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山 名
堂床山(859m)
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広島市安佐北区
登山日 2023年5月18日(木) 曇り
太田川大橋付近より望む堂床山
参加者 単独
コース 訓練場前バス停(7時20分)〜中電管理道(7:40)〜(8:00)広い谷の上部(8:05)〜管理道終点(8:20)〜階段道から山道へ(8:35)〜(8:55)山道分岐(9:00)〜770mジャンクションピーク(9:30)〜南の肩(9:55)〜(10:05)堂床山(10:10)〜715m峰(10:55)〜(11:10)山道分岐(11:15)〜(11:50)広い谷の上部(12:10)〜堰堤管理道(12:35)〜(12:55)訓練場前バス停
お弁当 下山途中で食べる
駐車場 県道253号線の路肩の邪魔にならないところに停める。
トイレ 登山口付近にはありません。訓練場前バス停近くの簡易トイレは施錠されていました。
まとめ シャクナゲが咲く季節がやってきた。今回は「広島の山歩き日記」さんのブログで紹介されていた南原研修センター裏山のシャクナゲを訪ねてみました。シャクナゲの個体数が多い割には花の付きが少ないように感じた。今年は裏年なのかな!

【登山口〜中電管理道】 今日は午後から雨が降り出すとの予報なので早めに行動することにして、事前にGoogleMapで調べておいた駐車地に午前7時頃に着く。登山支度をして中電研修センターの敷地内を歩くこと15分で路線バス終点の「訓練所前」バス停に着いた。バス停の左手から谷に入り紅白のポールを追って谷を詰めていくと鉄塔保守道が現れて間もなく尾根に乗った。尾根道を登っていくと送電鉄塔が建っていて振り返ると福王寺山が近くに見える。間もなく中電の管理道に飛び出した。そこには黄色の巡視札が掛かっていて、目と鼻の先にカーブミラーがあるので逆方向からでも通り過ぎることはないだろう。なお管理道の県道側入口は、車はおろか歩行者も立ち入ることはできないほどに厳重に封鎖されている。

訓練所前バス停付近の景色 紅白ポールを追って進む 送電鉄塔 中電の管理道に出る

【中電管理道〜コンクリート階段】 林縁には今が盛りのウツギの花がたくさん見られ、終わりかけのエゴノキの花が舗装路に落ちている。鼻をつく嫌な臭いの正体はスダジイの花だ!歩いても歩いても逃れることはできない。やがて土留め工事の施された広い谷の上部まで進んだところで小休止する。ここからも福王寺山が見える。中電管理道を進んでいき広場の縁を回っていくと管理道終点に着いた。ここから左手のコンクリート階段を登っていく。

広い谷の上部 広場と謎のトンネル 管理道終点 コンクリート階段を登る

【コンクリート階段〜JCTピーク】 コンクリート階段道を終点まで登っていくとフェンスがあり向こう側には行けないようになっている。ネットで仕入れた情報ではフェンスの向こうには大きなタンクがあるそうです。終点の手前の適当なところで入山すると、いきなりシャクナゲの花に出合った。シャクナゲの個体数は多いけど花を付けていない樹が多く今年は裏年のようだ。シャクナゲの花が見られたのは700m台コブの先の鞍部付近までで、それより先は見当らなかった。

コンクリート階段の終点 シャクナゲの花 700m台コブ 770mジャンクションピーク

【JCTピーク〜堂床山山頂】 770mジャンクションピークから鞍部まで下ると防獣ネットが現れた。ヒノキを植林したときに鹿避け対策として設置されたものだが、ヒノキが成長した今では無用となりネットは倒れたりしている。そのネットに沿って南の肩まで登っていく。南の肩からは傾斜が緩んで楽に歩けるがアセビが少し邪魔をする。

駐車地から3時間で1等三角点の鎮座する堂床山に着いた。15年前に登ったときに 「シャクナゲ尾根のプレートがある」 と、自分の山行記に書いているが、それは見当らなかった。探し方が足りないのか?
アセビの茂る道 堂床山山頂

【堂床山頂〜山道分岐〜広い谷の上部】 山道分岐までは登ってきた道を引き返す。うっかり通り過ぎないように注意して下っていくと登りで確認しておいた見覚えのある分岐に着いた。ここから急斜面を下っていく。丸尾根なので地形が判断し難いがテープと赤い境界杭を追っていけば良い。テープも境界杭も見当たらなくなったらルートから外れていることで、これは経験談です。やがて明瞭な尾根地形となり、そこからは難しいところはなく、どんどん下っていくと広い谷の上部に戻ってきた。

山道分岐 急斜面を下る やっと尾根地形となる 広い谷の上部に出る

【広い谷の上部〜滑の上集落】 中電管理道に座り込んでお昼を食べながら谷道を下るべきか思案する。過去何度も荒廃した谷道に入り込んで痛い目にあっているからだ。ところが土留め施工された広い谷の左側に歩行用階段があるので、これを利用すれば何とかなるんではないかと思い谷を下ることに決めた。一気に谷底まで下り沢床を歩いたが、堰堤の手前だけ山裾にかわした。堰堤管理道に出るところで山の斜面にシャクナゲが咲いているのが見えた。この山域にはたくさんのシャクナゲが咲くんだな!堰堤管理道を下り滑の上集落の生活道を下り、横林川に架かる滑の上橋を渡り中電研修センターのエリアに戻った。

広い谷の上部からの景色 土留め工事済の斜面 沢床を歩く 堰堤管理道に出る

下山中に女性2人組の登山者と出会った。
出合った場所は700m台コブの手前だった。
シャクナゲを見に来て715m峰で引き返すそうだ。
どこから取り付いたのかを訪ねると、
石碑のところから入山したとのこと。
そし急斜面を這うように登ってきたそうだ。
いろんなルートがあるようだ!