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山 名
天狗石山(1191m) 広島県芸北町
登山日 2002年9月29日(日) 澄みきった青空 草尾根から望む天狗石山
草尾根から望む天狗石山
参加者 夫婦
コース 登り:才乙スキー場〜来尾峠〜草尾根〜天狗石山 所要時間1時間30分
下り:天狗石山〜高杉別れ〜ホン峠〜タカハシ〜才乙スキー場
お弁当 天狗石山山頂(展望台の中)
駐車場 才乙スキー場(オフシーズンにつき利用させていただきました。)
トイレ 才乙神社(きれいなトイレです。紙あります。手洗い水も出ます。)
ロッジ才乙の外来者用屋外トイレ(紙あります。手洗い水も出ます。)
まとめ 天狗石山の草尾根は山野草の宝庫だ。私はどちらかというと眺望の方を求めるが、たまには奥さんにつきあって花を観察することにする。日頃の行いがよい?のか視界がよく花も多く満足の1日であった。

 才乙スキー場のセンターハウス前駐車場に車を置いて出発する。この時期スキー場には誰もいない。ガランとしている。来尾峠まで15分ばっかしウォーミングアップを兼ねて歩く。来尾峠からは右にある登山口(左は一兵山家山の登山口です)に取り付く。なだらかな道を5分ばっかし登ると標高差200mの直登が待ち構えている。しかし事前に心の準備ができていたので驚くには至らない。オーバーペースは禁物だ!あせらず一歩一歩登っていく。直登が終わると緩やかな道になる。おやおやセンブリが小さい花をつけているではないか。群生とまではいかないが所々に咲いている。このきつかった登りにとってはセンブリは一服の清涼剤だ。

 30分我慢すると草尾根に出る。すごい山野草と眺望だ、まるで不思議の国にやってきたようだ。アキチョウジアキノキリンソウオミナエシカワラナデシコセンブリツリガネニンジンマツムシソウヤマラッキョウリンドウなどの秋を代表する花のオンパレードだ。一方、山の方は高杉山の左奥には湯来の東郷山が見える。さらに右方向に目をやると十方山〜恐羅漢〜臥龍山・掛頭山〜雲月山の山稜が風景写真のように望める。目と鼻の先には、中野冠山〜ノベリ山〜野上山〜一兵山家山が佇み、北方向には遠く大江高山火山群や三瓶山などの島根県の名山が肉眼ではっきりと確認できる。今から登る天狗石山もドッシリとした雄姿を見せてくれている。



草尾根を後にし、約10分で高杉山方面からの縦走路合流点に着く。ここにきて東方向の展望が開け、高杉山の左にチョコンと東郷山が顔を出してくる。

芸北の山に登って南に連なる山並みを同定しようとするとき、決まって真っ先に確認する山が東郷山なんです。

 高杉分岐から山頂まで20分。のんびりと花と山の写真を撮っていたので山頂までずいぶん時間がかかってしまった。山頂の展望台では既に男女3名のグループが食事中だ。隣の岩場は10人ばっかしの団体さんがこれまた食事中。展望台の隅の方が少しあいていたので、そこに陣取って麦酒タイムとする。暫くすると同年輩くらいの夫婦連れが登ってこられ食事の場所を探しているので、すかさず「ここ空いてますよ。少し詰めれば大丈夫ですから」と言い、夫婦連れが3組目の展望台の客となった。しかし最初から居る3人グループは全く意に介さずで、あまり広くない展望台の大半のスペースを占めたままで、大声で方々の山に行った自慢話をしている。こんな輩を見ていると「どうして譲り合えないのだろうか」とある意味で可哀想に気持ちになってきます。


山頂の展望台(右奥に三瓶山が見える) 夫婦連れの方から「シイタケ」を頂いた。来る途中に温井ダムに寄って買ってきたと言う。花がたくさんあったがアケボノソウが咲いていなかったという話をすると、「そうですねえ〜。猫山にはたくさんありますよ。」とのことであった。猫山はネコヤマヒゴタイの咲く頃に登ってみたいと思っている。うまいこといけば同時にアケボノソウも確認できるかもしれない。

ところがどっこい、天狗石山にもアケボノソウが咲いていたのです。乳母御前神社から高杉林道に入り、タカハシまで下る途中の道路脇に至るところに咲いていた。ソバカス美人。可愛いですよねぇ〜。

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