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山 名 |
鯛ノ巣山(1026m) | 島根県奥出雲町 |
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登山日 | 2024年9月2日(月) 晴れ |
北麓の半谷より望む鯛ノ巣山
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参加者 | 単独 | |
コース | 登山口駐車場(8時40分)〜広場(8:55)〜コウモリ岩の下(9:50)〜(10:10)コウモリ岩の上(10:25)〜(10:45)鯛ノ巣山(11:20)〜岩抱きケヤキ(12:20)〜広場(12:55)〜(13:10)登山口駐車場 | |
お弁当 | 鯛ノ巣山山頂で食べる(弁当岩は日差しが強くてお昼どころではなかった) | |
駐車場 | 登山口駐車場(10台くらい停められます) | |
トイレ | 登山口駐車場(水洗のようでした) | |
まとめ | 鯛ノ巣山には22年前に登った記録があるが、一体どんな山だったのか記憶が無いので、改めて登ってみることにした。実際に歩いてみて断片的にでも記憶が蘇ってくるかなと思っていたが、そんなことは一切なくて初めて登る山のようだった。山自体は奥出雲阿井の名峰にふさわしく、巨岩あり、滝あり、展望良しで地元の愛着の感じられるいい山でした。 |
三次東ICから尾道松江道に乗り高野ICで降りる。高野の町を東に走り王貫峠を越えて島根県奥出雲町に入る。暫く下っていき「掛合」の標識のあるところで左折し、以降は鯛ノ巣山の案内に従って走っていくと半谷の集落に入り、集落を抜けたところにある登山口駐車場に駐車する。登って来た道を100mほど戻り大きな登山道案内板の立っているところから舗装林道に入っていく。イタドリ、ウド、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、ツリフネソウなどの花が咲く林道を歩くこと15分で広場に着いた。広場の片隅に5台くらい駐車できるスペースがあるが、林道の路面はスギの小枝や落ち葉が堆積していたり苔むしたりしているので車での乗り入れは避けた方が良さそうです。
登山口駐車場 | 少し戻り林道入口へ | 舗装林道(には見えない) | 広場(ここより周回) |
【広場〜コウモリ岩上部】 スギ林を抜けるとシデの森に変わる。シデは樹皮に特徴があるので慣れてくれば容易に見分けることができるが自分はまだまだ。キバナアキギリが開花準備中だ!小さな沢を何度か渡って高度を上げていき支尾根に乗ると小振りのブナが見られるようになってきた。程なく2組のベンチと案内標識があるコウモリ岩の下部に着いた。若いころに登ったときの山行記に 「次に登るときはコウモリ岩の鎖場にチャレンジ」 と書いているが、今では気力も体力もなく、それに鎖場も見当たらなかったので、左手から巻いてコウモリ岩の上部に出た。そこにコウモリ岩頂上の案内があったので少し下ってコウモリ岩の頂上に立ってみたが高度感は得られなかった。
シデの森 | 支尾根に乗る | コウモリ岩の下部 | コウモリ岩頂上分岐 |
【コウモリ岩上部〜山頂】 コウモリ岩上部からは急登を覚悟していたが、登山道はジグザグに切ってあり難なく西尾根に上がり、ブナの森をルンルン気分で進んでいくと鯛ノ巣山に着いた。山頂からの眺めは比較的良く北側が開けていて、登山口のある半谷集落の民家と、その向こうには旧仁多町方面が見えている。空気が湿っているので大山を望むことはかなわなかった。山頂から目と鼻の先の弁当岩まで足を延ばすと猿政山〜大毛無山、大万木山が見える。ここでお昼の予定だったが日差しが痛いので鯛ノ巣山に引き返してベンチに座ってくつろいだ。
ブナの森(西尾根) | 鯛ノ巣山山頂 | 山頂から北側の眺め | 弁当岩からの眺め |
【山頂〜植林谷】 大滝経由で下山するので東尾根を下っていくと直ぐに展望地があり猿政山が目の前に見える。970m台ピークから下っていくと「下山口」の標識があり、そこからはブナ林の中をズンズン下っていく。傾斜は急だが登山道が整備されているので楽に歩ける。879mピークの手前で主稜線から左の植林谷へと入っていく。ルイヨウボタンの自生地の案内は見落としてしまった。今日はルイヨウボタンの群生に出会うのを楽しみにしていたんだが、標高750m付近で数株見かけただけだった。果実を付けているかなと思っていたが未だでした。
東尾根展望地 | 横木の階段(振り返って写す) | 飛び丸太で沢を渡る | 植林谷を下っていく |
【植林谷〜広場】 頑張っている岩抱きケヤキを過ごし下っていくと、間もなく大滝に着いたので冷気を浴びながら一休みする。そこから少し進むと林道に出会い林道を進んでいくと広場に戻ってきた。平日なので山は貸し切りだった。ところで、大滝の少し上に半谷集落に直接下る道の案内標識があったが、それらしき道は見当たらなかった。消失してしまったのかもしれない。
岩抱きケヤキ | 大滝 | 林道のようだ | 広場に戻ってきた |
【鯛ノ巣山に咲く花】 林道入口からは、ずっと樹林の中を歩くので日陰や湿った場所を好む花を多く目にした。明るいところに咲く花は、弁当岩に咲くコオニユリとルイヨウショウマ群生地付近の樹木が切れたところに咲いていたツルニンジンくらいだった。
ヒカゲミツバ(セリ科) | モミジガサ(キク科) | オオカニコウモリ(キク科) | クサアジサイ(アジサイ科) | ヌスビトハギ(マメ科) |