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山 名 |
盛太ヶ岳(891m) | 島根県吉賀町 |
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登山日 | 2022年11月4日(金) 晴れ |
抜月ポケットパークより望む盛太ヶ岳
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参加者 | 単独 | |
コース | 登山口(8時50分)〜林道終点(9:20)〜第1展望台(9:55)〜(10:45)盛太ヶ岳(10:50)〜第1展望台(11:30)〜(12:00)林道終点(12:15)〜(12:50)登山口 | |
お弁当 | 訳あって林道終点まで下ってから食べました。 | |
駐車場 | 登山口付近の道路の膨らんだところ(5台くらい停められます) | |
トイレ | 抜月ポケットパーク(水洗です) | |
まとめ | 六日市の山と言えば大岡山やヤブの築山が挙げられる。今回は過去に数回登ったことのある築山と、国道187号線を挟んで対峙する盛太ヶ岳に登って、築山付近の稜線を眺めてみることにしました。 |
広島市内の自宅を午前6時過ぎに出る。今日は平日だから高速道路の休日割引は適用されないので吉賀まで一般道を走ることにした。佐伯町を抜けて国道186号線に出て、道の駅「スパ羅漢」でトイレを済ませ、飯山〜松の木峠〜向峠と走り吉賀に入った。七日市の交差点を左折して高津川を渡った先の突き当りにある「盛太ヶ岳登山口1km」の案内標識に従って右折して田舎道を進んでいくとようやく登山口に着いた。小川沿いの邪魔にならないとろに駐車して出発する。
大きな案内板と案内標識の立つ登山口まで戻り右折して山の方に向かう。生活道は直ぐに終わり最奥民家の左手から林道「月和田線」に入る。クランクになっている墓所付近は広まっているので、そこまでは難なく車で進入できそうだ! 今では鉄製の支柱だけ残されているクリ園に沿って林道を上っていくと登山口から30分で「頂上まで1900m」と記された案内標識が置かれている林道終点に着いた。 |
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大きな案内板のある登山口 | 林道終点付近の景色 |
林道終点からも高速道路のような良い道が続くものの、そのうち傾斜が増してくると普通の山道に変わった。登山道はジグザグに切ってあり思ったほど傾斜を感じさせない。アカマツの混じる雑木林の中をのんびりと登っていくと標高m台の第1展望台に着いたので一休みする。正面に築山が見えるが安蔵寺山はガスがかかっていた。 スギ林を抜けるとロープ場があり傾斜がきつくなる。根っこを足掛かりにして登っていく。 |
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第1展望台からの眺め | スギの植林帯 |
標高700m台のベロ尾根まで上がると黄葉が映えてきた。右手のササ原でガサガサと音がする。登山道に乾いた大型動物の糞があったので、もしやクマか?クマ鈴を鳴らしながら山頂直下の長い急斜面に取り付く。 急斜面で振り向くと築山〜大岡山〜大将陣〜平家ヶ岳までの北東から南にかけての山並みが良く見える。築山の後方には寂地山系が見えるが生憎とはっきりしない。平家ヶ岳付近は主稜線が縦方向に延びているのでこれまたはっきりしない。 |
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広葉樹の黄葉(標高700m) | 山頂直下の急斜面 |
展望の良い急斜面の登りが終わると東尾根の肩に上がる。ここから広葉樹林中の緩やかな道を進んでいくと視界が開けて明るいススキの原に飛び出した。ススキをかき分けて進んでいくと三角点の鎮座する盛太ヶ岳に着いた。 以前は山頂からそこそこの眺望が得られたようであるが、今では周囲の木々が成長して東側の大岡山方面しか開けていない。それに登るときにササの中でガサゴソと物音がしたのが気になってしまったので早々に下山することにして、林道終点まで下ったところでお昼にした。 |
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山頂手前のススキの原 | 盛太ヶ岳山頂 |
11月に入ると朝晩の冷え込みが強まり広葉樹の森は鮮やかさを増してくる。色づいた樹林の中を歩くのは楽しいものだが、その一方で目につく山野草や果実が次第に少なくなってきているのは淋しいものだ。掲載種以外ではアキチョウジ、キクバヤマボクチ、ヒヨドリバナ、リンドウの花を見ることができた。この山には赤い実を付けたシロダモが広範囲に自生している。
シラヤマギク(キク科) | モリアザミ(キク科) | ノブドウ(ブドウ科) | コバノガマズミ(レンプクソウ科) | シロダモ(クスノキ科) |