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山 名
空山(787m) 五輪山(832m)
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広島県安芸太田町
登山日 2023年4月1日(土) 晴れ
南麓より望む五輪山
参加者 単独
コース 加計町営駐車場(8時45分)〜登山口駐車場(8:50)〜(9:25)鎌ヶ原(9:30)〜立野分れ(9:50)〜寺屋敷(10:25)〜寺屋敷林道から保守道へ(10:50)〜空山(11:15)〜(11:30)作業道枝道(11:35)〜(12:35)五輪山(13:00)〜作業道終点(13:30)〜送電鉄塔(14:00)〜鎌ヶ原(14:10)〜(14:50)加計町営駐車場
お弁当 五輪山山頂近くで食べる(お昼に適した場所はありません)
駐車場 加計町営駐車場(30台くらい) 五輪山登山口駐車場(詰めて5台くらい)
トイレ 以前は旧加計駅前広場に簡易トイレがあったが確認していない。
まとめ サクラの時期なので安中道にあるヤマザクラの大木に会いに行ったが若葉の付き始めで花は未だ咲いていなかった。なお、鎌ヶ原〜五輪山山頂までの尾根コースを歩いていないので今回のコースに取り入れてみた。このコースはあまり歩かれていないように思えた。

【駐車地〜鎌ヶ原】 広島北IC〜加計東ICの間だけ高速を利用して加計の中心地に入り、1対の門柱の先にある町営駐車場に駐車する。登山支度をして生活道を上っていき、五輪山登山道の大きな案内板が設置されている登山者用駐車場を過ごしなおも上っていく。最奥民家を過ぎると山道に変わり堰堤の手前で左に折り返して尾根に乗る。スギ林の中の尾根道は倒木が見られるものの問題なく歩ける。「砂走り」を過ぎると前方に滝山川発電所の導水管が目線の高さに見えてきた。程なく「鎌ヶ原」に着いたので小休止する。石柱には 「←猪山を経て下山に至る」と「山→」の文字が刻まれている面がある。

町営駐車場からスタート 登山者用駐車場 倒木が目立つ登山道 鎌ヶ原入口

【鎌ヶ原〜寺屋敷】 鎌ヶ原からトラバース道を進んでいくと20分で立野分れに着いた。尾根沿いに下っている山道は鉄塔保守道かな!「鹿ヶ谷」を過ぎると下の方が明るくなっているので、林道かと思ったが送電線が走っているところだった。今日の登山の目的のひとつは寺屋敷林道に通じている地形図の破線径を見つけることだったがそれはかならなかった。破線径は消失したのではないだろうか。谷を回り込んで緩やかに登っていくと寺屋敷に着いた。以前は立派な指導標が建っていたが、残念ながら今では朽ちて倒れてしまっている。

杉林の中のトラバース道 ゴリラ岩 植生が雑木林へと変わる 寺屋敷(左:猪山 右:安中道)

【寺屋敷〜空山】 寺屋敷から左手のコブに上がれば容易に林道寺屋敷線の終点付近に出られるが、猪山方面に向かうには直進が最短だ!目の前の谷に入りピンクのリボンを追って谷を下っていくと林道寺屋敷線のコンクリート橋のところに出た。林道を猪山集落の方に10分あまり下ったところに立派な鉄塔保守道があったので、そこから再入山して谷の左岸沿いに登っていく。白い花を付けているタムシバが何本も見られた。木橋を渡ってだだっ広い谷に入る。黄色の巡視札を追いながら谷を上っていくと52号鉄塔に着いた。そこから北西に大箒の稜線がきれいに見えた。さらに進んでいくと4等三角点の鎮座する空山に着く。残念ながら四方雑木林で展望は無い。

寺屋敷林道から鉄塔保守道へ だだっ広い谷を歩く 送電鉄塔から大箒山を望む 基準点名「空山」

【空山〜作業道】 空山の先のジャンクションピークからは西側と北側に鉄塔保守道が付いている。ここで踏み跡の無いヤブの東尾根を下っていくと枝林道終点に出た。少し寄り道をしてヤマザクラに会いに行ったが、サクラは木の葉を少し付けたくらいで花は未だだった。枝林道終点に戻り、ここからは「山歩き」さんの五輪山山行記の地図を参考にして、作業道を五輪山方面に向けて南下する。道ばたにはキブシが花序を垂らしているくらいで目ぼしい花は見当らない。

枝林道終点 ヤマザクラの大木 枝林道から本道へ 作業道を南下する

【作業道〜五輪山】作業道から枝道に入る。枝道は路面に草木が生えていて歩くのもままならないような状態だ!
ジグザグに造られた道を歩き高度を上げていく。現在地をロストしないように注意しながら進み、ようやく登山道に飛び出した。
平坦な登山道を南に進んでいくと程なく五輪山に着いた。展望は乏しい!
作業道から枝道へ 登山道に出る 五輪山山頂

【五輪山〜駐車地】 下山は南尾根ルートを歩く。五輪山からヒノキ林を下っていくと程なく作業道に飛び出した。作業道探索とルート探しで10分弱ロス!作業道を終点まで歩き右に折り返してヒノキ林の尾根を下っていく。やがて植林の手入径が現れてこの径をジグザグに下っていくと送電鉄塔に着いた。ここから鎌ヶ原までは鉄塔保守道を利用させてもらった。鎌ヶ原は登ってきた道を下ってスタート地点の町営駐車場に戻る。ところで、尾根ルートだが登山道が判り難いので山慣れしていない人は無暗に踏み込まない方がいいと思いました。

作業道を歩く 作業道終点 植林の手入径 送電鉄塔の左を通過