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山 名
向山(666m)
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広島市佐伯区
登山日 2022年3月21日(祝) 晴れ
南麓の野登呂より望む向山
参加者 単独
コース 藤の木団地バス停(9時40分)〜砂防堰堤(10:15)〜(11:00)仏峠(11:05)〜向山(11:25)〜(11:30)奥原の岩場(11:55)〜一休みの壇(12:10)〜林道に出る(12:45)〜(12:55)神原の枝垂れ桜
お弁当 奥原の岩場(眺めは良いが多人数には不適)
駐車場 公共交通機関を利用しました。
トイレ 藤の木団地児童公園(利用していないので詳細不明)
まとめ 初めての登山ルートを歩くシリーズ。今回は登山ガイドブック「ひろしま百山」に記載の藤ノ木団地からの野登呂ルートを歩いてみることにした。登山口の野登呂で話をした農家の奥さんによると「最近は登山者が少なくなって草木が被り気味だから道がわからんようになっているかもしれんよ」とのことだったが、心配には及ばずで、ちゃんとした道が仏峠まで続いていた。

JR五日市で下車して北口駅前のパン屋さんでお昼を調達して、藤の木団地行きの広電バスに乗る。バスに揺られること30分くらいで藤の木団地終点に着いた。バスの車庫のある広場から目の前に三角錐のきれいな山容の向山が見える。団地内隅っこから長〜い階段を下り下の道に降りて野登呂川沿いの道を遡る。大きな道路を横断して地形図を頼りに山の方に進んでいくと向山の案内標識が現れた。登山口と思われるところから樹木が被る廃林道を詰めて右に堰堤を過ごすと間もなく廃林道は終わった。

長〜い階段を下る 大きな道を横断する ここが登山口かな 廃林道終点

山道に入って5分足らずで「上り右下へ」の案内に従って沢に降りて少し沢床を歩き中尾根に乗り、掘れた道を進んでいく。雑木林の森はやがてヒノキ・スギに変わってくる。おかしいな!地形図の破線径は谷道なのに今自分が歩いている道はトラバース道なのだ。どうやら地形図に記載のないルートを歩いているようだ。傾斜のあるところはジグザグ道になっていて負担が少ない。東に振って陥没地を渡って支尾根に乗ると、お地蔵様があり、そこから間もなく十字路鞍部の仏峠に着いた。

沢に降りる地点 植生はヒノキ林に変わる 植林の中のジグザグ道が続く 仏峠(十字路鞍部)

仏峠で右に取り向山に向けて明瞭な登山道を登っていく。右手笹利からの登山道が併さると奥原の岩場に着いた。向山の山頂まで足を延ばし引き返して奥原の岩場で景色を楽しみながらお昼にする。

何時だったかこの山から四国の石鎚山が見えたことがあったが今日は少しだけ霞んでいるので四国は見えないが比較的遠くの野呂山や羅漢山が見える。麓の西風新都「こころ」は造成地が広がって住宅が増えてきているね。大峯山は窓ヶ山の後方に隠れていて見えない。
展望の良い奥原の岩場 展望の無い向山山頂

奥原の岩場から東側方面の眺め 奥原の岩場から東側方面の眺め

奥原の岩場から向山山頂の方に5mほど進んだところの下山口から下っていく。固目ヶ丘分岐を過ぎると「一休みの壇」があるので一休みする。ここからは荒谷山や堂床山方面が見えるようになってきたが、逆に宮島以西は見えなくなった。笹利分岐は直進して神原方面に向けてヒノキ林の尾根道を下っていく。急なところには「滑り易い坂が続きます」の優しい標識が!送電鉄塔まで下るとからは麓が近くに見えるようになってきた。

下山口と案内標識 一休みの壇 笹利分岐は直進する 送電鉄塔の下を通過する

やや草木が被り気味の林道を下っていくと「神原のしだれ桜」のところに出る。右の画像の写真を撮った位置に「神原のしだれ桜」の樹がある。

西風新都「こころ」に抜けてクスノキ並木の下を歩き、最寄りのバス停からJR横川駅までバスに揺られて帰った。
廃林道に出る クランクヵ所 神原しだれ桜の所の下山口