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山 名
野登呂山(453m) 広島市安佐南区
登山日 2004年8月29日(日) 晴れ 権現山より望む野登呂山(03/07/20写す)
権現山より(03/07/20写す)
参加者 夫婦
コース 登り:弘億団地登山口(7時30分)〜(8:00)谷から尾根に出る(8:05)〜ゴルフ場ルート合流(8:20)〜(8:30)手前のピーク(8:35)〜(8:45)野登呂山 所要時間ロスを除くと1時間10分
下り:野登呂山(8:50)〜(9:05)上の鉄塔(9:40)〜下の鉄塔(9:50)〜小川を渡る(10:10)〜(10:25)弘億団地登山口 所要時間ロスを除くと1時間
お弁当 下山してから自宅で食べました。
駐車場 登山口からサンハイツの方に50mのところにある空き地に4台くらい。(登山者用?ではないと思います。バス利用が賢明です。)
トイレ ありません。
まとめ 超大型の台風16号が西日本をうかがいつつある。当初の予想よりはスピードが遅く、今日日中は雨の心配はしなくて良さそうです。しかし遠出をして万一降られてもかなわんし、台風のせいで気温も高くなりそうだと言うことで、安近短(近場の山で早朝登山)にしました。

 自宅を7時に出て登山口に着いたのは7時20分。これだから地元の山は楽だ!登山口のところで犬を連れて散歩中のオジサンと挨拶を交わす。山頂までの所要時間を尋ねられたので、1時間強と答えておいた。無難なところだろう。なお、登山口は弘億団地バス車庫からサンハイツ団地の方に100mほど行ったところにある。中国電力の電柱番号は「サンハイツ支25」です。


弘億団地からの登山口 里山は花が少ない。登山口から暫くは明るい道が続くのだが、目に入るのはアキノタムラソウガンクビソウキンミズヒキ、花のないトウバナ、果実を付けたヌスビトハギ、ハシカグサくらいしかない。

ところで野登呂山には案内標識の類いは一切ありません。地元の人にとっては慣れた裏山なんでしょうけど、自分を含めて初めて登る人にはそう簡単ではありません。山の地形を予め頭に入れておいて、地図を読みながら登っていかないと、あらぬ方に行ってしまいます。ですから、わかり易いように箇条書きにしてみました。
保安林標識のある分岐
弘億団地側の登山口 保安林標識のある分岐

上り@ 登山口から1分で道が二分する。直進と右の道。ここでは直進し小川に沿って登っていく。
上りA 登山口から3分で石組みがある。ここでは石組みの右側から回り込んで登っていく。うっかり直進しないように!
上りB 登山口から5分で道が二分する。右の道をとる。黄色のひし形の保安林標識「土砂流出防備・保安林・広島県」が目印です。
 左の道・・・平坦な直進道。ガイドブック「あさきた里山いちばん」で解説している道。今回は下りに使いました。
 右の道・・・登っていく道。ガイドブック「ふるさとの山歩き」で解説している道。今回、登りに使いました。
上りC 登山口から10分で道が二分する。真ん中に松の木がある。ここは左の谷道に入る。テープのある右の道は尾根道。左下の写真
上りD 登山口から15分(谷道に入って5分)で、沢を右岸に渡り、右手に沢を見ながら登っていく。沢の両方の斜面ともスギの植林帯。
上りE 登山口から25分(谷道に入って15分)で道が二分する。左は斜面を登っていく道だが、ここは右の枯れ沢の方に進む。
 やがて右手に尾根に上る道が見えてくるので尾根道に上る。気がつかずに進んでいくと踏み跡が不明瞭になるので注意!

谷道と尾根道の分岐点 尾根に出てやっと一安心です。小休止を入れて、倒木の多い急斜面を登っていきます。左手にはようやく樹木の間から野登呂山が見えるようになってきました。約10分で左から登ってくる道が合流してきますが「谷を詰めて登ってくる道」だろうと早合点してしまい、そのまま直進してしまいました。野登呂山からだんだん遠ざかっていくので「しまった、今進んでいる道は中央ゴルフ場の方から登ってくる道だ」と気がつきました。ですから「谷を詰めて登ってくる道」と思ったのは「野登呂山に向かう道」だったわけです。5分くらい時間をロスしました。

先程の合流地点まで引き返し、進路を西にとって野登呂山への最終アプローチに入ります。随所に打ち込んである「安佐町有林」の石柱に導かれながら、小ピークを1つ越えると、山頂手前で後山からの登山道が合流してくる。ここを左にとり20mで野登呂山の山頂です。
谷道と尾根道の分岐点

野登呂山山頂 山頂からは、東南方向に呉娑々宇の山塊が大きく、その右側には金ヶ灯篭山の範囲まで望むことができる。遠くには灰ヶ峰が何とか見えます。

各ガイドブックには山頂付近から、武田山〜火山方面、沼田大塚の広島アジア大会会場付近が見えるとありますが、周囲の樹木が成長したのであろう、それらしき方向を見通すことはできまかった。唯一開けている東南方向も、このままでは近いうちに樹木に遮られてしまうのではないだろうか。登るのなら早めに!
毘沙門台団地
樹木に囲まれた野登呂山山頂 眼下に広がる毘沙門台団地

帰路は、山頂から南西に伸びる尾根道を下っていきます。前方に樹木の間から荒谷山を見ながら、急斜面を滑らないように下っていくと上の鉄塔に出ます。ここにきて、やっと武田山〜火山が見え、荒谷山も間近に大きく見えました。ここから道幅が1mはありそうな快適な道をのんびりと下っていくと、廃油プラント工場の手前の車道に飛び出した。次なるルートを探してウロウロしたが、諦めて鉄塔のところまで引き返しました。今度は25分の大幅な時間のロスです。

よく見ると、上の鉄塔からは平行して2本の道が下っているではないか。最初に入った右側の道は萩原峠への道で、左側の道に入るのが正解でした。里山は縦横無尽に登山道や管理道が走っているので注意しなければならないのだが、ついうっかりで猛省する次第です。
上の鉄塔からの下山ルート
上の鉄塔からの下山ルート

下り@ 上の鉄塔で左の道に入る。3本並んで建っている紅白ポールの左から1本目と2本目のポールの間の道に入る。
下りA 上の鉄塔から2分で道が二分する。テープのある右の道に入る。左の下る道は中電の管理道のような気がする。
 右手に砕石場や、廃油プラントの工場を見ながら、緩やかに下っていく。
下りB 上の鉄塔から10分で下の鉄塔に着く。鉄塔の手前で左に直角に折れ、石柱のところから再び山の中に入っていく。
下りC 下の鉄塔から11分で、左から道が合流してくる。どこからの道かはわかりません。
下りD 下の鉄塔から13分で道が二分する。直進はサンハイツに下る道。左の道に入り大きくUターンして下っていく。
下りE 沢にぶつかる。沢の手前で右岸に沿って50mくらい下り、沢を渡って反対側に見える登山道に入る。下の鉄塔から20分。
 注意を要するところです。赤テープを確認しながら進んでいって下さい。沢のふちを歩いた方が楽かも?
下りF 左右に広がる杉と桧の植林帯の中を下っていくと、保安林標識のところに出てきます。

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