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山 名
茶臼山(285m) 烏帽子岩山(410m) 上山(391m)
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広島県呉市
登山日 2022年5月2日(大型連休) 晴れ
JR吉浦駅より望む茶臼山
参加者 単独
コース JR吉浦駅(9時5分)〜登山口(9:20)〜(9:55)茶臼山(10:00)〜中国自然歩道(10:25)〜烏帽子岩山(10:50)〜上山(11:15)〜つつじヶ丘(11:50)〜(12:05)野外活動センター(12:20)〜(12:30)地方道66号呉環状線〜(12:35)深山の滝入口〜引き返してJR呉ポートピア駅へ
駐車場 行き帰りともJRを利用しました。
トイレ JR吉浦駅(水洗です)
まとめ 深山の滝はずっと昔に訪れた記憶があるんだが如何せん記録が無い。でも滝の近くから絵下山方面に向かう道をうっかり見落としてしまった残念な記憶は鮮明に残っているので、今回その付近を歩いてみて付近の状況を再確認しようと思った。今日は車が無いのでJRを利用して吉浦から登り中国自然歩道を歩いて坂町に抜ける予定を立てたものの、中間地点の車道から深山の滝方面に抜ける道が災害復旧工事で通行止めだったので予定を変更してJR呉ポートピア駅を終点とした。なお、工事は来年3月末までの予定だ。

今日は世間は平日なので電車は通勤・通学客で比較的混んでいる。JR吉浦駅で降りて駅前の商店街を山の方に進んでいく。クレアラインの下を潜って側道を横断すると直ぐに白い手摺りの付いた階段が目に飛び込んできた。この階段は事前の調べには無かったものだが、ここからでも登られるだろうと思い取り付くことにした。鉄塔の右手を通過すると左手から別の階段道が上がってきていた。竹林の中に真っ直ぐに付けられた階段を進んでいくと明るい開けた場所に出て上の方にお墓が見える。

アーケード商店街 登山口付近の景色 竹林の中の階段道 竹林を抜けて明るい場所へ

墓地の奥から雑木林に入る。登山道は明瞭で迷うようなところは無い。吉浦方面が望める展望地を過ごすと間もなく茶臼山に着いた。

「志蕗山城」と記された標識が立っているので山城だったのか?山頂は展望は乏しいが東側にある岩の上に立つと鉢巻山と灰ヶ峰が望める。
茶臼山登山道 展望地から吉浦の町を望む 茶臼山山頂

茶臼山の北斜面を下る。こちら側も踏み跡ははっきりしていて多くの登山者が歩いていることを物語っている。殆ど高低差のないコブを連続して巻いて進んでいくと「茶臼山0.6km 烏帽子岩山0.8km」の案内標識が立つ中国自然歩道に出た。

左手の谷に土石流の痕が見られる。たぶん4年前2018年7月の豪雨災害のときのものだろう。高速道路のような快適な道を北に向かい372m峰を右から巻いて進んでいく。瀬戸の島々が見える展望地を過ぎるとケルンのある烏帽子岩山に着いた。
中国自然歩道に出る 高速道路のような道

烏帽子岩山直下の展望地からのパノラマ(鉢巻山〜似島) 天応烏帽子岩山

烏帽子岩山から北に向かい、鞍部から横木の階段を登ると三角点の鎮座する上山に着く。付近一帯には高射砲の台座などの戦時中の遺構が数多く残されている。

「野外活動センター近道」の標識があった。焼山側からは登るルートがいくつもあるようだ。
上山(展望なし) 中山の少し先の展望岩場からの眺め

長い下りか゜始まって直ぐに焼山方面が望める展望地があった。今までにお目にかかったことのないアングルだ!

横木の階段道をズンズン下っていくと「つつじヶ丘」の案内標識があった。中国自然歩道は右に下るが、ここでは近道の直進を選択する。
展望岩場から焼山方面の眺め(手前に野外活動センターと呉昭和高校) つつじヶ丘分岐

延々と続く横木の階段を下っていき最後に側溝を跨ぐとくと野外活動センターの敷地内に出た。付近は荒れ放題で案内標識も無いので逆方向からだと遊歩道への入口は判らないと思う。左に折れて植林の中を下っていくと中国自然歩道に出た。

ゴミの散乱する沢沿いの中国自然歩道を下っていくと10分で地方道66号呉環状線に出る。車道を深山の滝入口まで上がったところで愕然!災害復旧工事のため深山の滝方面は通行できなくなっていた。仕方ないので車道を下り呉ポートピア駅から電車に乗って帰る。
再び中国自然歩道に出る 災害復旧工事中の車道に出る

もうコガクウツギが咲きだしました。最近は初夏のような陽気が続いているので花は10日くらい早いような気がします。卯の花(ウツギ)ももうじき咲きだしそうです。
ツクバネウツギ(スイカズラ科) コナラの虫こぶ コバノガマズミ(レンプクソウ科) ヤマツツジ(ツツジ科) コガクウツギ(アジサイ科)