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山 名 |
黒ダキ山(1085m) | 広島県廿日市市吉和 |
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登山日 | 2024年5月29日(水) 快晴 |
吉和IC付近から望む黒ダキ山
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参加者 | 単独 | |
コース | 立野野営場(7時40分)〜カーブミラー(8:05)〜(8:45)取り付き(8:50)〜主尾根(9:45)〜小松原橋分岐(10:00)〜(10:35)黒ダキ山(10:40)〜(11:10)小松原橋分岐(11:25)〜914m峰(11:55)〜882m峰(12:20)〜大ツガ(12:50)〜小松原橋(13:15)〜(13:30)立野野営場 所要時間5時間50分 | |
お弁当 | 小松原橋分岐(2つ目の吸殻入れ)で食べました。 | |
駐車場 | 立野野営場(台数を気にする必要はありません。) | |
トイレ | 立野野営場(水洗です) | |
まとめ | 大型連休後は地区の行事や区の行事が続いたので趣味の時間が取れず、サンカヨウやシャクナゲの花はお預けとなってしまった。このままではいけないと思いベニドウダンの花を求めて吉和のヤブ山に登ってみました。お目当ての花は盛りを少し過ぎたくらいで充分に楽しめました。 |
国道191号、国道186号と走り、女鹿平スキー場の前を通り駄荷から立野野営場に入った。平日なので誰もいないと思っていたがテントが張られていたので起こさないようにと静かに登山支度をしていると、キャンパーが起きてきた。車の音で目を覚まさせてしまったのかな?申し訳ないことをした。その北海道からバイクで旅行中の年配の方に挨拶をして出発する。
細見谷川に架かる細見谷橋を渡り下山林道に入っていく。橋の真ん中にある車両進入禁止の立て札と鎖は今となっては全く無意味なものになってしまっている。林道は数か所で崩落が発生していて歩き難いこと甚だしい。車が入れるようになることは間違いなくないだろう。 春の花は終わって今の時期は花の端境期で見られるのは「ウツギ」と名の付く花などで種類は少ない。路面には灌木が生えていて、特に多いのが「ヤマコウバシ」の木だ。なぜこの木がここに多いんだろうか? |
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細見谷川に架かる橋を渡る | 路面を草や灌木が覆う |
途中から少し歩き易くなってきた。テンガダキ谷を回り込むと間もなく取り付きを示すテープがあった。テープは色あせて目立たなくなっているので注意!テープの少し先から折り返すように右手の斜面を這い上がり垂らされたロープを掴んで支尾根に乗る。
ガードレール | カーブミラー | 歩き易いところもある | 支尾根への取り付き |
下草のない歩き易い道はそのうちに終わり、次第にササが出てきた。そんなに急斜面ではないがササを掴んで登っていった。稜線の手前では尾根が広くなっているので慎重に踏み跡を追わなければならなかったが、いつの間にか本来のルートより少し東側にずれてしまった。稜線に上がり左折すると20m先に降下地点を示すテープがあった。少し進むと営林署が設置した赤い吸い殻入れが目に留まる。
歩き易い尾根道 | ササが出てきた | 降下地点のマーカー | 赤い吸い殻入れ |
ササの稜線を北に進んでいくと2つ目の吸い殻入れがあった。そこが小松原橋方面への下山口だ。頭上にはベニドウダンが鈴なりの花を付けている。見頃を過ぎているが充分に鑑賞できた。ゴロシのタキからは右手に十方山が目の前に見える。ベニドウダンの花を見ながら灌木の煩い稜線を登っていくと黒ダキ山に着く。周囲は雑木が茂り展望がないので写真を撮っただけで引き返す。
鈴なりのベニドウダン | ゴロシのタキからのパノラマ | 黒ダキ山山頂 |
赤い吸い殻入れのある小松原橋分岐から左手の急斜面を下っていく。テープがあるが薄い踏み跡を辿って下っていけば問題はない。 尾根が分かれる標高980m台も自然と右尾根に乗るような道が付いている。 |
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赤い吸い殻入れ(小松原橋分岐) | そこの手書きの案内 | 杉の小枝にマーカー |
保安林標識の立つ914m峰の先で尾根が分かれるので右尾根に入る。易しい地形だがうっかり左尾根に入るとセト谷の方に下ってしまう。次のコブで右に振って美しい広葉樹林の中をササ漕ぎして進んでいく。882m峰からはどんどん下っていきツガの原生林のような肩からジグザグに急降下していくと、せせらぎの音が聞こえてきて小松原橋北詰の大トチのところに下りた。車道を歩いて立野野営場に戻る。
914m峰(○が保安林標識) | 美しい森とササの海 | 882m峰 | 小松原橋北詰に下山 |
国道そばの山すそにウツギの花が咲き始めた。 暫くは「ウツギ」の名の付く花が楽しめるが、花の端境期に入るので見られる花は少ない。 細見谷川の斜面には崖を彩るかのように濃いピンク色のヤブウツギが花を付けていた。 |
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コガクウツギ(アジサイ科) | ツクバネウツギ(スイカズラ科) | ベニドウダン(ツツジ科) | クワガタソウ(オオバコ科) | ウワバミソウ(イラクサ科) |