| 鯉が窪湿原 （岡山県哲西町） | 戻る |
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| 鯉が窪湿原は「西の尾瀬沼」とも形容される湿原で、鯉が窪池の上流に集中して広がり、面積３．６ｈａで、一周すれば２４００ｍあります。ゆっくり歩いて１時間くらいです。 この湿原には満朝系の残留植物や寒地植物、日本固有植物、その他周辺の植物を含め、およそ３００種類を越える多彩な植物が自生しています。中には満朝系の植物であるオグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギク等の貴重な残留植物が多数生育し、これは標高５５０ｍの中層地にある湿原としては極めて珍しく、「鯉が窪湿性植物群落」として１９７９年に国の天然記念物に指定され、哲西町が保護管理にあたっています。 案内図はこちらから ===> 鯉ヶ窪湿原の付近の要図 |
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訪問月別に、湿原の花とそれ以外の花についてまとめてみました。
| 訪問月 | 湿原に咲く花 | 湿原以外の花 | 備 考 |
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| ５月 | アギスミレ、トキソウ、もうじき開花するバイケイソウ、遠目に見るリュウキンカ | エゴノキ、ガマズミ、タンナサワフタギ、ツクバネウツギ、満開のヤマボウシ、レンゲツツジ | 04/05/30…すずらんの園とセットで |
| ２００４年５月３０日（日） この日は天気が芳しくないので、山登りをパスして湿原巡りに出かけました。季節的にもスズランが見頃なので、先ずはおもつぼ湿原を見て、次いで鯉ヶ窪湿原を訪れました。この２つの湿原は距離的にも近いので自分を含めてセットで回る人が多いのではないでしょうか。 駐車場には５台くらいの車が停まっていました。今日はあまり入っていないようです。入口で入園料（湿原の維持協力金）２００円を払い入園します。そして鯉ヶ窪池の畔をゆっくりと花を観察しながら一周しました。一番奥の３号橋のところにヤマボウシが満開の花を付けていたのが印象に残りました。 |
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| 植物名 | ５月 | ６月 | ７月 | ８月 | ９月 | 植物名 | ６月 | ７月 | ８月 | ９月 | 10月 | ||||||||||||||||||||
| 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | ||
| リュウキンカ | ミミカキグサ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| サワオグルマ | ムラサキミミカキグサ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ハンカイソウ | ホザキノミミカキグサ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ノハナショウブ | モウセンゴケ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| トキソウ | ムカゴニンジン | ||||||||||||||||||||||||||||||
| コバギボウシ | ヒメシロネ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| オグラセンノウ | アギナシ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| コタヌキモ | ビッチュウフウロ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ヒツジグサ | キセルアザミ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| クサレダマ | シラヒゲソウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| アギスミレ | サワヒヨドリ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ドクゼリ | ミズオトギリ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| シモツケソウ | ミヤコアザミ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| コバノトンボソウ | タムラソウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| エゾミソハギ | スイラン | ||||||||||||||||||||||||||||||
| カキラン | ヤマラッキョウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| サワギキョウ | アケボノソウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| サギソウ | ミコシギク | ||||||||||||||||||||||||||||||
