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山 名
沖の郷山(957m)
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島根県飯南町
登山日 2021年10月31(日) 曇り
大万木山中腹より望む沖の郷山
参加者 単独
コース 登山者用駐車場(10時15分)〜林道終点(10:20)〜主稜線鞍部(10:55)〜(11:10)沖の郷山(11:20)〜主稜線鞍部(11:35)〜林道終点(12:10)〜(12:15)登山者用駐車場
お弁当 今回は午前中登山(候補は山頂です)
駐車場 登山者用草広場駐車場(10台くらい停められます)
トイレ 主稜線鞍部に扉の無いトイレがあります(使用するには勇気が要る人もいます)
まとめ 初めて沖の郷山に登ったのは4年前で、このときは小雨模様の天気のなか登山を強行した。そのときのブログに 「今回は散々だったが何れリベンジ登山をしようと思う。」 と書いている。ようやくリベンジの機会が巡り、山頂からの素晴らしい眺めを堪能した。

コロナ禍で高速道路の休日割引なしが続いているので、広島市内の自宅から国道261号、国道433号、江の川沿いの国道375号と走り島根県美郷町から赤来町に抜ける。道の駅とんばらでトイレ休憩をして、晴雲トンネルを抜けたところで右折して、殿居の集落で案内標識に従って右の一直線の細い道に入り1.5km走ると登山口の案内があった。その標識の向こうにある筈の廃屋は崩れ落ちヤブに埋もれて判らなくなっていた。登山口の案内の50m先の登山者用駐車場に駐車して出発する。色づき始めた広葉樹を観賞しながら林道をほんの5分程歩くと終点に着いた。

廃屋の手前の登山口の案内標識 登山者用駐車場 林道を進んでいく 林道終点

林道終点から登山道に入る。スギ林を抜けて谷沿いに進んでいき左手の尾根に上がる。周囲はミズナラ林で小ぶりのブナも見られる。ナナカマドも多く見られる。尾根道はそんなには急だとは思わなかったがロープが渡されているところがあった。登山者よりは沖の郷神社に参拝する人たちへの配慮だろう。左手に沖の郷神社のあるピークを見ながら黄葉した広葉樹の森をのんびりと登っていくと主稜線が見えてきた。

最初はスギ林 谷筋道に変わる 明るいミズナラ林 ロープのある急斜面

主稜線鞍部には簡易トイレが設置されているが如何せん扉が取れてしまっているので使用するには勇気が要るかもね。そこで右折してブナ林の登っていく。勾配は緩いので気持ちよく歩いていると左手北側が切り開かれているところがあったが、この付近の地理は詳しくないので、どのあたりが見えているのかさっぱり判らない。小コブから心持ち下り上り返すと大展望の山頂に着いた。暫し山頂からの眺望を楽しんで登ってきた道を引き返す。

主稜線鞍部(左は沖の郷神社) 黄葉真っ盛りのブナ林 展望地から日本海側の眺め こんもりした丘の上が山頂

山頂からはぐる〜っと360度とはいかないが、それに近いような眺望が得られる。南には島根県民の森を取り巻く山々が目の前に見える。大万木山〜琴引山はいつの日かは縦走と思いつつも、距離の長さに尻込みをしている。奥指谷の右後方に台形の船山が見えたが画像でははっきりしない。西には三瓶や大江高山火山群が見えるが、明け方まで雨が降っていて回復途上の天候のためくっきりすっきりとはいかない。

秋も深まり花はめっきり少なくなったので下りで果実を調べてみた。右端の裂けた黒っぽい果実の名が判らない。樹肌や葉の付き方から最初はネジキだと思ったが、ネジキの果実は花とは逆に上向きに付くので当てはまらない。手持ちの図鑑でツツジ科を中心に調べてみたが答は出ない。どなたか教えてください。掲載種以外ではタンナサワフタギ、ユズリハ、ヤブコウジ、ツルシキミ、ツルリンドウの果実がありました。

ナナカマド(バラ科) ダンコウバイ(クスノキ科) ミヤマガマズミ(レンプクソウ科) スノキ(ツツジ科) 不明果実(ツツジの仲間か)

下山後に道の駅「とんばら」にトイレ休憩で立ち寄ろうとしたが
駐車場は満車状態で入ることはできなかった。
そのまま車を走らせて「一福」で蕎麦を食べようとしたが
店の前は入店待ちの長蛇の列でこりゃあ駄目だ!
結局、赤名の道の駅で軽く昼食を取った。
コロナの緊急事態宣言が全国的に解除されて1ヶ月
皆さんようやく自粛から解放されて出歩き始めたかな