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山 名
高杉山(1149m) 井屋山(1013m) 広島県北広島町芸北
登山日 2005年10月16日(日) 晴れ 高杉山(草尾根より)
天狗石山草尾根より高杉山を望む
参加者 夫婦 Hさん
コース 来尾峠(9時55分)〜低木帯(10:25)〜(10:30)草尾根岩場(10:40)〜高杉分岐(10:55)〜ホン峠(11:10)〜(11:45)高杉山(12:45)〜マキガ峠(13:05)〜(13:15)夫婦岩山(13:25)〜タラガ峠(13:45)〜(14:00)井屋山(14:10)〜(14:40)才乙林道下山口 所要時間4時間45分
お弁当 高杉山山頂のリフト終点で食べました。(東側の岩場も展望が良い。)
駐車場 才乙スキー場進入口付近の路肩の広くなっている部分(駐車場所には困りません)
トイレ 才乙神社(きれいです) ロッジサイオト(今回は利用していません)
まとめ 今日は山口県の実家にて恒例の秋の大収穫祭(実は脱穀のことです)を行う予定でしたが、昨日の大雨で稲架(はぜ)干し中の稲穂が水分を含んでしまい、おまけに田んぼがぬかるみ脱穀機が入らなくなったので収穫祭は残念ながら延期となってしまいました。大雨一過で空は快晴で澄んでいるので芸北の山に行って展望を楽しむことにしました。

 下山口のある才乙林道の峠に移動用の自転車を置いて、才乙の集落に向けて下っていく。稲刈りはすでに終わっており、農家の方は一息ついたところか。でも芸北の秋は短く、すぐにスキーシーズンがやってくると、民宿を営んでいる方やスキー場関係者は再び忙しくなることだろう。才乙スキー場の進入口の路肩が広くなったところに、迷惑にならないように駐車しました。

 駐車場所から登山口のある来尾峠までウォーミングアップを兼ねて歩く。ロッジサイオトの後ろには中野冠山が朝日を浴びて輝いている。道ばたに、アキノキリンソウアケボノソウウメバチソウゴマナツリガネニンジンミゾソバヤマシロギクヨメナリンドウなどの花が、ごく普通に咲いているのを見ると、広島市内から遠く離れた西中国山地の山懐に飛び込んだことを実感する。


花を見ながらのんびりと歩き、駐車場所から30分で来尾峠に着く。今日は天気が良いので来尾峠は満杯だろうと思っていたが1台の車も見当たらない。皆さんはフードフェスタにでも出かけたのだろうか、とうとう下山するまで誰とも会わなかった。メジャーな山では珍しいことです。

登山口から5分で急登が始まる。道ばたに咲くツルアリドオシの赤い実に励まされながら、雑木林の中を喘ぎながら登っていきます。15分ほど喘ぐと、さしもの急登も終わり少し緩やかになって植生は低木帯へと変わってきました。道ばたにはタンナサワフタギの青黒い実が目立ちます。広島県下のあちこちの山でサワフタギを見かけるのだが、天狗石山に限ってはタンナサワフタギしか見当たりません。
才乙の集落(草尾根より)
草尾根から才乙の集落を見下ろす

草尾根のお嬢さん 今日は比較的空気が澄んでおり、草尾根手前の岩場からは、南に高杉山が大きく、その右には十方山〜深入山〜恐羅漢山〜臥龍山〜掛頭山〜大佐山〜大潰山〜雲月山〜島根県の大江高山火山群〜石見冠山〜天狗石山と、大パノラマが展開する。だが三瓶山がその姿を見せないのは少し残念だ!期待していたんだが・・・。

草尾根に出ると、季節を忘れたアカモノアキチョウジアキノキリンソウオトギリソウの紅葉、オミナエシ、一輪のカワラナデシコキンミズヒキの残がい、風にそよぐススキ、ツルリンドウホクチアザミ、最後の一花のマツムシソウヤマラッキョウ、今が盛りのリンドウなど秋の代表的な花の揃い踏みです。
草尾根のお嬢さん(バックは天狗石山)

コマユミ 主尾根を登っていくと高杉分岐に着きました。立派な案内標識は倒れたままで、うっかり見逃しそうになります。ここからミズナラの広葉樹林をホン峠まで下っていきます。秋本番を迎えカマツカコマユミ、ツリバナが赤い実をつけています。

ホン峠は十字路になっており左はオクビ山鞍部を経て佐々木新道に、右は乳母御前神社から才乙タカハシへ、直進は高杉山です。手製のプレートが木に架けてあるので戸惑うことはありません。
ホン峠
真赤な実をつけたコマユミ ホン峠を直進し高杉山を目指す

ホン峠から先は、左斜面が雑木林で右斜面がヒノキ林と左右で全く植生が異なっている平坦な道が続きます。そしてホン峠から15分のところに「←地下水ヵ所400m」の大きな案内標識が立っている。おそらく阿佐山モデル水源林の整備の一環として、このような案内標識を設置したのだろう。今日はロングコースなので立ち寄ることなく直進することにする。

登りにさしかかった頃からブナが目立ち始め、見事なブナ林の中の快適な尾根歩きが続きます。林道細見大塚線(林道まで3km)に下りる道を左に過ごすと、1分も経たないうちに高杉山に着きました。山頂には草に埋もれた四等三角点があるのみで、山頂を示す案内標識やプレートの類は一切見当たらなく淋しいものです。
高杉山のブナ林
高杉山北斜面のブナ林

大暮毛無山(高杉山山頂より) 山頂から南東に30m進んだところの岩場付近からは毛無山が近くに見えます。その右側にも1000m級の山が連なっている。山頂反対西側に少し下りたリフトの終点付近からは西中国山地の名だたる山が一堂に会しているようだ。

吹き曝しのリフト降り場で昼食をとるが、今日は風が無いので気持ちよく過ごせます。あまりたくさんの山が見えていて山座同定するのに草臥れてしまい途中で投げ出す。
高杉山リフト終点
高杉山東斜面から大暮毛無山を望む 高杉山山頂西側のリフト終点

縦走コース 昼食を終えゲレンデの東側(フェンスの外側)から夫婦岩山に向けて作業道を下る。道幅が結構広いので、たぶん作業用の車を通すために設けたものなんだろう。ススキに覆われた作業道にはリンドウがこれでもかというくらい咲いており、まさにリンドウロードといったところか。可愛いセンブリも顔を覗かせている。

作業道から、ただっ広いスキー場のゲレンデに下り正面に見える夫婦岩山に向けてゲレンデを登っていくと夫婦岩山に着く。この山にもリフトが上がってきています。
高杉山(夫婦岩山手前)
リフト終点から縦走コースを眺める 夫婦岩山手前から振り返ってみる

夫婦岩山のリフト終点で周囲の山並みを眺めながら休憩する。東には豊平町境に鎮座する熊城山〜椎谷山の連なりが見え、龍頭山もチョコンと顔を覗かせている。西には才乙の集落とその後方の一兵山家山が見えている。 夫婦岩山から東方向の眺め

貯水槽の左手から入る 夫婦岩山からは、コース案内標識と貯水槽の間から縦走路に入り、雑木林の中を下っていきます。道はしっかりと踏まれており心配はありませんが、如何せん展望のないのが難点だ。タラガ峠まで下ると左右に立派な登山道(生活道)が通っている。推測ですが、左へ下ると林道細見大塚線に行き当たり、右に下ると順覚寺の南側に出るのだろう。

タラガ峠からの登りは急斜面で少しキツい。左側は低木の雑木林で右側がヒノキ林で、丁度その境を登っていきます。傾斜が緩やかになったところで後ろを振り返れば、高杉山からかなり歩いてきたことが判る。高杉山の右手には阿佐山〜大暮毛無山〜熊城山〜牛ヶ首山に至る稜線が午後の日差しを浴びて輝いて見えている。
貯水槽の左手から縦走路に入る

高杉山(井屋山北斜面より) 阿佐山(井屋山北斜面より)
井屋山北斜面から振り返えれば高杉山が遠くに見える 井屋山北斜面から北東に阿佐山の双耳峰を望む

井屋山山頂部は平坦でどこが山頂か判らないが、ヒノキの幹に赤テープが巻いてあるところが山頂か?しかし三角点は見つからない。井屋山からは峠の下山口に向けて下っていく。尾根の左側はヒノキ林でヒノキの枝が登山道ら迫り出していて歩き難い。枝打ちしていただけたら良いのですが・・・やがてカシワの混じるコナラ林の痩せ尾根を進み、続いて、幼木のヒノキが目立つ植林地を通過すると間もなく下山口だ。

下山口付近には、あたかも「そこが取り付きですヨ」と言うかのように松の木が林道に飛び出している。下山口から東に30m登っていくと才乙林道と細見大塚林道の交差する峠です。峠から駐車場所まで5km、来尾峠まではさらに2kmもの距離があるので、縦走するときは今回のように自転車を活用するか、車を2台用意した方が良いでしょう。
才乙林道下山口
才乙林道下山口と目印の松の木

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