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山 名
県立森林公園(千軒平1090m、もみじ平1059m、すずのこ平1080m) 岡山県上斎原村
登山日 2005年4月29日(祝) 晴れ後曇り もみじ平(すずのこ平より)
すずのこ平から西方面の眺め
参加者 夫婦 Hさん
コース 管理センター(8時45分)〜ボーズ原谷(9:35)〜すずのこ平(10:15)〜(11:15)県境三叉路登り(11:25)〜もみじ平(11:45)〜(12:00)千軒平(12:50)〜もみじ滝(13:35)〜(14:10)公園センター 所要時間5時間25分 花の観察に随分時間をとられました。
お弁当 千軒平山頂で食べました。(360度の大パノラマです。)
駐車場 第1駐車場(第1〜第5まで合わせて100台は停められると思います。)
トイレ 第1駐車場、管理センター(手洗い水出ます)、もみじ平(簡易トイレです)
まとめ 県立森林公園に咲くイワウチワは、その南限に当たるそうだ。是非一度はお目にかかりたいものだと思い、今回遠出することにしました。県境尾根で出会ったグループは香川県琴平から来たとのこと。自分たちより遠出をした人もいるものだ。

 朝5時に自宅を出て、国道54号線を三次まで走り、三次ICから中国自動車道を利用しました。高速を院庄ICで降り、そこから国道179号線、県道116号線と乗り継いで8時過ぎに県立森林公園の第1駐車場に滑り込みました。管理センターで地図付きのパンフレットを頂き、自作の花リストに開花中のチェック印を入れ(センター内に貼り出されている開花中の花と照らし合わせて確認)、花巡りに出発します。


管理センターを出て道幅の広い中央園路を進んでいきます。からまつ園地にはザゼンソウミズバショウリュウキンカが咲き乱れ、園地は写真コンクールが実施されているかのように、大きなカメラと三脚を手にしたアマチュアカメラマンで占領されています。自分たちも邪魔にならないように遠慮して写真を撮ります。

左手のまゆみ園地には、キクザキイチゲキンキエンゴサクが咲いているが、多くのカメラマンはこちらの可憐な花には全く目をくれようともせず、スタコラサッサと通り過ぎていってしまう。やはり被写体が大きい方が写し応えがあるのだろうか?さらに進んでいくと右手にいぼた園地があり、ここにもザゼンソウやバイケイソウの若葉がたくさん顔を出していて、カメラマンで一杯だ。
ザゼンソウ
湿原植物のザゼンソウ

チシマザサとツガの木 かえで園地手前から登山道に入ります。あたりには未だに残雪があり今年の冬はいかに雪が多かったかを物語っています。足元にはショウジョウバカマスミレサイシン、見上げればタムシバ、マルバマンサクが咲いています。そしてエンレイソウコチャルメルソウボタンネコノメソウミヤマカタバミが咲き乱れる沢沿いの道をボーズ谷原まで上っていき、急登を少し喘ぐと根曲がり杉だ。

やがてブナが目立つようになってきた。若葉が芽生え黄緑色に染まったブナ林の中をマイナスイオンをたっぷりと吸いながら快適に登っていきます。道ばたにはミヤマカタバミが群生しており目を楽しませてくれます。尾根に出るとチシマザサを切り開いた登山道が続きます。両側にはツゲの木が植えられているが、チシマザサの根が登山道内に延びてくるのを防ぐ役割のためなんだろうか、それとも単なる鑑賞用なんだろうか?そのあたりのことは定かでない。
チシマザサとツゲの木

県境尾根に出て少し下って登り返すと、避難小屋の建つすずのこ平だ。西には千軒平ともみじ平が遠くに見え、300度の方向にでっかい山塊が霞んでいるが、きっと伯耆大山だろう。他のハイカーから仕入れたイワウチワ情報によると「すずのこ平の方は見頃を少し過ぎているが、県境三叉路のところは丁度見頃」とのことであった。

すずのこ平から下っていくこと6分で、本日一番のお目当てのイワウチワに会うことができました。イワカガミと同じような葉をしたウチワの花が登山道の両側に群生しています。ワンダフる〜ぅです。光沢のある葉がイワカガミにそっくりなのは同じイワウメ科だから当然のことだろう。
イワウチワの群生地
イワウチワの群生地

もみじ平が近づいてきた イワウチワの群生地を後にして、オオカメノキの咲く県境尾根を西に進んでいく。ずっと広い登山道が続き並んで歩けるほどだ。標高が1000mを越える高山で、このような登山道を有する山は広島県には見当たらない。小さなピークを越えるると大杉分岐があり、そこからは緩やかなアップダウンが続きます。偶然にもサンカヨウを見つけました。未だ4月なのでサンカヨウは全く予想外でしたが、滅多に見ることができないのでお目にかかれて光栄です。

避難小屋が見えてくると、そこは県境三叉路です。少し欲を出して中央園路の方に直線距離で100mほど下っていくとイワウチワの小群落がありました。こちらの方は丁度見頃で殆どの花が一斉に開いていました。こちらの方がすずのこ平より少し遅れて咲くようです。
もみじ平が近づいてきた

振り返ればすずのこ平(もみじ平の手前) 県境三叉路まで戻り、もみじ平に向けて緩やかな、しかし、距離がある道を登っていきます。昼近くになり気温もぐんぐん上昇きているので暑く感じる。直射日光に晒されっ放しだから・・・。振り返るとすずのこ平が遠くに見えるようになってきた。道ばたを見るとピンクのミヤマカタバミが咲いている。ピンクは初めてだ。岡山県ではピンクが多いんだろうか?

避難小屋とトイレのあるもみじ平は山頂部が広くて大人数でもゆったりとできるが、如何せん展望がない。ここから千軒平までもう少し。急登を少しだけ喘ぐと昼食予定の千軒平に着きました。
ピンクのミヤマカタバミ
振り返ればすずのこ平 珍しいピンクのミヤマカタバミ

大展望の千軒平山頂 千軒平の頂上には視界を遮るものは何もなく360度のパノラマが広がっています。東にはすずのこ平〜霧ヶ峰〜花知ヶ仙〜泉ヶ仙までの連なりが見える。南には斜面に残雪を抱いたきたけ峰が近い。西には若杉山が指呼の間に見える。そして北西方向には裾が大きく広がる三角形の下蒜山の奥に中蒜山と上蒜山が並んで見え、さらに向こうには伯耆大山はぼんやりと微かに見えている。

自分たちが特等席の岩場で昼食をとっていると何組かのグループが登ってきて狭い山頂は瞬く間にハイカーで溢れてしまった。関西弁が聞こえるので兵庫・大阪あたりからはるばる来たのだろう。山頂にはむき出しの地肌からミツバツチグリが顔を覘かせており心が和みます。
大展望の千軒平山頂にて

千軒平からの展望
千軒平から南東方面の眺め。1200メートル級の山が連なっている。

千軒平から県境尾根を東に向かって下っていき、中央園路への下山口を左に見送り、タムシバの咲く斜面をジグザグに登っていき、登りきったところで案内標識に従ってもみじ滝に向けて下っていきます。ジグザグに付けられた横木の階段を下っていくとピンクのイワナシに出会いました。この花も広島県では見ることができないので遠出をした甲斐があったというものです。

滝の音が大きくなってくると、もみじ滝に着きました。沢沿いの道にはコチャルメルソウサンインシロガネソウが咲いている。これで管理センターに掲示してあった殆どの花に出会うことができた。ただハシリドコロだけは目につかなかった。ここから、おたからこう湿原〜あせび台〜まゆみ園地を通って管理センターに戻りました。
斜面に咲くイワナシ
斜面にへばりついているイワナシ

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