタート地点の研修館に戻ってきました。


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