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山 名 |
吾妻山(1238m) | 広島県庄原市 |
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登山日 | 2022年10月2日(日) 晴れ |
比和町森脇より望む吾妻山
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参加者 | 上の娘一家 | |
コース | 国民休暇村駐車場(10:25)〜小弥山(10:50)〜(11:10)吾妻山(11:25)〜南の原(11:55)〜キャンプ場駐車場(12:10)〜(12:20)国民休暇村駐車場 所要時間1時間55分 | |
お弁当 | 下山してから池の原で食べる | |
駐車場 | 国民休暇村(20〜30台くらい停められます。満車の場合は路肩へ) | |
トイレ | キャンプ場(利用していないので詳細不明) | |
まとめ | 昨年初秋のマツムシソウが咲き始めた頃に上の娘一家を連れて吾妻山のハイキングを楽しんだ。今年も昨年に倣って再び吾妻山に登った。違うのは昨年に比べて季節がやや進んでいるここと、それに奥さんが欠けていることだ。 |
広島市内の自宅を午前8時前に出て、広島北ICから広島道に入り、中国自動車道、松江道と走り、高野の道の駅に立ち寄ってお弁当を買い込む。道の駅を出て高野町を西から東に走り抜け、王居峠トンネルを抜けて県道比婆山公園森脇線に入ると吾妻山姿を現した。今回は休業中の国民休暇村の駐車場に停める。
国民休暇村の建物の左手から池の原に入り草原を山の方に登っていくと早速マツムシソウが目に留まった。自分の好きな花のひとつだが果実が出来ているものが多く見納めのようだ。ウメバチソウもお目見えで、この2つだけで草原に咲く秋の花を十分に堪能した気分だ!池の畔にはミゾソバとイヌタデ、池の中には睡蓮が咲いている。夏の間の草原の主役ツリガネニンジンは終わりかけだ。 昨年は小弥山のベンチで小休止したが今年は休憩なしに登っていく。日々成長している孫たちは頼もしいね。 |
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広い草原を緩やかに登っていく | 草原が終わり暫し樹林の中へ |
登山道が右に向きを変える標高1170m付近の湿地に寄り道してみたが、お目当てのアケボノソウは終わっていた。残ね〜ん。横木の階段が敷設されたトラバース道を緩やかに登っていくと吾妻山山頂に着いた。 天気に恵まれた日曜日なので、山頂にはトレラン姿の男性、小学生の男の子と女の子を連れた親子、3名の年配女性グループ、横田から登ってきた単独行の年配男性など多くの登山者で賑わっている。周囲を見渡すと奥さんと登った猿政山、大山、船通山、比婆山、福田頭などの名山がくっきりと見える。 |
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もうじき山頂 | 吾妻山山頂(遺影写真を携えて) |
山頂から登ってきたルートを見下ろす(後方には高野町の毛無山) | 山頂の東側には船通山の後方にうっすらと伯耆大山が見えている |
【登山中に見かけた花や果実】 休館中の国民休暇村の左手から草原に出ると細い花茎を伸ばしているマツムシソウが目に留まった。既に花の盛りは過ぎているが出会えて良かった。自分の大好きな花のひとつだから!樹林を抜けて小弥山に出てからは登山道わき一帯にアキノキリンソウ、イヨフウロ、リュウノウギク、リンドウが途切れることなく咲いていた。標高が上がるとひっそりと咲くセンブリがあちらこちらに!アキノキリンソウ、イナカギク、ワレモコウは未掲載。
マツムシソウ(マツムシソウ科) | ウメバチソウ(ウメバチソウ科) | 池の畔に咲くミゾソバ(タデ科) | リュウノウギク(キク科) | イヨフウロ(フウロソウ科) |
カワラナデシコ(ナデシコ科) | リンドウ(リンドウ科) | ヤマラッキョウ(ユリ科) | イブキトラノオ(タデ科) | センブリ(リンドウ科) |
ホタルブクロ(キキョウ科) | アキグミ(グミ科) | ホソバノヤマハハコ(キク科) | ヤマハッカ(シソ科) | ナギナタコウジュ(シソ科) |
山頂からは南尾根に入り一面にススキが生えた草原を気持ち良く下っていく。登りでもみかけたが、こちら側にはアキグミの樹が多く赤く熟した果実を孫たちに試食されると「口の中がシワシワになった」と言っていた。そりやあ美味しそうな実を選んで摘まんとね! 南の原分岐(変形十字路となっているので逆方向の場合は車道への道に入らないように注意)で右折すると水平道に変わり、等高線に沿って進んでいくとキャンプ場に下った。池の原まで戻り草原にシートを敷いてお昼にする。 |
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ススキの咲く南尾根 | 南の原分岐(奥は大膳原方面) |