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山 名
大応山(405m)
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山口県岩国市
登山日 2023年6月4日(日) 晴れのち曇り
海土路町より望む大応山
参加者 娘婿
コース 麻生田コース登山口(8時45分)〜大岩コース分岐(8:50)〜道誤り等で10分ロス〜大岩コース登山口(9:35)〜(9:40)大岩大師(9:45)〜主稜線に出る(10:30)〜(10:40)大応山(10:55)〜送電鉄塔(11:10)〜石積の残る谷(11:35)〜(11:45)麻生田コース登山口 所要時間3時間
お弁当 午前中登山のためありません(もちろん候補は大応山山頂です)
駐車場 麻生田コース登山口北側の路肩(10台くらいは停められます)
トイレ 登山口付近には見当たりません
まとめ 梅雨入り後の貴重な晴れの日!当初はサラサドウダンを見に行く予定だったが、岩国市の実家に帰っているという娘婿を誘って岩国市の大応山に登ることにした。この山は岩国山脈を構成する山で「岩国山登物語」さんのサイトで紹介されています。

娘婿を拾って国道188号線バイパスから県道112号線に入り麻生田トンネルを抜けたところの路肩(墓地の駐車場のよう)に停める。少し引き返して林道に入り沢の左岸を上っていく。ウツギの花が盛りの登山口には数本の杖が置いてあり歩く人の多さが窺える。指導標は登山口から20mくらい入ったところにあった。林道を上っていくと「周回コース」の案内があったので反時計回りに歩く予定を変更して、周回コースに入る。

麻生田コース登山口(麻生田トンネルの北側入口の近く) 左岸沿いの林道 周回コースに入る

【周回コース〜大岩コース登山口】 心持ち登って竹林の中を下っていき谷に架かる橋を渡ると古びたお堂(麻生田観音堂)があった。その先の十字路で間違えて右折して地形図の破線径に入ると10号鉄塔があり鉄塔から先は道が無いなあと思案していると、運よくトレラン風の男性から「大岩ルートは引き返してピンクのリボンを追って進んで下さい」とアドバイスを頂いたので十字路まで引き返して下っていく。案内プレートとテープを頼りに進んでいき、竹林の中の道、用水路沿いの道、送電鉄塔そばの道など変化に富んだコースを延々と歩き、何とか大岩コース登山口らしきところに辿り着いた。

谷を渡る(お堂の手前) ここは直進が正解 折り返す 大岩コース登山口

【大岩登山口〜主稜線 】大岩登山口から谷道を進んでいくと大岩大師堂に着いた。真っ平らな大岩の上には簡単に上がれるようになっている。登山道は全般的に段差の少ない階段が敷設されていてとっても歩き易い。案内に従って高度を上げていくと展望地があり岩国市街が眼下に広がる。
大岩大師 整備された尾根道 主稜線に出る

【大応山山頂】 稜線を北に進んでいくと大応山に着いた。手造りベンチに腰掛けて岩国市街地とそれを取り巻く山眺望を楽しみながら休憩する。梅雨の時期なので空気が湿っていて遠望は効かないのだが傘山の左後方に廿日市市玖島の大峯山が望めた。反対側からは岩国市最高峰の高照寺山が近くに見える。
大応山山頂 大応山山頂からの眺め(一番右の切れているのは大竹市の阿多田島)

【下山:麻生田尾根コース】下山は手造り階段の敷設された北尾根の急斜面を鞍部まで下る。ここで縦走コース、麻生田尾根コース、麻生田直登コースに分かれるが、我々は麻生田尾根コースを歩くのでトラバース道に入りヒノキ林を抜けて支尾根を下っていく。送電鉄塔を過ぎたところの展望地からは錦川に架かる錦帯橋が見えた。折り返して竹林の中を進んでいくと石積みの残る廃棄耕作地があった。今ではヒノキが植林され竹が侵入してきていて耕作地の面影は無い。谷道を下っていくと周回コース起点に戻ってきた。

巻き道の方へ 送電鉄塔の下を潜る 石積みの残る廃棄耕作地 周回コースに戻ってきた

登山口の岸辺にウツギが咲いていた。今年は例年に比べて10日くらい早く咲いているので、ウツギはそろそろ見納めか。
ネジキ(ツツジ科) 花は一列に並んで下向きに付くが、面白いことに果実は上向きにひっくり返る ナツハゼ(ツツジ科) 里山のブルーベーリー!この画像は果実が少ないが左のネジキのように数多くの果実を付ける ソヨゴの雌花(モチノキ科) モチノキ科は雄の木と雌の木があるが、これは雌の木で秋に赤い実が付く イソノキ(クロウメモドキ科) 葉が左左右右といったようなコクサギ型葉序という珍しい付き方をする