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山 名
長者山(571m)
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広島市安芸区
登山日 2024年3月7日(木) 晴れ
南麓より望む長者山
参加者 単独
コース スカイレールみどり中央駅(9時30分)〜みつぎ登山口(9:50)〜(10:25)ミノコージ峠(10:30)〜(10:55)千丈岩(11:00)〜(11:25)長者山(11:50)〜鞍部(12:00)〜林道終点(12:30)〜林道床下山線に出る(12:50)〜(13:50)JR狩留家 所要時間4時間20分
お弁当 長者山山頂で食べる
駐車場 公共交通機関を利用しました
トイレ JR瀬野駅(水洗です) JR狩留家駅(水洗です)
まとめ テレビのニュースで「スカイレールが4月末で営業を終了する」と伝えていた。このJR瀬野駅とみどり坂団地を結ぶ乗り物が営業運転を開始して20年以上経つが未だに利用していなかったので、営業中に一度はと思い、最寄りの山とセットで乗ってみることにしました。自分が乗ったゴンドラには4名乗車していて、そのうちの一人がスマホで動画を撮り続けていた。きっと想い出作りなんだろうね。

スカイレールに乗り、終点のみどり中央駅で降りて、みどり坂団地の中を北に向かって歩いていく。歩道の両側にはメタセコイヤの木が植樹されていて歩道を彩っているが今の時期は木の葉は落ちてしまって僅かの球果だけが残っている。みどり坂団地の北のはずれから下っていき、下り坂の途中で案内標識に従って近道に入り立石川を渡るとみつぎ登山口に着いた。

みどり坂団地のメタセコイヤ並木 みつぎ団地への近道 みつぎ登山口 そこの案内標識

登山口から上立石川の左岸を上っていき車道と別れて用水路沿いの近道を歩き、工場の建物の前から山道に入る。ここまでは随所に案内標識が立てられているので戸惑うようなことはない。墓所のところで右手前方からみつぎ団地内からの登山道が合わさり、ここから本格的な山道となる。

用水路に沿って上る 工場建物の前で山道へ 墓所で団地からの道が合わさる そこに吊るされた案内

整備された道を進んでいき墓所から15分で谷に降りる。そこに「大古場」の案内標識があったが、大古場とは一体何のことなんだろうね。25,000図の破線径からは外れてしまっているが、大古場に誘導するために設けられた道なのかもしれない。谷沿いに登っていくとミノコージ峠に上がり、右折して長者山方面に向かう。登りの途中に送電鉄塔が建っていて、そこからは鉾取山、絵下山、海田湾、藤ヶ丸山が見え、西には阿武山も見える。鉄塔からすぐに555m独標に着いたが展望が無いのでノンストップで先へと進んでいく。

「大古場」の案内標識 ミノコージ峠 送電鉄塔(遠景は藤ヶ丸山) 展望のない555m独標

555m独標から下っていくと長者山の反射板が目に飛び込んできた。そして前方に人の気配を感じた。それは千丈岩で休憩中の3名のご婦人方だった。自分と同じルートで入山されたようで自分が追いついたということだ。先を譲られたが、ご婦人方に先に行ってもらい眺めの良い千丈岩で暫しまったり!

千丈岩(展望地) 千丈岩から南側の眺め 千丈岩から北側の眺め

鞍部からロープの垂らされた急斜面を登り返すと反射板の建つ長者山に着いた。片隅に手造りベンチがあり、そこからは南東方面が良く見える。登りは予定通りのコースタイムだったのでお昼にも余裕ができ、山頂から見える山を同定しながら、のんびりした。

ロープの垂らされた急斜面 反射板の建つ長者山 長者山から東側の眺め

狩留家に下ってJR芸備線に乗る予定だ。乗り継ぎの待ち時間の少ない電車に確実に乗るためには、遅くとも長者山山頂を正午には発ちたい。昼食中の件のご婦人方に挨拶をして登ってきた道を 引き返す。鞍部から右手前方のこんもりとした尾根に上がるものの直に尾根が終わったので植林地に降りた。

ずいぶん前に歩いたときは鞍部から千丈敷方面に少し上がったところに狩留家方面への下山口があり、「←湯坂・狩留家」と記された古びた案内プレートが樹木の幹に掛けられていたが、今回は気づかなかった。後の調べで単なる見落としだと断定した。言い訳になるが樹木観察に気を取られていたのが原因!
鞍部で狩留家方面へ 少しだけ尾根地形

どこでも歩けそうな広い植林谷を下っていくと鞍部から30分で廃林道に出た。やれやれ一安心!廃林道はすぐに良い道に変わり、ダラダラ下っていくと車止めのある湯坂登山口に出た。

そこから林道床下山線を歩き、ついで狩留家集落を下っていき、県道の湯坂口交差点を横断するとJR狩留家駅だ。
スギ林を下る 廃林道に出る 湯坂登山口