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山 名 |
大野権現山(699m) | 広島県廿日市市大野 |
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登山日 | 2024年3月18日(月) 晴れ |
ベニマンサク湖畔より望む大野権現山
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参加者 | 単独 | |
コース | 大野自然観察の森駐車場(9時45分)〜(10:00)北岸広場(10:10)〜(10:35)林道取り付き(10:40)〜枝尾根(11:05)〜青光園ルート合わさる(11:40)〜(11:55)大野権現山(12:15)〜マンサク湖分岐(12:30)〜北岸広場(12:55)〜(13:10)大野自然観察の森駐車場 | |
ガイド | 「廿日市市の山々」さんのサイトの「大野権現山」を参考にしました。 | |
お弁当 | 大野権現山で食べる | |
駐車場 | 大野自然観察の森駐車場(50台くらい停められます) | |
トイレ | 大野自然観察の森駐車場(手洗い水出ない) 自然観察センター(水洗です。当日は休館日でした) | |
まとめ | NHKの朝ドラ「らんまん」で主人公の母親が愛したバイカオウレンの花を見に行こうと思った。その花は大野自然観察の森の湖畔にひっそりと咲いていて、何年か前にメディアで取り上げられていたが、未だ訪れていないので、今回足を運んでみました。当日は自然観察センターは公休日のため詳しい情報を仕入れることができなかったが、見当をつけて探していると容易に見つかった。やはりキンポウゲ科の花は可愛らしいね! |
山陽自動車道の側道から「大野自然観察の森」の案内標識に従って中津岡川沿いの道を遡っていく。細い道が続くので不安になるが対向車が来ることは滅多にないので心配は無用だ。帆柱峠から園内の道に入り自然観察の森の駐車場に駐車する。あれあれ車が1台も見当たらない。今日は貸し切りだと思ったら、この日は休館日だった。登山支度をして出発する。
遊歩道をベニマンサク湖まで歩いていくと大野権現山が目に飛び込んできた。懐かしい眺めだと思い記録を辿ってみると実に16年振りの訪問だった。今日は閉園なので自然観察センターは閉まっているだろうからパスして遊歩道を奥の方へ進んでいくと駐車場から15分で大野権現山登山口のある北岸広場に着いた。 予め仕入れた情報を元にバイカオウレンの花を探してみると直ぐに見つかったものの個体数は少なかった。詳しい自生地の場所は自然観察センターの職員に聞けば分かります。 |
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北岸広場(権現山登山口) | バイカオウレンの花 |
遊歩道をさらに奥へと進んでいき笹峠を越えると道は下っていく。林道沿いには高圧配電線が延びている。暫く下っていくと車止めの鎖があった。渡ノ瀬ダム方面から車で進入できるのはここまでで、ここから先の大野自然観察の森エリアは自然保護のため車が入れないようだ。 さらに下っていき権現山の取り付きから山へと分け入る。取り付き地点のコンクリート電柱番号は、いこいの森56といこいの森57の間で、アラカシの幹にピンクのリボンが巻いてある。 |
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笹峠(向こうに下る) | 林道からの取り付き地点 |
取り付きから入山して沢の左岸沿いの薄い踏み跡を辿って進んでいく。時折り見かけるピンクのリボンや黄色のテープは歩く人がいることを伺わせる。枝沢を渡った先で右手に尾根に上がる古道らしき道があった。どうやら地形図に記載の破線径は健在のようだ。 ところが尾根地形から谷間の道に変わった先でルートを見失ってしまった。仕方ないので方向を定めて目の前の斜面を上がっていった。 |
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古道を歩く | 谷間の道 |
斜面を這い上がると尾根に出た。そこには比較的明瞭な踏み跡があった。おそらく553m三角点峰への連絡道だと思う。この山は今回はパスすることにして権現山方面に歩いていくと軽いアップダウンの先にT字路があり、左手から山道が上がってきていた。ここは直進して急斜面の尾根道を登っていく。振り返ると傘山や渡ノ瀬ダムが見える。我慢して登っていくとやっと青光園団地からのルートに出合った。
尾根に出た地点の景色 | T字路(左は青光園団地方面か) | 急斜面を登っていく | 青光園団地ルートに出る |
大岩の間を縫うように進んでいくと大野権現山に着いた。東の大岩に上がると素晴らしい展望だ!北から東にかけて、西中国山地の寂地山系〜吉和冠山〜マイナーな板敷山系〜大峯山系〜阿弥陀山〜東郷山〜のうが高原と山並みが連なる。 南にはポツンとベニマンサク湖が見え瀬戸内海の向こうに安芸の宮島が浮かぶ。暫しまったりしてガイドブックに記載の一般コースで下山する。今日は誰にも出会わなかった。 |
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大野権現山山頂 | 山頂からベニマンサク湖が見える |
権現山山頂の大岩からの眺め(西中国山地の寂地山系が見難くなってきたような気がする) |