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山 名 |
大海山(325m) 勘十郎岳(246m) | 山口県山口市 |
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登山日 | 2009年4月26日(日) 晴れたり曇ったりで一時小雨 |
秋穂天田より望む大海山
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | 千坊川公園駐車場(10時20分)〜大海山東登山口(10:25)〜(10:45)展望地(10:55)〜(11:00)展望台分れ(11:05)〜(11:30)大海山(11:40)〜小コブ(12:00)〜(12:20)勘十郎岳西峰(13:15)〜沢筋道合流(13:35)〜(13:50)千坊川公園駐車場 所要時間3時間30分 | |
お弁当 | 勘十郎岳西峰で食べました(周回ルートでは中間点の大海山山頂がお昼の第一候補です) | |
駐車場 | 千坊川砂防公園駐車場(20台くらい停められます) | |
トイレ | 千坊川砂防公園(水洗で清潔なトイレでした) | |
まとめ | 中国山地の高山ではカタクリの花が満開を迎えつつある。しかし今週末に限っては天気は芳しくなく、カタクリの花は諦めて、気候温暖な瀬戸内海沿いの山に登ることにしました。つい先日登った狐ヶ峰・魚切山で地元の方から薦められた大海山にLetsGo! |
広島ICから山陽自動車道に乗り西進する。防府市に入った頃から雨が降り出し、トイレ休憩をした佐波川SAでは強風と相まっての横殴りの雨がとなる。本日の山口県中心部の降水確率は午前30%午後20%と、そんなに高くはないので安心して出かけたんだが・・・一体全体どうしたことか。山口南ICで下りて時間稼ぎのつもりで、わざと遠回りして、登山口のある千坊川砂防公園に向かう。その甲斐あってか、いつの間にか雨雲は遠ざかり青空が広がってきたぞ。でも少しばかり時間をロスしてしまった。
この先に公園があるのだろうかと疑いたくなるような細い道を進んでいくと砂防公園内に入り車道の終点が駐車場になっていた。駐車場には1台の車も見当たらない。人気の山と聞いていたので拍子抜けしてしまう。だが今日のような荒れ気味の天気では皆さん外出を見合わせているのかもしれない。 左の写真の黄矢印のところに東登山口の案内標識があり、そこから園内に入ります。園内を真っ直ぐ進みトイレの左手の少し先で小川を渡り管理道(遊歩道)に出る。園内にも案内標識があり迷うようなことはないが、一番簡単なのは駐車場から来た道を100mほど戻り、管理道に入るコースだろう。 |
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駐車場(写真の奥から上がってきた) |
左手に大海山の稜線を見ながら、遊歩道をのんびりと進んでいと案内標識の立つ東登山口。ここからも暫くは幅広の遊歩道が続いていたが、竹林の中を進んでいくうちに普通の登山道に変わっていく。登山道は谷沿いに付いていて何度も渡渉を繰り返しながら高度を上げていきます。 やがて雑木林の中の急登となるが、それも束の間で前方が明るくなってくると、尾根上の展望地に飛び出す。高度は200mにも満たないものの、高度感に溢れた絶景地だ!北東〜南西にかけて180度のパノラマが広がります。東には防府の楞厳寺山や大平山、南は瀬戸内海〜きららドームが見えている。大平山が霞んで見えるので防府の方は時雨れているようだ。 |
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大海山東登山口 |
展望地から尾根道を進んでいくと3分で見晴台分岐があるので立ち寄ってみる。分岐から見晴台までは片道2分くらいの僅かの距離だった。道は完全に踏み固められていないので、拓かれて間もないんだろう。見晴台のピークには手造りのベンチがこしらえてあり、おもちゃの鯉登りが泳ぐ。展望はマアマアで、眼下には砂防公園が見え、勘十郎岳の左後方にトデコボコの秋穂八ヶ岳が見える。 分岐まで戻り、尾根道を登っていくと、7分で右手から大海からの登山道が合わさる。案内標識には「大海方面⇒」と書いてあるので、うっかり大海(これは住所)を大海山と勘違いしないで欲しいですね。勘違いしても道が下っているので、すぐにおかしいと気がつく筈。 |
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新しく拓かれた見晴台 |
気持のよい尾根歩きが続く。日当たりのよいところには可愛いヒメハギが咲いている。雑木林で概して展望はないが、双耳峰の勘十郎岳の真後ろに火ノ山が見えるところがあった。 登りきったところに大海山山頂方面の分岐があり、右折して心持ち登っていくと分岐から1分で大海山に着く。 |
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勘十郎岳と秋穂八ヶ岳 | 大海山方面への分岐 |
大海山の山頂からは、南に風光明媚な瀬戸内海が広がり、まさに 「展望を楽しむ」 です。見える方向と範囲は、最初の休憩地点の尾根展望地と殆ど変りない。今日は視界が良いので由布岳が見えるかなと楽しみにしていたんだが、何とか姫島が見え、その先の国東半島がぼんやりと見えるくらいで、遠く由布岳まで望むことはできない。 山頂から50度の方向に伸びる道は大海方面に下る道だろう。山頂に、御伊勢山周回コースを新設したとの案内がパウチされて置かれていた。遠くから眺めたときに、御伊勢山山塊を秋穂八ヶ岳と取り違えたことが幾度かある。低い山だが機会があれば登ってみよう。 |
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大海山山頂の花のお嬢さん |
登山道にクロバイの花ぴらが無数に落ちている。ムベの花も落ちている。展望のない道を下っていき、左に砂防公園へ下る道を過ごし、なおも下っていくと前方に勘十郎岳が顔を覗かせる。当初は大海山でお昼の予定だったが、時間が早いので勘十郎岳に変更した。あそこまでいけばお昼だ! 鞍部まで下ると右手に福西山方面への道が分岐する。案内プレートにはSコースとあるが、はて、Sとは何ぞや?最近のゆうゆうに紹介されていた堰堤に下るルートだと思うのだが…。鞍部から2分で小コブを乗り越して、勘十郎岳への登りにかかる。 |
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勘十郎岳を見ながら下っていく |
勘十郎岳への登りで、今日初めて登山者に出合う。砂防公園の駐車場はガラ空きだったので、人と出合ってほっとした…これは正直な気持ち。勘十郎岳東峰にはカマツカのような花が咲いている。これは東登山口から、ずっと見かけた花だ。このような花弁の花は多いので、なかなか名前が特定できないのが悩みです。 ここから少し下り登り返すと勘十郎岳に着きました。勘十郎岳からの眺めは最高だ!周囲には遮るものは何もなく、360度ぐる〜っと見渡せる。眼下には千坊川砂防公園が見える。なるほど、駐車場の車の数が増えているよ。眺望を楽しみながらお昼をとっていたが、暫くすると小雨が降ってきたので、そそくさと後片付けをして下山にかかる。 |
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勘十郎岳の花のお嬢さん |
勘十郎岳から望む秋穂八ヶ岳 | 勘十郎岳から望む魚切山 | 勘十郎岳から望む楞厳寺山 |
勘十郎岳から1分で分岐がある。左折は「砂防方面」のプレートがあるが、踏み跡の明瞭な直進の尾根道には何らのマーカーもないので、安全策をとって左折する。小雨が降っていたので早く下りたいという気持ちが左折を選択したのかも。 岩の多い斜面を下っていき雑木林に入り、ヒノキの植林帯を抜け沢を渡ると谷道に出ました。案内標識によると、今下ってきた道は「大海山縦走新ルート」でした。 |
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分岐は「砂防公園」方面左へ | 谷道へ下りてきた |
谷道を3分下ると左手にテント小屋(物置小屋)があり、そこから道幅が広くなる。道ばたに生えているワラビを摘みながら下っていく。大きな砂防堰堤のところから舗装路に変わる。振り返り今日歩いた稜線を眺めながら下っていくと駐車場の車止めのところに帰ってきました。 帰路、「道の駅あいお」に立ち寄ってみる。何年か前に訪れたことがあるが、いつのことだか思い出せない。年をとったのかなぁ? |
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駐車場のところに帰ってきた |
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