赤名湿地性植物群落 (島根県飯南町・旧赤木町) | 戻る |
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赤名湿地性植物群落は、町内の福田地域にある長尾池を中心に広がる沼沢に発達した、県下最大のハンノキ林と、その林下に生育する貴重な湿地性植物が特徴として知られており、面積は30haに及びます。ハンノキの淋縁には、現在では自生地の最西限とされているミツガシワをはじめ四季折々の花が咲き、訪れる人を楽しませてくれます。 開放湿地には、サギソウ・トキソウ・カキランなどの野生ランや、モウセンゴケ・ミミカキグサなどの食虫植物も自生し、さらには「幻のトンボ」といわれるハッチョウトンボも生息しています。すぐ近くには、モリアオガエルの棲む池と山野草の森があり、まさに自然の博物館ともいえる貴重な所です。 旧赤木町のサイト ===> https://www.satoyamania.net/spot/2019/03/post-7.html |
訪問月別に、見られる花をまとめてみました。
訪問月 | 湿地に咲く花 | 湿地以外の花 | 備 考 |
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8月 | オモダカ、キセルアザミ、コバギボウシ、サギソウ、サワギキョウ、サワヒヨドリ、シロイヌノヒゲ、ナガバノウナギツカミ、ヒメシロネ、ミゾソバ、ミソハギ | イヌトウバナ、オミナエシ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、シラヤマギク、ツユクサ、ツリフネソウ、ヌスビトハギ、ヤマジノホトトギス、ワレモコウ | 05/08/28…女亀山とセットで |
2005年8月28日(日) 女亀山から下山して、のサギソウ目当てで赤名湿原を訪れる。もうじき9月の声を聞こうという時期だけに、サギソウは終わっているかなと思ったりもしたが、頑張って咲き続けてくれていた。まさにサギが羽を広げたような形をしており美しいとしか言いようがありません。開放湿地には遊歩道や木道が施設されていて足下を気にせずに歩けるのは有難い。でも木道から湿地内に降り立った形跡があるのは残念。近寄って写真を撮りたい気持ちは判りますが・・・。 |