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山 名
大野権現山(700m) おむすび岩(658m) 広島県廿日市市大野町
登山日 2007年6月2日(土) 曇り おむすび岩(ベニマンサク湖畔より×11倍)
おむすび岩(ベニマンサク湖畔より)
参加者 真澄(下の娘)
コース 自然観察センター(10時)〜北岸広場東屋(10:20)〜権現山登山口(10:25)〜(10:40)おむすび岩分岐(10:45)〜(11:10)大野権現山(11:15)〜おむすび岩分岐(11:40)〜小コブ(11:55)〜(12:10)おむすび岩(12:55)〜おむすび山登山口(13:30)〜(13:40)自然観察センター 所要時間3時間40分
お弁当 展望の良いおむすび岩で食べました。多人数なら大野権現山の方が良いでしょう。
駐車場 おおの自然観察の森駐車場(50台くらい停められます)
トイレ おおの自然観察の森駐車場、自然観察センター(何れも水洗です。)
まとめ 朝起きると雨が降っているではないか。天気予報では「日中は概ね晴れで夜遅く西の方から崩れてくる。」とのことでしたが、今回は予想が外れたようだ。県北の山にグリーンシャワーを浴びに行こうと思っていたが、この天気では近場の山への変更を余儀なくされる。娘に「未だに落ちないおむすび岩」を見に連れて行ってあげることにした。

 山陽自動車道大野ICから妹背の滝方面の道に入り、細くてクネクネした道を上がっていく。今日の運転手は娘だから気楽なもんだが、助手席に座っていると随分長く感じる。渡ノ瀬ダムからの道と合流してからも、かなり走ったような気がしてならない。おおの自然観察の森駐車場には1台しか停まっていない。土曜日というのに淋しい限りだが、この天気では出かけるのを見合わせている人が多いんだろう。


大野権現山(ベニマンサク湖畔より) 登山支度をして駐車場のトイレの前から、遊歩道に下りて自然観察センターへと向かう。駐車場から自然観察センターまで距離にして僅か200mの間の通称「桜の並木道」には、ずっとベニマンサクの樹が立ち並んでいる。紅葉の時期は無論だが、今の芽生え直後のベニマンサクも緑が目に鮮やかだ!他には今が盛りのコガクウツギや咲き始めのコアジサイが出迎えてくれている。

ベニマンサク湖畔で今日のルートを確認する。曇り勝ちで視界もパッとしないが、肉眼でおむすび岩が確認できる。自然観察センターに立ち寄り入園届けに記帳を済ませ出発します。園長さん?に今日2組目の登山者であることを教えてもらう。どうやら駐車場に停まっていたのは登山者の車のようだ。
ベニマンサク湖畔から望む大野権現山

広場 園内の樹木ウォッチングや、モリアオガエルの池を散策しながら、ベニマンサク湖畔を反時計回りにのんびりと歩いていくと、自然観察センターから20分で大きな案内板と東屋の建つ広場に着く。広場の片隅に立つ「権現山登山口」の案内標識に従って簡易舗装された登山道へと入っていく。

舗装はじきに切れて土道の普通の登山道に変わと、間もなく案内標識の立つ大野権現山登山口に着く。
権現山登山口
東屋の建つ広場 大野権現山登山口(入口)

ところどころ白い花がいっぱい落ちて登山道を埋め尽くしている。エゴノキの花だ。6月に入ったばかりなのに、もう散ってしまったようだ。今年は少し早いような気がする。林床にはササユリも咲いている。今年初めてのササユリとの対面だ。雑木林を抜けるとヒノキ林に変わり再び雑木林が現われると立派な案内標識の立つ主稜線鞍部に着く。

ここから権現山まであと0.8km。左折して小コブの南斜面を大きく巻いて進んでいきます。暫くはほぼ平坦な道が続くが、権現山の手前からは横木の階段をジグザグに登っていきます。そのうち階段の段差も大きくなってきて足を持ち上げるのに苦労する。
主稜線鞍部
案内標識の立つ主稜線鞍部

権現山山頂 大きな岩が散見されるようになると尾根に出る。左手からは青光園団地からのルートが上がってきています。右に20mで大野権現山に着きました。東側の大岩の上からは、大峯山〜阿弥陀山〜東郷山〜のうが高原と佐伯町の山並みが一望できます。ただし、天気がはっきりしないので写真でも判るように、墨絵の世界みたいな感じです。

他の方向はすっきりとまではいかないまでも、高いところに立って首を伸ばしたりすれば、経小屋山、傘山、勝成山などの山を見ることができました。

大野権現山からの眺め

大野権現山で暫し展望を楽しんだ後、来た道を下っていきます。権現山登山口分岐のコルまで引き返して小休止していたら、後方から人声がして年配の夫婦連れの方が近づいてきたので、「どちらからですか〜ぁ」と訪ねると、権現山で休憩していたとのことでした。そう言えば権現山で人の気配を感じたような気がする。

権現山登山口分岐のコルから5分で左に佐伯町側への下山コースを過ごし、延々と続く横木の階段を登っていくと、測量用の赤白ポールのある小コブに立つ。ここから下っていくと3分で「おむすび岩0.4km」の案内標識を通過。おむすび岩までもうすぐだ。やがて佐伯町側からお昼を知らせる「恋はみず色」のメロディが風に乗って伝わってくる。船倉山方面への縦走路分岐(手製の案内プレートあり)を左に過ごすと、3分でおむすび岩に着きました。
縦走路分岐
烏帽子山・船倉山方面分岐

おむすび岩 おむすび岩からは北側の展望こそ無いが、他の方角は素晴らしい景色が広がります。南東には烏帽子岩山から船倉山方面に続く山並みが展開し、その後方には宮島が寝そべっているが如く左右に広がりを見せる。南には経小屋山・傘山・河平連山・三倉岳など大野〜大竹市のメジャーな山が見える。NTT茅ノ原無線中継所も肉眼ではっきりと見え山座同定に大いに役立つ。西には先ほどまでいた大野権現山が大きく、その左後方に羅漢山の山容が美しい。

お昼ごはんを食べていると、権現山登山口分岐のコルで立ち話をした夫婦連れが到着される。岩国市から来たとのことで、山歩きを始めて間もないとのことでした。お揃いの登山靴が微笑ましい。いつまでもお元気で山歩きを続けて欲しいと思います。
何故か落ちないおむすび岩

船倉山方面(おむすび岩より) ベニマンサク湖(おむすび岩より)
おむすび岩から東南東方面に船倉山への縦走路が延びる おむすび岩から南の眺め(眼下にベニマンサク湖が見える)

おむすび岩登山口 下山はおむすび岩の大岩の縁を下っていく。横木の階段があちこちで流されているほど急な斜面を滑るように落ちていく。ルリタテハの小径、ミズゴケの小径と辿っていくと学習広場奥の登山口に下り立ちました。

自然観察センターの先のベニマンサク湖畔の堤防のところで、可愛いハッチョウトンボを観察して、おおの自然観察の森を後にする。
学習広場進入口
学習広場奥のおむすび岩登山口 学習広場から湖畔遊歩道に下りてくる

今日はデジカメの調子が悪く、電源が入らなかったり、シャッターが下りなかったり、電源が切れなかったりと、ありとあらゆる症状が多発しました。このため前半の自然観察センターから大野権現山山頂までは、携帯のカメラで撮った写真を添付しています。おむすび岩でも再び調子が悪くなりました。メモリーカードの異常のメッセージが1回だけ出たので、帰宅後メモリーカードを交換した後は不具合が見られなくなった。


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