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山 名
石見冠山(859m)
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島根県邑南町
登山日 2024年8月13日(火) 晴れ
香木の森より望む石見冠山
参加者 単独
コース 野原谷登山口(7時20分)〜メタセコイア(7:50)〜(8:25)峠(8:30)〜高原分れ(9:10)〜(9:20)石見冠山(9:45)〜(10:25)峠(10:30)〜メタセコイア(10:55)〜(11:20)野原谷登山口 所要時間4時間
お弁当 下山後に食べる(お昼に適した場所は山頂部には何ヶ所もあるが夏場は辛い)
駐車場 野原谷登山口(詰めて5台くらいは停められます)
トイレ 登山口付近にはありません。広島方面からだと道の駅「瑞穂」で済ませるのが無難です。
まとめ 石見冠山にナツエビネが咲くことは以前から知っていたが、何故か今まで訪ねていなかった。今年こそはと思い早起きして涼しい午前中に登った。ナツエビネに会えたのは収穫だったが、蒸し暑さと急登の連続でくたくたになってしまいました。比高600mの割には足に負担があったようで翌日から3日間くらいは筋肉痛でまともに歩けませんでした。

広島市内の自宅を6時前に出て、可部〜飯室〜鈴張〜千代田〜瑞穂と走り、井原駐在所の先で案内に従って右手の生活道に入る。その後は「冠山」の案内に従って進んでいくと難なく野原谷登山口に着いた。登山支度をして入山する。最初はヒノキ林の中の水平道が続く。前方に送電鉄塔を見ると間もなくスギ林の谷に行き当たり右に方向転換して左岸を南下していく。谷道にはキツネノカミソリが点々と咲いていた。

野原谷登山口 ヒノキ林の中の水平道 谷沿いの道を進む メタセコイアの大木

スギ林の谷を登っていくと中間地点の峠に着いたので小休止する。人の気配がしたので振り向くとどこかで見たことのある顔の登山者が!(詳細は後述)

ここまでに何ヶ所かで可憐なナツエビネの花を見ることができた。グループだともっと見つかると思う。*
スギ林の谷を登る 中間地点の峠 峠に立つ案内標識

標高600m付近まで登るとドングリを付けたミズナラの葉がいくつも落ちている。なんでだろう?蒸し暑いので山頂の見える展望地付近で休憩を取る。

高原からの登山道が合わさると山頂はもうすぐだ。心が折れそうな急斜面だが有難いことにトラロープが設置されている。ロープを掴んで登っていく。
ロープ場(標高650m付近) 高原からの登山道が合わさる 山頂直下のロープ場

やっとたどり着いた石見冠山山頂からは、陸の松島とその背後に広島県境の山、大江高山、三瓶山などを見ることができ、これまでの苦労を忘れさせてくれる。だが強い日差しが照り付けて逃れるところがないのは辛いね。南峰まで足を延ばすと、そこからの展望も抜群だった。下山後は回り道をして香木の森公園から登った山を眺めてみた。そして広域農道を走り国道261号線に戻った。

石見冠山山頂 眺めの良い南峰 南峰から南西方面の眺め(香木の森の位置はわからず)

【石見冠山の花】 ナツエビネは少し遅かったようですが暫くは楽しめると思います。冠山〜南峰間の稜線にはナナカマドホツツジの木があったので紅葉の時期に登るとまた違った楽しみ方ができると思う。その頃にはナツハゼの実が美味しく熟していることだろう。

ナツエビネ(谷沿いの道) キツネノカミソリ(谷沿いの道) マツカゼソウ(谷沿いの道) ママコナ(山頂稜線) ナツハゼの実(山頂稜線)

峠で休憩中に後ろで人の気配がして振り向くと
う〜ん、どこかで見た顔だけど、どこでだ?
思い出すのにそんなに時間はかからなかった。
ブログ「海と山の休日記」の管理人さんだった。
白木山に登ってで体力づくりをされている方なんだ。
体力では太刀打ちできないので先に行ってもらう。
山歩きを続けているといろんな出会いがあります。