三段峡 (広島県安芸太田町) 戻る

三段峡は国の特別名勝に指定されている日本屈指の名峡で、太田川の支流、柴木川沿いの長さ13kmにおよぶ長大な峡谷です。五大景観と呼ばれる、黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝をはじめ、大小さまざまな滝や淵などから織りなる渓谷には見事な景色が続きます。特に春の新緑と秋の紅葉の時期は格別でしょう。三段峡正面口から聖湖までは歩いて4時間(休憩時間は除く)と見ます。

観光シーズンには三段峡正面口と出合橋との間でマイクロバスが運行されているので、片道だけバスを利用して、復路のみ散策するのがよいでしょう。ただしシーズンの行楽日和のときは遊歩道もバスも相当混雑します。

戸河内観光協会のHPはこちらから ===> http://www.town.togouchi.hiroshima.jp/
三段滝

三ツ滝
黒 淵 切り立った絶壁と原生林のエメラルドグリーンの水面が神秘的な雰囲気をたたえている。渡船で舟上から観光できる。
猿 飛 両側に高さ20m以上の岸壁が2〜3mの間隔で向き合っている。猿の群れが飛び交っていたところからこの名がついた。
二段滝 猿飛を舟に乗って川上りをすると、高さ15m、幅3mの二段滝が現れる。滝壷は水煙をあげ、ごうごうたるその音があたりの岸壁を震わせている。
三段滝 三段からなる豪壮な滝で、峡谷中一番の見どころ。全長30mにわたって豊かな水が落下し、轟音を峡谷中に響かせている。
三ツ滝 畳岩と呼ばれる巨岩にはさまれた三曲五段の滝で、終点の聖湖から5分と位置的には便利なところにある。

訪問月別に、見られる花をまとめてみました。

訪問月 峡谷に咲く花 備 考
6月 ウリノキウワバミソウエゴノキオカタツナミソウ、カキドオシ、クルマバソウコアジサイコガクウツギ、コナスビ、サワフタギシライトソウチャルメルソウ、トウバナ、トチバニンジン、ニガナハンショウヅル、花後のフタリシズカ、マルバフユイチゴ、ミズタビラコ 06/06/11…ハイキング同好会
8月 アカソアキチョウジイワタバコ、ウバユリ、オオバギボウシクサアジサイタニタデヌスビトハギハエドクソウ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ、マルバマンネングサ、ミヤマイラクサムラサキニガナヤマトウバナ 06/08/06…イワタバコに会いに
11月 アキチョウジアキノキリンソウ、終わりかけのアケボノソウカマツカの実カワラナデシコキバナアキギリゴマナシラネセンキュウツリガネニンジン、ノコンギク、ヤマシロギク、リンドウ 04/11/03…紅葉を見に出かけました。


2006年8月6日(日) 晴れ

先週末に梅雨明けしてから毎日暑い日が続いているので、どうしても水が恋しくなってしまい、三段峡に涼を求めに行くことにしました。イワタバコの開花時期に合わせて・・・です。水梨から入り黒淵方面に向けて柴木川の左岸を下っていきます。王城の少し手前からイワタバコが、その清楚な姿を見せ始めました。足下や目の高さにもたくさん咲いています。花は丁度見頃を迎えようとしておりグッドタイミングでした。

王城の少し先でUターンし引き帰していたところ、偶然にも「E−やま.net」さんと出会いました。山歩きや花巡りを続けていると、たまに、このような出会いがあるものです。いや〜ぁ、嬉しいものですネ!でも初めて会ったような気がしないのが不思議です。

戸河内ICを下りたときに、デジカメを忘れたのに気が付き、一瞬「取りに帰ろうかな」と思いましたが、以前も同じことをして同行人から顰蹙を買っているので、今回は携帯やスチールカメラで花を写すことにして、取りに帰るのは諦めることにしました。思っていたとおりDPE屋から戻ってきた写真には出来の良いのがなくて採用するには至らずでした。結局のところ、E−やま.netさんの作品をちゃっかり頂くことになってしまいました。
イワタバコ
E-やま.netさんと

2006年6月11日(日) 晴れ

ファミールハイキング同好会で、緑滴る三段峡に行ってきました。往復とも高速バスを利用したために、時間が制限され、三段峡正面口〜葭ヶ原(よしがはら)の往復だけになってしまいましたが、天候に恵まれて楽しい一日を過ごすことができました。往路は峡谷の名所や山野草を見ながら、整備された遊歩道をゆったりペースで上っていきます。

途中の石樋というところではモリアオガエルの卵が見られました。残念なことに遊歩道の真上にある卵もあり、これでは孵化しても・・・だが、どうすることもできません。

黒淵からは、渡船組と遊歩道大回り組とに分かれました。遊歩道組の自分は先回りして黒淵荘のおかみさんと雑談しながら渡し舟の着くのを待つ。ここ暫くは大雨も降っていないので水面は穏やかなようです。スリルがないと嘆いている人もいましたが、保津川下りじゃあないんだから仕方ないでっしょ!遊歩道わきの岩壁にはイワタバコの葉が生えているので、もうじき紫色の可愛い花が咲くことを予感させます。

のんびりと歩いて、正面口から2時間と15分で昼食予定場所の葭ヶ原に着きました。渡し舟で少しロスをしているので所要時間は休憩を含んで2時間といったところでしょうか。時刻は丁度12時、木陰に入りお待ちかねの宴会です。だが、帰りのバスの時間が気になるので、1時前に宴会を切り上げて、来た道を引き返します。

帰路は殆どが下りなので、途中1回の休憩を挟んで、1時間半で三段峡正面口まで戻ってきました。バスの出発時間までには30分くらいあり余裕を持って買物が出来たのではないでしょうか。今回は天気予報に振り回されました。予報では雨になったり、晴れになったりと目まぐるしく予報が変わり、前日の予報では日中は雨模様!でも最終的には晴天に恵まれました。

今回の参加者は長老のNさん、理事の仕事が忙しいSさん夫妻、若者のT君、いつも若々しいSNさん、Hさん、NKさんトリオ、そして我が家夫妻の9名でした。皆さんご苦労様でした。

黒淵付近の峡谷
渡し舟のマドンナたち

2004年11月03日(祝日)

紅葉の一番きれいな時期を狙ってでかけました。戸河内の町を過ぎたころから雨脚が激しくなりましたが20分ほどで小降りになったので散策することにしました。奥さんたちを三段峡正面口で降ろして、葭ヶ原で落ち合うことにして、自分は樽床ダムの堰堤に駐車して聖湖から下っていきました。暫くして雨が降り出し昼食時を挟んで2時間くらい降ったり止んだりしていたでしょうか。今年の秋は本当に天候に恵まれない週末や休日が続いてうんざりです。今年は度重なる台風の影響を受け葉がこすれてしまい、紅葉もイマイチだと言われていますが黄色に紅葉したタカノツメはよく目だっていました。でも深入山いこいの村入り口にあるイロハモミジ?の紅葉はきれいですよネ。品種が違うんでしょうか。

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