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山 名
岩滝山(163m) 茶臼山(271m) 呉娑々宇(682m)
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広島市安芸区
登山日 2021年10月17日(土) 曇りのち晴れ
JR海田市駅より望む岩滝山
参加者 単独
コース JR海田市駅(7時40分)〜岩滝神社(8:00)〜岩滝山(8:30)〜最初の鉄塔(8:45)〜甲越峠(9:15)〜(9:35)揚倉山(9:40)〜茶臼山(9:45)〜笹ヶ峠(10:10)〜(10:30)354m峰(10:35)〜441m峰(11:00)〜休憩東屋(11:05)〜(11:15)ハンド岩(11:20)〜岩屋観音コース合流(11:35)〜(12:00)呉娑々宇(12:15)〜車道横断(12:25)〜送電鉄塔(12:40)〜(12:50)ささらが池(12:55)〜惣の谷分岐(13:10)〜車道に出る(13:35)〜(13:55)登石バス停
お弁当 呉娑々宇山頂付近の風の当たらないところで食べる
駐車場 今回はJRとバスを利用しました
トイレ JR海田市駅(水洗です) 岩滝神社(水洗です)
まとめ 昨日からの雨が明け方にあがり全国的に冬型の気圧配置に変わってきた。県北や山陰は時雨れ模様なので近場の呉娑々宇に登ることにしてJR海田市からのロングコースを組んだ。このコースは20年前に歩いているんだが写真や詳細な記録がないので改めて歩くことにした。また、ささらが池の畔を歩いた記憶はあるんだが記録がなくて一体何時のことだったか?これも下山ルートに組み入れて改めて歩いてみることにした。

JR海田市駅で下車して駅前の道を横断して細い路地に入り西国街道に出て西に向かう。「岩滝山登山口400m」の道標の立つ交差点で右折して宅地の中の急坂を登っていくと岩滝神社入口に着いた。ここまでは地形図を確認しながら歩いたが、神社の紺色の幟を目標にしたら簡単に着けると思う。岩滝神社入口を左に向かうと大きな案内板とトイレがある。岩滝神社の裏手は岩滝公園として整備されていてハイキング気分で気軽に眺望を楽しむことができる。西廻りコースと東回りコースがあるが今回は西廻りコースを上がっていく。眺めの良い墓所を抜け石段を上がっていると鐘楼があり、その先からやや山道らしくなってくる。展望の良いところがあったので一休み。ほんのちょっと登っただけで広島市街が良く見える。

岩滝神社入口 西廻りコースの石段を上がる 展望地からの眺め(大峯山方面は時雨れていて見えなかった)

【岩滝山〜甲越峠】 展望地の先で東回りコースを合わせると、遊歩道から山道に変わり快調に登っていくと岩滝山に着いた。展望がないので写真を撮っただけで先を急ぐ。どこか遠くの方で運動会か秋祭りのドンが上がっている。送電鉄塔の建つコブに上がると「為角」の案内があったが日浦山に繋がるルートだと思う。暫くは送電鉄塔沿いの尾根道を北上すると甲越峠の手前まで進んできた。目の前には峠に下るための補助ロープが設置されているが、できれば急下りは避けたいので左手の尾根を下っていったが何らかの跡地のところで行き止まり!仕方なくロープ場を下っていくと甲越峠に下りた。車道を横断し目の前のコンクリート階段を上がろうとしたが…「災害復旧工事のため通行できません。」の案内があった。

岩滝山山頂 送電鉄塔沿いの登山道 甲越峠に下るロープ場 甲越峠で車道を横断

【甲越峠〜笹ヶ峠】 車道に出たところから東に100mほど進み迂回ルートに入り土砂崩れヵ所の真上に出る。甲越峠から揚倉山に至る道は横木の階段が敷設され整備が行き届いている。送電鉄塔の建つ揚倉山山頂からの眺めが良かったので小休止する。ブルーベリー(シャシャボ)の実がたわわに付いているが食べられるのはもう少し先だ。ところで山頂手前に舗装された道が上がってきていたが歩く人は多いんだろうか?揚倉山から階段道を下っていき登り返すと茶臼山の三角点が鎮座していた。ここはノンストップで先を急ぐ。管理道が寄り添うところから登っていきヒノキ林のトラバース道を抜けたところが笹ヶ峠で、新城城(しんしろじょう)跡の案内プレートや「畑賀3km」の案内標柱が設置されている。

迂回ルートの取り付き 揚倉山山頂 管理道が寄り添う (地形図上の)笹ヶ峠

【笹ヶ峠〜東屋】 笹ヶ峠から延々と続く横木の階段道を登っていくと351mピークに着いた。送電鉄塔が建っていて東側の送電線の先には安芸アルプスの一部が見える。もちろん反対側の広島市街地方面も良く見えるのでお昼の候補だ。小休止の後稜線を北に進んでいくと中国自然歩道の案内標識があり水分峡方面への道が左に分れる。中国自然歩道はここまで!ところで歩きながら、登山道がやけに整備されているので何故なんだと不思議に思っていたが、実は中国自然歩道の岩屋観音ルートを歩いていたからなんだと納得。落ち葉の積もった道を登っていくとようやく東屋に着いた。

351mピーク 中国自然歩道はここまで 横トーフ岩 東屋のある広場

【東屋〜呉娑々宇山頂】 東屋から10分でハンド岩に着く。登山道の反対側西側の谷は大規模な崩落が発生していた。さらに登っていくと水分峡からの登山道が合わさる。ここまでは唯一人の登山者とも会わなかったが、ここから呉娑々宇山頂までは数人と出会った。やはり水分峡を起点に歩いている人が殆どなんだろう。バクチ岩、展望広場と過ごすと呉娑々宇山頂に着いた。あれ〜っ反射板が無かったぞ!用済みで撤去されてしまったんだね。山頂でお昼の予定だったが冷たい季節風が吹き抜けてやけに寒いので少し引き返して風の当たらないところでお昼にする。

ハンド岩(落ちそうで落ちない) 水分峡・岩屋観音分岐 眺望抜群のバクチ岩 呉娑々宇山頂

【呉娑々宇山頂〜鉄塔】 ソフトバンクの電波塔跡地付近から右後方に折り返して管理道に下りる道に入る。折り返しのところには「ささらが池」の案内プレートが樹木の幹に掛かっていた。手摺りの付いた道を下っていくと管理道に出る。そして車道を30mほど歩いてささらが池方面への山道に入る。そこにも「ささらが池経由で登石バス停まで100分」と記された案内プレートがあった。目と鼻の先のコブまで登り、ささらが池に向けてテープの多い尾根道を下っていくと送電鉄塔があった。残念ながら展望は無い。

管理道に下りる道 管理道に出る コブは左へ(右は大谷口) 送電鉄塔の下を潜る

【ささらが池〜馬木に下山】 送電鉄塔の下を潜り尾根道を下っていくと「ささらが池」の分岐があったので寄り道をする。ささら姫の伝説の残る池は雨不足の影響で貯水量が極端に少なくなっている。分岐まで戻り尾根道を下っていき、「念仏コース」の案内プレートのところで北に派生する支尾根に乗り換えて、どんどん下っていくと馬木調整池のすぐ上の車道に飛び出した。地形図を確認しながら車道を下っていき登石バス停からバスに乗って帰る。

ささらが池分岐 ささらが池(宇根山溜池) 雑木林の尾根道 馬木調整池の近くに下山

広島で山歩きを再開した20年くらい前のこと。
当時は自宅近くの里山を気ままに歩いていた。
歩いた記録を付けることも写真を撮ることもなしに・・・
だから、いつ、どの山を歩いたのかは殆ど覚えていない
東区の山はガイドブック「緑の回廊ぐる〜っと東区」や
折り畳み式パンフレット「東区自然発見マップ」を元に
家から歩いて行ける牛田山や松笠山を中心に歩いた。
ささらが池は東側の畔を北から南に向かって歩いたと思う。
そのときの池は満々と水を湛えていたような記憶がある。
今回は水位が下がっていて自分の記憶にある池とは違って見えた。
だから記憶を呼び起こそうとしたが駄目だった。甦ってこない。
仕方がない!いつまでもおぼろげな記憶にとどめておこう。