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山 名 |
板敷山(1070m) | 広島県廿日市市佐伯 |
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登山日 | 2023年12月14日(木) 曇り |
女鹿平山より望む(2013年10月)
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参加者 | 単独 | |
コース | 駐車地(8時30分)〜146号鉄塔(8:55)〜(9:15)145号鉄塔(9:20)〜889m独標(9:35)〜南の肩(10:05)〜板敷山(10:15)〜(10:40)1040m台分岐点(10:50)〜大焼山(11:10)〜焼山峠(11:55)〜(12:30)駐車地 | |
ガイド | 「廿日市市の山々」さんのサイトの「板敷山」を参考にしました。 | |
お弁当 | 下山してから食べる(お昼の候補地は見当たりません) | |
駐車場 | 鉄塔保守道入口付近の路肩の膨らんだところ(探せば何ヶ所かあります) | |
トイレ | 一番近くでは潮原温泉入口の公衆トイレ(水洗です) | |
まとめ | 前回、板敷山に登ったときに途中でコースアウトして大焼山方面への広い尾根に入ってしまった。そのとき、この尾根は背丈ほどもある密生した一級品のササが広範囲に生えていてまともには歩けないと感じたものだ。今年度のヤブ漕ぎの締めくくりにと突入してみることにしました。 |
午前6時過ぎに広島市内の自宅を出て下道を走り湯来経由で吉和に出た。昨年閉園となった魅惑の里側から県道所山潮原線に入り焼山峠を越えて暫く走ると送電線が見えてきたので、県道の路肩の膨らんだところに停める。場所的にはちょうど送電線の真下になります。
階段道を登っていくと直ぐに支尾根に乗った。植生はアカマツの混じるヒノキ林だ。尾根通しに進んでいくと新山口幹線146号鉄塔があり、鉄塔越しに北に板敷山の南の肩が見えた。 やがてトラバース道となり谷に降り、谷を詰めて右斜面をジグザグに登っていき尾根を回り込むと新山口幹線146号鉄塔が目の前に飛び込んできた。鉄塔の下を潜り尾根に上がったところで小休止する。県道を隔てて西に加森山周辺の山並みが見える。 |
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谷を詰める | 新山口幹線145号鉄塔 |
鉄塔と目と鼻の先に柳ヶ谷三角点があった。普通目にする三角点は標石に文字が彫ってあるのだが、ここのは標石の上に金属製の三角点が埋められている新しいタイプで、窓が山や絵下山の三角点がこのような構造だ。 889m独標を過ぎると雑木林のヒノキ林の界を登っていくようになる。ずっと薄い踏み跡があり踏み跡を辿って進んでいく。最初は膝くらいだったササは登るにつれて腰〜胸ぐらいと高くなり、それにつれて踏み跡が怪しくなってきた。 |
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889m独標 | 雑木林とヒノキ林の界を登る |
深いササを漕いで南の肩に上がる。ここから板敷山までは植林の中の歩き易い道が続く。下草は少なく比較的平坦な道なので少しの間楽をさせてもらった。何ヶ所かテープを見かけたが、それは作業道に下る目印だと思われる。 3等三角点の鎮座する板敷山にはクリーム色の新しいプレートが架かっていた。付近にはガスが漂い視界が悪くなっているが、ガスが晴れても何も見えないのが板敷山だ! |
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南の肩 | 板敷山山頂 |
板敷山から稜線を北に向かう。少しササ漕ぎをして1070m台コブに上がったときに雨がパラパラと来たが、その後は雨を感じなかったのでほんの短い間だったようだ。 ヒノキ林の中を北西に進んでいくと作業道が現れた。気になったので調べてみたがあまりにもイバラが煩いので諦めて稜線に復帰する。約10分のロス。稜線を進んでいくと、焼山峠と青笹山方面の分岐点まで進んできた。そこにはやや大きめのブナがある。 |
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突然、作業道が現れる | 焼山峠と青笹山方面の分岐点 |
前述の分岐点から方向を定めて背丈ほどのササの海を泳いでいくこと5分くらいでササの勢いが弱まり少しは楽になった。左手がヒノキ林なのでそこに逃げ込めばもっと楽に歩けると思う。 テープがところどころに付いていて歩く人がいるんだなと呆れてしまう。やがて前方に大焼山が見えてきた。大焼山山頂には標識類は何もなくピンクのリボンが下がっているだけだった。なお展望は無い。 |
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方向を定めて平泳ぎ開始 | 大焼山の稜線が見えてきた |
大焼山の肩から焼山峠に向けて立木に掴まりながら急斜面を下っていく。程なく傾斜が緩み楽になる。このルートには以外も薄い踏み跡がありテープもあるぞ!比高で100メートルくらい下ると植林の向こうに作業道が見える。ショートカットできそうだね。 今下っているところは旧佐伯郡佐伯町と旧佐伯郡吉和村の界で、それを示す境界標石を目にした。平成の大合併で廿日市市に吸収されてしまった懐かしい地名だ! |
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ヒノキ林と雑木林の界を下る | 佐伯町と吉和村の境界標石 |