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山 名
極楽寺山(693m) 小畑山(617m)
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広島市佐伯区
登山日 2023年1月9日(祝) 晴れ
佐伯区三宅付近の車窓より
参加者 単独
コース 河内下原バス停(9時35分)〜取り付き(9:50)〜旧河内峠(10:10)〜荒谷林道始点(10:40)〜自然歩道案内板(11:15)〜下の鉄塔(11:40)〜(12:10)小畑山(12:15)〜(12:35)50号鉄塔(12:45)〜四本樫(13:20)〜極楽寺山最高点(13:35)〜極楽寺(13:50)〜反射板(14:05)〜水場(14:30)〜登山口(14:55)〜(15:15)広島工大上バス停 所要時間5時間40分
お弁当 小畑山と極楽寺山の中間地点の鉄塔のところで食べる(候補はやはり蛇の池周辺かな)
駐車場 JR山陽本線五日市駅からバスを利用しました。
トイレ 極楽寺山頂車道終点駐車場、極楽寺境内、極楽寺展望台下(水洗です)
まとめ 初めての登山ルートを歩くシリーズ。今回は登山ガイドブック「ひろしま百山」に記載の屋代ルート(中国自然歩道 極楽寺・矢口ルート)を歩いてみることにした。せっかくだからそのルートの延長線にある旧河内峠も付け足して、河内〜極楽寺山〜屋代のコースを設定した。

【しもはら橋〜山道取り付き】 JR五日市駅南口から杉並台団地行きの広電バスに乗り、魚切ダムを過ぎて最初の集落のある河内下原バス停で下車する。100mほど県道沿いに遡り八幡川に架かる「しもはら橋」を渡って、八幡川右岸沿いの道に入り、下河内運動広場への入口を右に分けて進んで行くと、運動広場の一文字看板のすぐ先に中国自然歩道・極楽寺−矢口ルートの大きな案内板があり、道の山側に立つ案内標識のところから山道に入る。

しもはら橋を渡る 中国自然歩道の大きな案内板のある山道取り付き そこの案内標識

【旧河内峠〜荒谷林道】 杉林の中を登っていき木橋が架かる谷を渡ると間もなく大きな案内板のある旧河内峠に着いた。案内板によると五日市町と湯来町を結ぶ主要街道だったようだ。杉林の中を延々と20分ばっかし下っていくと舗装路に出た。舗装路を少し下ると右手に透過型砂防堰堤を見てさらに下っていく。ショートカット用の人工の階段が敷設されているが、あえて遠回りをして折り返すように右にUターンすると先ほど通過した透過型堰堤の下流に出た。そこには中国自然歩道の大きな案内板とベンチがある。大杉橋を渡って荒谷林道を登っていく。

旧河内峠 降りてきた(向こうに舗装路) 折り返す 荒谷林道起点付近(砂防堰堤の下)

【荒谷林道〜小畑山】 荒谷林道は舗装されていて車での走行は問題ない。だがこの林道をぐれくらいの台数の車が走り抜けるんだろうか?右手に水場があり塩ビのパイプから水が流れている。路面にはヤドリギの実が落ちている。「畑の谷大滝」の案内があったが今回はパスして上っていき、自然歩道案内板とベンチのあるところで小休止する。そこから「植物公園4.4KM」の案内に従って佐伯運動公園・植物公園に抜けるトラバース道に入り、最初の尾根のところで中国自然歩道と別れて、ショートカットして杉林の中を登っていくと下の鉄塔に出た。東から上がってきている良い道が本来の鉄塔保守道だ。下の鉄塔からの眺めは良くて目の前に窓ヶ山が見え上の方には画像では判らないが次の鉄塔が建っている。ここからは鉄塔保守道を歩くんだが、如何せん急登が続きペースが上がらない。上の鉄塔の左手を通過すると間もなく小畑山に着いた。

峠の手前(植物公園方面へ) そこの案内標識 下の鉄塔(上の鉄塔が見える) 展望の無い小畑山山頂

【小畑山〜展望広場】 小畑山からは稜線を南に進み50号鉄塔まで歩いたところでお昼にする。送電線の下が切り開かれているので東に広島南アルプスが良く見える。武田山は火山の後ろに隠れてしまっているが他の山は左右に並んでいる。鉄塔から下ったところが椿乗越で、佐伯運動広場からのコースが上がってきている。稜線をさらに南下していくと一旦牛池林道に出るが、ほんの少し歩いて山道に復帰する。しかしアップダウンを繰り返すタフな稜線だな、草臥れるぜよ!四本樫を過ごすと間もなく自然探勝路に出て横木の階段を上がっていくと極楽寺山最高点の標識の立つ展望広場に着いた。

右折ポイントに注意! 50号鉄塔で昼食休憩 四本樫(アカガシ) 展望広場(手前が極楽寺)

【極楽寺〜水場】 極楽寺の境内を抜けて正面コースを下っていき、仁王門を抜けたところの分岐で左の道に入る。階段道をずんずん下っていくと海上自衛隊所有の反射板があり、その先に東屋が建っていた。このコースを登りに使うときは休憩ができるので有難いね。この道は中国自然歩道に指定されているので整備が行き届いている。しかし階段だらけで、宮島の紅葉谷コースや大聖院コースを歩いているような感覚だ!沢まで下りていくと水場があり、竹筒の先から流れ出る冷たくておいしい水で喉を潤す。

仁王門を潜った先の分岐 反射板の隣に東屋 横木の階段道が続く 水場のところで沢を渡る

水場からはフラットに近い道となり楽になった。佐方方面に下る道を右に過ごし沢を左岸に渡って斜面を駆け上がると幅広の道に出る。暫く歩いていくと舗装路に変わり中国自然歩道の大きな案内板と2組のベンチのある屋代コース登山口に着いた。傘立てならぬ杖立てがあったので魚切登山口で借用した立派な杖を戻しておいた。

登山口からは山陽自動車道に架かる高架橋を渡り、宮島カントリーゴルフ場沿いの道を下っていき、広島工大上バス停を目指す。バスの便は少ないので念入りに時間調節をして歩く。待ち時間3分でJR五日市駅行きのバスがやってきた。
沢を渡り土手を駆け上がる 屋代コース登山口