HOME 戻る
山 名
大野権現山(700m) おむすび岩(658m) 広島県廿日市市大野町
登山日 2008年6月1日(日) 快晴 大野権現山(ベニマンサク湖畔より)
大野権現山(ベニマンサク湖畔より)
参加者 夫婦 上の娘
コース 自然観察センター(9時55分)〜北岸広場東屋(10:10)〜権現山登山口(10:15)〜(10:40)おむすび岩分岐(10:45)〜(11:10)大野権現山(11:15)〜おむすび岩分岐(11:35)〜小コブ(11:55)〜(12:10)おむすび岩(12:50)〜おむすび山登山口(13:25)〜(13:40)自然観察センター 所要時間3時間45分
お弁当 展望の良いおむすび岩で食べました。(落ちないように注意して下さい。)
駐車場 おおの自然観察の森駐車場(50台くらい停められます)
トイレ 自然観察センター(水洗です)
まとめ 土曜日に田植えを終えて、予備日としていた日曜日は運よく空いた。今回は上の娘が同行するというので、羅漢山・深入山・吾妻山山開きなど比較的楽な山を検討したが、温泉好きの面々の要望を採り入れて、結局のところは、おむすび岩+べにまんさくの湯となりました。メンバーは違えど、ちょうど一年前に同じルートで登っているので詳細はそちらをご覧下さい。

 ちちやすチューピーパークの入口を左に過ごし山陽自動車道の側道を大野IC方面に向けて走り、「おおの自然観察の森」の案内標識に従って右折して、中津岡川沿いの狭い道を登っていきます。道幅は狭いが離合には困らない。道路沿いにはウツギやコガクウツギの白が目立ちます。駐車場には1台の車も見当たりません。どうやら一番乗りのようです。


おむすび岩(ベニマンサク湖畔より) 駐車場のトイレの前の階段を下ってベニマンサクロードを進んでいくと、ベニマンサク湖と自然観察センターの建物が見えてくる。ほんの少し寄り道をして湖畔からおむすび岩を見上げるが。未だおむすび岩は健在で大岩の上にチョコンと乗っている。

センターに立ち寄って登山届けに記入する。昨年?から交替された新しい園長さんが、ハッチョウトンボの詳しい説明をして下さるが、自分は昆虫には詳しくないので、聞き役は奥さんにまかせる。建物内には園内で見ることのできる山野草の写真が並べられている。園長さんの話では盗掘も多いとのこと、気掛かりです。今の時期はどんな花が見られるのかを確認し「13時半ころに戻ってきます」と言い残して出発する。
ベニマンサク湖畔から望むおむすび岩

湖畔沿いの遊歩道を進んでいくと、右手にモリアオガエルの池がある。池の真上にせり出した枝に卵の塊が幾つも生み付けられている。北岸広場の東屋のところから案内標識に従って山の方に入っていきます。山桜は真っ赤なサクランボを付けているが見た目にはおいしくなさそう!エゴノキは殆ど終わっており無数の花びらが登山道を埋め尽くしています。主稜線のおむすび岩分岐に出たところで小休止。

先ずは大野権現山に登るので左折して登っていく。登山道は概ね主稜南斜面を巻くように付けられており、大野権現山の直下から山頂に向けて一気に登っていく。
ヒノキ林
ヒノキ林の中の明るい登山道

大野権現山 山頂手前は木製の階段が取り付けられているのだが、如何せん段差が高すぎる。昨日の農作業の影響も少しは出ているのか、とてもきつく感じます。祠と山頂標識のある権現山山頂周辺には大きな岩が幾つか点在しており、岩の上に立つと見晴らしが良い。

今日の視界はマアマアかな。特に北西から北東にかけての眺めが素晴らしく、寂地山系〜大峰山〜東郷山〜のうが高原〜極楽寺山方面がきれいに見える。他の方向も樹木が少し邪魔をするものの、山座同定は可能です。
大野権現山山頂にて

大野権現山山頂から北方面の眺め(吉和冠山が以外と近くに見えるような気がしました)

権現山からは登ってきた道を下っていき、「権現山0.8km、おむすび岩1.0km」の案内標識の立つおむすび岩分岐まで戻ってくる。そこからおむすび岩に向けて尾根道を進んでいきます。段差のある階段を登りきると測量用のポールの立つピークに着く。ここから5分で、「権現山1.8km、おむすび岩0.4km」の案内標識を見る。おかしい?計算が合わない?権現山〜おむすび岩までは1.8kmのはず。見間違いか、それとも、記録間違いか、はたや、単純に標識の書き間違いか?それにしても0.4kmはどこへ行ったんだろう?そんなことを考えながら小コブから最後の下りにかかると、麓から正午を告げる「恋はみず色」のメロディが風に乗って聞こえてくる。懐かしきかなポール・モーリア・グランドオーケストラの看板曲だ!烏帽子山方面への縦走路分岐を左に過ごすと間もなくおむすび岩に着きました。


おむすび岩 おむすび岩は大きな岩の上にチョコンと乗っている。おむすび岩はどこから来たんだろうか?それとも大きな岩の一部なのかと、考え込んでしまいます。

おむすび岩の向こうには安芸の宮島が横たわっている。眼下にはベニマンサク湖が見える。湖畔からおむすび岩が肉眼で見えるんだから、当たり前ですが…。南〜西にかけては、経小屋山〜傘山〜高鉢山〜瓦小屋山〜三倉岳〜羅漢山と続き、先ほどまでいた大野権現山の右側に錦町の小五郎山が見えている。見える範囲は限られているが周辺に高い山があるので遠くまで見通せます。
動きそうで動かないおむすび岩

おむすび岩から望む大竹市の山並み(同じような高さの山が幾重にも重なって同定しにくい)

コガクウツギ ホオノキ コアジサイ ナツハゼ
今が盛りのコガクウツギ センター前にホオの花が やっと咲き始めたコアジサイ 主稜線に咲くナツハゼ

下りは、おむすび岩の横から下っていく。こちらの道は一部分が塹壕のようにえぐれていて、階段が浮いていたり流されていたりで、補修が必要だ。約35分で学習広場奥のおむすび岩登山口に下りてきた。自然観察センターまで戻り、園長さんと少し話をして自然観察の森を後にする。

その後、宮浜温泉の「べにまんさくの湯」まで足を延ばし汗を流す。割引クーポンを印刷してきたので100円引き!それでも高いなあ!価値観の問題か!浴槽からは、未だ未踏の岩船岳が海の向こうに横たわっているのが見える。一見すると形の良い山のようだが…来春にでも登ってみることにしよう。
岩船岳
岩船岳(べにまんさくの湯2階休憩所より)

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送