HOME 戻る
山 名
高岳山(1040m)
工程図を見る
山口県山口市
登山日 2021年11月13日(土) 曇りのち晴れ
徳佐中より望む高岳山
参加者 単独
コース 林道駐車地(9時40分)〜林道終点登山口(10:10)〜公社造林看板(10:25)〜(11:00)桐ヶ峠(11:05)〜(11:45)高岳山(12:10)〜桐ヶ峠(12:50)〜公社造林看板(13:20)〜登山口(13:35)〜(14:05)林道駐車地
お弁当 高岳山展望地で食べる(お昼の候補はここしかありません)
駐車場 林道駐車地(5台くらい停められます)
トイレ 登山口近辺にはありません(津和野側からだと道の駅・願成就温泉が近くです)
まとめ 前回の沖の郷山に引き続いてのリベンジ登山だ!高岳山に初めて登ったのは3年前で、このときは桐ヶ峠付近から小雨の降るなか高岳山に登ったが当然ながら稜線からの展望は皆無で、それに高岳山の山容を見ることなく空しい登山に終わってしまった。今回は当日の明け方までしっくりこない天気だったが予報通り天候が回復して高岳山から徳佐盆地を俯瞰することができ、リベンジ成った登山でした。

広島市内の自宅を午前7時過ぎに出て、広島北ICから高速に乗る。吉和IC付近で頭頂部が冠雪して冠の部分だけが白くなった吉和冠山が目に飛び込んできた。早くも西中国山地には冬が訪れてきたことがうかがえる。六日市ICで降りて柿木から津和野に抜けて登山口に向かう。


津和野の赤い大鳥居の建つ交差点を左折して国道9号線に入り、途中の「願成就温泉」道の駅でトイレを済ませ、徳佐盆地を南下していくと左手に高岳山が見えてきた。道ばたに高岳山登山道の案内標識があるところで左折して高岳山の大きな山塊を見ながら田んぼの中に付けられた生活道を案内標識に従って進んでいく。

最奥民家の先から林道本谷線が延びている。林道起点には獣避けの柵が設置してあったので、念のため近くで農作業中の人に確認して、扉を開けて中に入る。案内板には何と書かれていたかは忘れてしまった。
国道9号線からの進入路 林道本谷線起点

路面のしっかりとした林道本谷線を走り、最初の分岐で案内標識に従って斜め左の桐ヶ峠林道に入り市場川を渡ってすぐの駐車スペースに停める。登山支度をして出発すると伐採地にあった。今日は作業は休みのようでし〜んとしている。伐採地の向こうに桐ヶ峠〜三ヶ峰の中間付近の稜線が見える。

一見危なそうな枕木橋を渡って林道をショートカットしてから先は歩くのもままならないほど林道が滅茶苦茶荒れている。辛抱して進んでいくと前方に登山口の標識が見えてきた。ここまで駐車場から30分。
林道駐車地(手前が山頂) 林道終点の高岳登山口

立派な案内標識のところから登山道に入ると直ぐに沢を左岸に渡る。やがて登山道は暫くは高巻き道となるがそのうちに沢に寄り添う。ヤマアジサイが多いので初夏に登ると花を楽しめるだろう。公社造林の看板のところの二俣で左俣に入ると2合目標識があり、その先で沢を右岸に渡る。

暫くは右岸のスギ林の中を進んでいく。踏み跡は明瞭だが足下がガレ気味で良くないので結構足に負担がかかるね。
公社造林の看板(2合目の直前) 右岸のスギ林(2合目の先)

標高730m付近の二俣でも左俣に入り大きく迂回したところに3合目標識を見る。右岸沿いを進んでいき途中で左岸に渡ってジグザグに登っていくと4合目標識があり、さらにジグザグに登りトラバース道に入る。

トラバース道が終わったところが桐ヶ峠で反対側から古江堂林道からの登山道が上がってきている。右手は三ヶ峰方面で「ササは刈ってあります」のプレートが置かれていた。
4合目標識 桐ヶ峠(5合目)

十字路鞍部の桐ヶ峠で左にとり高岳山に向けて稜線歩きをスタート。有難いことにササは刈られていて気持ちよく歩ける。906mピークを越えると前方に高岳山が見えてきた。まだまだあるね、いやいや、もう少しだ!紅葉は丁度見ごろでブナの黄葉、ツツジ(種類は判らない)の紅葉を楽しむことが出来た。紅葉の主は他にはミズナラ、クヌギ、ナラカシワ、ウリハダカエデ、ハウチワカエデなどだ。足下にはイワカガミの葉っぱが多いので春本番の頃に登ると花が楽しめそうだ。そうこうするうちに3等三角点の鎮座する高岳山山頂に着いたが展望が無いので少し先の展望地を目指す。

ルンルン気分の稜線歩き 高岳山が見えてきた ブナの黄葉(山頂手前) 高岳山山頂

高岳山山頂から北に150m程進んだところに絶景の展望台があり、ここが実質の終点と言っていい。この先法師山方面は背丈ほどのササが繁りヤブ漕ぎ必至だ!

徳佐盆地側は切り開かれていて眺望が有るが反対の吉賀町側は木の間越しに鈴ノ大谷山付近の稜線が見える程度だった。落葉期に登るとくっきりか?
山頂からすぐのところに展望台 展望台から西側の眺め(徳佐盆地が広がっている)

下山は、木の間越しに見える西中国山地の最西端の名峰?を確認しながら登ってきた稜線を下っていく。登り下りとも所要時間は約2時間だった。

桐ヶ峠から先のゴーロの谷筋道は足に負担がかかるのか翌日から3日間くらいは筋肉痛で階段を下りるのが辛かった。
カタクリが咲く弟見山 滑松国有林の飯ヶ岳 三ツヶ峰(縦走路の中間の山)