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山 名
大江高山(808m) 島根県大田市
登山日 2024年4月11日(木) 晴れのち曇り
西麓大代町側から望む大江高山
参加者 単独
コース 山田バス停(9時40分)〜山田登山口(10:00)〜6合目標識(10:35)〜西側ピーク779m峰(11:05)〜(11:40)大江高山(12:00)〜西側ピーク779m峰(12:45)〜山田登山口(13:40)〜(13:55)山田バス停
お弁当 大江高山山頂の三瓶山が見える場所で食べる
駐車場 山田バス停付近の空き地に5〜6台(その他にも何ヶ所かあります)
トイレ 山田バス停付近にはありませんでした
まとめ ミスミソウが見たくなり、この花の咲く大江高山に登ってみることにした。春の大江高山と言えば、ギフチョウ、ミスミソウ、イズモコバイモが目玉だが、運よくいずれにも対面することができ大満足の山行きとなった。平日にもかかわらず多くのハイカーが入山していました。やはり春の大江高山は人々を魅了する人気の山なんだということを改めて実感した。

国道261号線を走り江の川を渡ったところの交差点を直進する。井田小学校の手前の道に入りショートカットして大田市大代町に入ると前方に大江高山が姿を現した。山田バス停近くに停め登山支度をして山田登山口に向けて生活道路を上がっていく。道ばたには菜の花などの春の花が咲き乱れ、付近の田んぼでは農家の方が田起こしの作業中で、まさに日本の里の原風景といった感じだね。山田登山口から入山する。

生活道を上っていく 登山口の案内 山田登山口 登山口の案内板

入山すると間もなくスギ林に入る。林床にはツルカノコソウの白い花が目立つ。チゴユリやテンナンショウはこれからで、バイカオウレンのような葉が見られたが正体は不明だ。

スギ林を抜けると広葉樹林の中の急斜面が待ち構えていた。道ばたに咲く各種スミレの花に癒されながら高度を稼いでいく。スミレは種類が多いので深入りしていなく正確な名は判らない。この山にはシロダモが多いね。6合目標識まで登ってくるとギフチョウが現れた。こりゃあ幸先いいね!
スギ林の中を進む 6合目標識

ギフチョウはなかなか止まってくれず、やっと止まったとしても不用意に近づくと直ぐに飛び立ってしまう。やっと撮れたのが左の一枚でコンデジなのでこれが精いっぱいです。

傾斜が緩むと休憩所に着いた。枯れ大木や山名入りの展望図はササに埋もれてしまっていて以前の展望地は見る影もなく、樹木が成長して大江高山デコボコ火山群も見え難くなってしまっている。
スミレの蜜を吸うギフチョウ 元、休憩所(元、展望地)

779mピークから下っていくとミスミソウが目に留まる。そしてイズモコバイモも!何れも前回登ったとき以来11年振りの対面で急斜面を登って来た甲斐があったと言うものだ。

花と蝶を楽しみながらのんびりと歩いたので駐車場所から山頂まで2時間もかかった。でも出雲からの夫婦連れや倉敷から高価なカメラを携えて蝶を撮りにきた男性陣はもっとかかっている筈!山頂で三瓶山を肴にお昼を食べて山田側に下山する。
大江高山山頂 山頂から東側の眺め

山田登山口までの道ばたには雑草と言っても差し支えないような色とりどりの春の花が咲いている。もちろんそれぞれに名前があるのだが名の判らない草もある。大江高山は花の山でミスミソウやイズモコバイモが代表格か!稜線に咲くハコベはサワハコベだと思うが自信がない。

ツルカノコソウ(スイカズラ科) ミツバツチグリ(バラ科) セントウソウ(シソ科) ヒゴスミレ(スミレ科)
ミスミソウ(キンポウゲ科) イズモコバイモ(ユリ科) ミヤカタバミ(カタバミ科) サワハコベ(ナデシコ科)
イカリソウ(メギ科) エンレイソウ(シュロソウ科) ウグイスカグラ(スイカズラ科) タムシバ(モクレン科)