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山 名 |
向山（６６６ｍ） | 広島市安佐南区 |
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| 登山日 | ２００４年５月２３日（日） 晴れ |
上奥畑から望む向山(右側の山)
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| 参加者 | 夫婦 Ｈさん | |
| コース | 登り：憩の森下の駐車場(11時55分)〜尾根(12:05)〜584m峰(12:20)〜(12:40)仏峠(12:45)〜(13:10)向山 所要時間１時間１５分 下り：向山(13:15)〜(13:20)展望岩(14:15)〜仏峠(14:30)〜上奥畑登山口(15:00)〜(15:25)憩の森下の駐車場 |
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| お弁当 | 展望岩（２７０度の大パノラマです。） | |
| 駐車場 | 憩の森下の駐車場（２０台くらい停められます。） | |
| トイレ | 憩の森（下の駐車場から徒歩５分。手洗い水はありません。） | |
| まとめ | 午前中マンションの定期総会があったので近場の山にしました。今日は自宅から山口県の周防大島が見えるほど澄んだ天気なので、大展望が期待できるのではないかとワクワクです！ | |
窓ヶ山憩の森は取付道終点の上の駐車場のあるところがメインの登山口になっていますが、今日は窓ヶ山とは逆方向の向山に登るので下の駐車場に車を停めて、南登山道を利用します。駐車場は貸切状態だ！気持ちのいい尾根歩きができて、四季折々の花も楽しめる南登山道なのだが、不思議と皆さん中央登山道を使われるようです。
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駐車場の隅にある横木の階段からうっそうとした杉林の中に入り、緩やかに登っていくこと１０分で尾根に出ます。案内標識には「右：五日市魚切方面」とだけありますが、ここは左側の細い道を取ります。道は狭くなるが、よく踏まれていて歩きやすい。ただし頭上に注意していなければ木の枝で頭を打ってしまうよ。それだけ枝が張り出しているんです。 縦走路にはコガクウツギの他には大して花が見られず、今頃は花の端境期なんよねえと話しながら小さなコブを二つ越えていき、つるつるとして滑りそうなモミの大木のある斜面を登っていくと５８４ｍピークに着きました。山頂には松の木が１本目印のように立っているのが印象的でした。 |
| 尾根にある案内標識 |
| ここからはピークを１つ越え、急斜面を下っていくと仏峠です。登り始めてからずっと展望のない樹林の中を歩いてきましたが、峠の手前で東側が開けているところがあり眼下に五月ヶ丘団地が大きく広がっており、その後方には大茶臼山、さらに遠く野呂山まで遠望することができました。 仏峠は四差路（東西に稜線が走り、北は上奥畑、南は藤ノ木団地）となっており東に登っていく道が向山への道です。峠からは最後の標高差２００ｍ弱の登りが待ち受けています。登山道脇に咲くミヤマナルコユリ、花後のイワカガミ、ナツハゼなどの花を見ながら登っていくと徐々に展望が開けてきます。 |
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| 仏峠（手前が藤ノ木団地） |
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左に展望岩を見送ると５分で全く展望のない向山山頂に着きました。山頂部は少し広まっていますが、三角点と数枚の登頂記念プレートが木の枝にくくりつけてあるだけの何とも淋しい限りの山頂でした。 山頂は展望がないので、山頂から少し戻ったところにある展望岩でお昼にしました。展望岩の名があるだけに、さすがに眺望は一級品ですが、岩がゴツゴツしているのでお尻の収まりが悪いのが難点かな。窓ヶ山のような岩のテラスだったら、ゆったりと足を伸ばしてくつろげるところなんですが…。 |
| 展望のない向山山頂 |
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| 展望岩から眼下に広がるＡシティとその後方に連なる山々を望む |
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北側のみは樹木に遮られていますが、他は目を見張るばかりの素晴らしい景色が広がります。時計廻りに白木山塊〜高鉢山〜呉娑々宇〜鉾取山塊〜絵下山〜江田島〜能美島〜安芸の宮島〜極楽寺山〜窓ヶ山〜阿弥陀山〜東郷山と見渡せます。 遠くの山では、呉娑々宇の左後方に東広島の山が見えます。金ヶ燈篭山の右奥には川尻町の野呂山が横たわっている。また宮島弥山の後方遥かに周防大島がはっきりと見えました。 |
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| 藤の木団地が広がる | 展望岩から縦走路を振り返る |
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帰路は仏峠を右に折れて上奥畑登山口に出るコースを選択しました。ギンリョウソウ、コバノフユイチゴ、ミヤコアオイの咲く薄暗い杉の植林帯の中を右に谷を見ながら下っていくと、遠く沢の音が聞こえてくる。右に堰堤を過ごし、やがて眼下に沢が見えるころから湿り気を好むチャルメルソウ、トウバナ、フタリシズカ、ミズタビラコなどの花が登場してきます。 前方が明るくなり舗装路が見えてくると上奥畑登山口です。白いガードレールの右端に「登山口」の記入のある黄色のテープが巻きつけてあるだけなので取り付きが少々判り難いかもしれない。車道ばたに咲くオカタツナミソウ、タニギキョウ、ユキノシタの花を見ながら舗装路をテクテク歩いて下の駐車場に戻りました。 |
| 上奥畑登山口 |
