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山 名
深入山(1153m) 広島県安芸太田町戸河内
登山日 2006年8月27日(日) 晴れ 南登山口から望む深入山
参加者 下の娘
コース 登り:南登山口(11時5分)〜(11:45)東登山道合流(11:50)〜(12:00)深入山
下り:深入山(12:55)〜(13:35)下の東屋(13:45)〜キャンプ場〜(14:10)南登山口
お弁当 深入山山頂で爽やかな風に吹かれながら食べました。
駐車場 グリーンシャワー駐車場(台数を気にする必要はありません。)
トイレ グリーンシャワー管理棟(水洗です。)
まとめ 今日の広島県下の最高気温は32度の予報が出ている。もうじき9月の声が聞かれるというのに毎日残暑が続き一向に涼しくならない。こんなときは芸北の山に避暑にでかけるのが良いだろう。

 深入山方面に出かけるときには、深命水を汲んで帰ることにしています。松原方面からだと、あまご釣り場を右に過ごすと間もなく左側に青色の幟が立っているので判ります。位置的には「深入山いこいのむら」の入口の100mほど手前になります。名水を汲んでいると相次いで2台の車が入ってきた。随分と知られてきたようだ。


補修用の石の入った籠 登山支度をしている最中にも、ハイカーが南登山口から続々と入山している。この暑いのに皆さんどういう目的をもって入山するのだろうか?もちろん自分は、この時期ですからキキョウなどの夏の終わりの花を楽しむためですが・・・。

南登山口のところに、拳〜手のひら大の石ころが籠の中に置いてある。登山道の土が雨で洗い流されているので、その補修のために、登山者に石を山頂まで持って上がってもらおうという趣旨のようです。自分も適当な大きさの石を数個リュックに詰め山頂まで運ぶことにする。小さな石といえども背負うとズシリと重い。こりゃあ入れすぎたようだ。

登り始めて10分くらいで左右の展望が開けてきて。左手には恐羅漢山、右手には大箒山が顔を覗かせてくる。娘に先々週登った恐羅漢山を教えてやると「お〜ぉ!」と奇声が返ってくる。しんどい思いをさせた山だから感慨深いものがあるのだろう。

登山道わきには、シラヤマギクヤマハギキキョウツリガネニンジン、ママコナ、ウツボグサ、準備中のオケラとホクチアザミ、コウゾリナシュロソウヒヨドリバナキクバヤマボクチなどの花が登場し、東登山道合流地点から山頂までは、カワラボウフウカワラナデシコオミナエシキンミズヒキ、アカツメグサ、マツムシソウコオニユリと早くも秋の花が咲き始めている。
コオニユリの橙色が映える

山頂では、5万分の1の地図をつなぎ合せた大きな地図を広げて山座同定をしていた年配の男性と話し込む。1時間前に登ってきたが、そのときはガスが出ていて見通しが悪かったが、待った甲斐があって随分と晴れてきて遠くまで見通せるようになったとのことだった。流石に展望の深入山だけあって360度遮るものは何もなく周囲の山並みがぐる〜っと見渡せます。

自分たちが山頂に着いたときには4組十数名のハイカーが居たのだが、食事をしている間に皆さん相次いで下山され、とうとう自分たちだけになってしまい、広い山頂を独り占めだ!

深入山から南西の眺め 深入山から西側の眺め
深入山山頂から南西方面の眺め(細見谷の開発の行方は) 深入山山頂から西方面の眺め(聖湖が十字形に見える)

下りは林間コースを使用する。北斜面は秋の訪れが早いのか、マツムシソウが見頃を迎えようとしている。この他には、ユウスゲの名残花、ノダケヤマジノホトトギスワレモコウオトギリソウノギランマルバハギクルマバナが咲いていました。

下の東屋の手前に水のみ場がありました。以前はなかった塩ビのパイプが取り付けられており、楽に水を飲むことができるのは有難い。この上には保水力のあるブナの森が広がっているので夏でも枯れることはないだろう。このところ大気の状態の不安定な日が続いており、当日もにわか雨の心配をしたが、雨の降る気配は全くなく楽しい一日を過ごすことができました。
湧き水
おいしそうな深層水が流れ出ている

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