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山 名
経小屋山(596m)
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広島県廿日市市大野
登山日 2022年2月27日(日) 晴れ
JR玖波駅より望む経小屋山
参加者 単独
コース JR大野浦駅(9時10分)〜岩滝ルート登山口(9:45)〜(10:15)ケルン(10:20)〜一周ルートに出る(10:55)〜(11:00)南展望台(11:05)〜経小屋山(11:20)〜西展望台(11:50)〜展望地で昼食20分〜270m峰(12:50)〜鳴川ルート登山口(13:20)〜(13:45)JR玖波駅
お弁当 鳴川ルート上にある展望地で食べる
駐車場 JRを利用しました(登山口、下山口近辺に駐車可能な場所は見当りませんでした))
トイレ 経小屋山山頂部にあります(詳しくは設置されている案内板をご覧下さい)
まとめ 前回経小屋山に登ったときに南展望台付近に「岩滝ルート」が上がってきているのを見つけた。きっと「おおの自然を愛する会」の皆さんが拓いたルートなんだろうね。今回はそのルートを歩いてみることにした。

広島県下には「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」が適用中なので、自家用車の利用を検討してみたが適当な駐車地が思い浮かばなかったので止む無くJRを利用することにした。JR大野浦駅で下車して駅前通りの消防車庫を過ぎたところで山の方に向かい林ヶ原地区を西に突っ切って宮浜温泉の裏の道に入る。


その裏道は車の通行量が多いので山陽自動車道の側道を歩いていくと経小屋山宮浜ルートに入る道(左の写真)があり、宮浜ルートと岩滝ルートの案内標識が立っている。この変形十字路を直進し道なりに進んでいく。

なお山陽道沿いに進み、右手に「亀楽庵窯」の大きな表札の掛かる建物を過ごし高圧配電線を追って山の方に進んでいくと岩滝ルートの登山口に着いた。「クマ注意」の案内板があるぞ!
山陽自動車道の側道 岩滝ルート登山口

登山道に入ると間もなく送電鉄塔の近くを通過する。登山道に沿って鉄パイプが並んでいるが鉄柵の名残りなんだろか?経小屋山の南東斜面は20年くらい前に山火事の被害を受けたうえに樹木が育たない地質のようで比較的眺めが良くて気持ちいい。傾斜が急なところはジグザグ道になっていて足に優しい登山道だ。30分も登るとケルンがあったので小休止する。さしもの傾斜が緩やかになると一周ルートに飛び出した。

送電線の下を通過 視界が開ける ケルンのところで小休止 一周ルートに出る

一周ルートに出て右に取り遊歩道を緩やかに登っていくと南展望台に着いたので一休みする。展望台からは眼下にカキ筏の浮かぶ大野の瀬戸と安芸の宮島が見えるので、眺望を楽しみながら暫しまったりする。妹背の滝・城山方面からのルートが合わさると間もなく経小屋林道(車道)に飛び出したので鋭角に折り返して林道を進んでいくと直ぐに林道終点に達し、丘のようにこんもりとした山頂部を進んでいくと三角点の鎮座する経小屋山の山頂に着く。山頂からは東側が切り開かれていて広島市街地方面が良く見える。

眺望抜群な南展望台 城山方面からのルートが合わさる 経小屋林道に出る 車道終点付近の景色

下山は鳴川ルートを歩く予定なので経小屋林道を下っていき、中央展望台駐車場の少し先(左の写真)から遊歩道に入る。

右に休憩舎を見て横木の階段道下っていき心持ち登り返したところのT字路で案内標識に従って左折すると西展望台に着いた。宮島方面が良く見える。
経小屋林道からの下山口 花木園分岐は左折 西展望台

西展望台から急斜面を下っていく。490m台コブの手前に展望の良いところがあったので昼食休憩を取った。

490m台コブから270m峰までの間は岩尾根が続き景観が開け、左に宮島・広島市街、右に大鉢山や傘山を見ながら下っていく。
490m台コブ付近 岩場が続く(眺め良し) 展望なしの270m峰

下の方に緑色の貯水タンクが見えてきて送電鉄塔の左手を通過すると間もなく貯水タンクの裏側の管理道に出た。そしてタンクに沿って時計回りに管理道を下っていくと山陽自動車道の側道に出る。交通量の多い側道を少しだけ歩き団地を抜けるとJR玖波駅に着いた。

JR玖波駅のホームで上り電車を待っていると寝台特急「銀河」が通過した。自分が若い頃は、深夜急行として大阪−東京間を走っていたので何回か利用したことがあるんだが、今では寝台特急に格上げになっていて車体には今風のロゴが入っていてかっこよかったね。
経小屋調整池の裏に出る 経小屋調整池前の側道に出る