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山 名
狗山・いぬやま(250m) 大平山・たいへいざん(267m)
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広島県三原市
登山日 2022年5月5日(祝) 晴れ
須波港より望む佐木島アルペンルート
参加者 夫婦
コース 鷺港(9時20分)〜登山口(9:30)〜行者山(9:45)〜(10:05)展望台(10:10)〜(10:40)180m台コブ(10:45)〜三古志峠(10:50)〜(11:10)狗山(11:15)〜(11:55)大平山(12:15)〜十字路鞍部(12:30)〜登山口(12:45)〜(13:10)向田港 所要時間 約4時間
お弁当 大平山で食べました
駐車場 三原港近くの有料駐車場Times(1日500円)
トイレ 大平山山頂(簡易トイレです)
まとめ RCCテレビの渕上沙紀アナウンサーが担当している「イマナマ」で佐木島が舞台になっていた。季節はサクラの咲く時期で、物々交換先を探して、島の名所「塔の峠千本桜」の周囲を自転車で走る様子が放映されていた。もうサクラは散ってしまったが未だ訪れていない島に行ってみたいという気持ちになり、気が変わらないうちに早速出かける。

連絡線の出航時刻から逆算して午前7:20分に広島市内の自宅を出て最寄りの広島IC山陽自動車道に乗る。高速道路は思いのほかスムースに流れ本郷ICで降りて三原港に着いたのは出航の30分前で余裕だった。しかし三原港に駐車スペースが無いので仕方なく付近の有料駐車場に停めた。高速艇に乗り佐木島の鷺港で下船して登山開始!地形図を見ながら県道佐木島線を歩き案内標識に従って進んでいれば容易に登山口に着く。そこからコンクリート打ちの坂道を上っていき途中で右に折れて山道に入る。

鷺港桟橋(正面に狗山) 県道から生活道へ(〇案内標識) ここが登山口かな 山道に入る

お堂のそばの斜面を登っていくと尾根に乗り尾根道を南下していく。付近には採りごろのタケノコが何本も頭を出しているが美味しいのは鍬がないと掘りだせない。程なく行者山に着いた。山頂にあるポンプ場の建物は電気が切られてとうの昔に役目を終えたようだ。樹林をさらに進んで行くと展望の良い165mピークに着いたので小休止する。東側の展望が良くて因島大橋の巨大な橋脚が見えるが画像でははっきり見えない。

行者山(ポンプ場) 展望台(165m峰) 展望台から東側因島方面の眺め

明神山で西に方向転換して鬱蒼とした竹ヤブの中を下っていき、チョロチョロと水の流れる沢を渡り、スギ林を登り返すと日当たりの良い灌木帯が待ち構えている。今日は夏日の予報が出ていたので覚悟はしていたが日差しが強くて辛いね。イノシシのヌタ場があったが、この島にもとうとうイノシシが泳ぎ着いてしまつたのか!雑木林の180m台コブまで進んだところでたまらず休憩を取る。そこから三古志峠に下ったところに可愛らしい花弁が無数に落ちていた。桐の花のようだが名前は何だったか?名前を引き出すのに3時間くらいかかってしまった。年には勝てないね!ウバメガシの大木のそばを抜けると登りが始まる。

竹林の中を下る 三古志峠 アブラギリの花 ウバメガシの大木

右手に見晴らしの山並みを見ながら狗山の東斜面を登っていくと狗山に着いた。山頂からも三原の市街地と背後にはそれを取り巻く山並みが見える。ガイドブック「ひろしま百山」に記載の山を同定してみたが広島県東部にはあり訪れていないので合っているか自信はない。この日の広島県は夏日で、遮るもののない狗山ではじっとしているだけで汗ばんでくるので早々に次の目的地の大平山に向けて下山にかかる。

3等三角点の狗山 狗山山頂から三原市街地方面の眺め(画像の右手前に鷺港が見える)

狗山の南斜面を10分ほど急下っていくと傾斜が緩み大平山への連絡道に入る。そして急斜面の登りが始まる。急下りや急登は多少は苦にはなるが、それよりも強い日差しをまともに受けるのが辛いね!急登が終わると右手から幸神(さいのかみ)社からの登山道が上がってきていた。大平山は展望は乏しいが有難いことに木陰とテーブルとベンチがあり、予定通りここで昼食を摂る。南に20mほど下ったところに簡易トイレもあった。

狗山から大平山を望む 鞍部付近 展望地からの眺め 木陰のある大平山

少し急な雑木林の尾根道を二本松(十字路鞍部)まで下り右折して快適な谷道を下っていくと獣除けのフェンスで囲われたミカン畑に出た。

ミカン畑の中の道を登山口まで下り、地形図とにらめっとし向田港を目指す。時間的余裕はあったが塔の峠千本桜はパスする。
二本松(十字路鞍部) ここが登山口のようだ 県道から大平山を振り返る