HOME 戻る
山 名
五輪山(832m)
工程図を見る
広島県安芸太田町
登山日 2021年5月29日(土) 晴れ
加計町遅越より望む五輪山
参加者 単独
コース 垰集落駐車地(9時45分)〜林道寺屋敷線起点(9:50)〜(10:15)梅の里階段口〜探検ロス15分〜林道寺屋敷線終点(10:45)〜(10:50)鉄塔分岐・道誤り15分ロス(11:05)〜寺屋敷(11:15)〜(11:35)五輪山(11:50)〜安中道へ(12:05)〜(12:40)作業道に出る(12:50)〜三叉路(13:15)〜(13:35)垰集落駐車地
お弁当 五輪山山頂で食べる(このルートではお昼の候補はありません)
駐車場 垰集落の道路が膨らんだ部分(探せば何ヵ所かあります)
トイレ 登山口付近にはありません。温井ダム公園(もちろん水洗です)
まとめ オリンピックの開催が間近に迫っていてカウントダウンに入っている。このイベントに合わせて加計のオリンピック山に登る人はどのくらいいるんだろうか?今回は北麓の猪山から登ってみたが寺屋敷から山頂に至るメインの登山道は多くの人が歩いているようには思えなかった。

国道191号線を走り加計のコンビニで昼飯を調達して猪山に向かう。猪山の先の垰集落に着き、民家の庭先で農作業準備中の奥さんに挨拶をして、ついでに駐車できそうなところや林道の状況を教えてもらう。その民家のすぐ先の道が膨らんだところに駐車してスタートする。最奥民家を過ごすと林道寺屋敷線の標識が立っている。獣除けの電流柵を跨いで林道を奥の方へと進んでいく。右手の谷は急傾斜地ながらも全面にヒノキが植林されていて木の間越しに大箒山系A峰付近の大規模伐採地が見える。梅の里に通じる階段口はうっつかりしていると見落としてしまいそうだ。送電線の下を通過し右カーブして谷に架かる橋を渡ると周囲が開けてきた。舗装路はバラス道へと変わり間もなく林道寺屋敷線の終点標識があったが、林道はまだ先へと延びている。

林道寺屋敷線起点 右手の谷にヒノキ林 梅の里に通じる階段口 林道寺屋敷線終点

寺屋敷林道終点から僅か1分で三叉路に突き当り迷わず左に延びる林道に入った。この林道を進んで行けば寺屋敷に出ると思ったからだ。しかし林道は思いとは裏腹に南へ向かい下っていく。こりゃあ違うと思い三叉路まで戻り、青色のリボンの付いたヒノキの幼木のところからスギ林の中に突入すると直ぐに明瞭な踏み跡に出合った。スギ林の中をほぼ一直線に登っていくと710m台コブに立つ。コブから鞍部まで下ったところが寺屋敷で、立派な標識(左・猪山道 右・安中道)は倒れてしまっていた。なお北斜面に下る道(寺屋敷林道へのショートカット道)はやや不明瞭のようだった。

林道三叉路(手前が送電鉄塔) スギ林の中を登る テープの多い710m台コブ 寺屋敷(標識は倒れている)

寺屋敷から安中(あんぢゅう)道に入り50mくらい進んだところに五輪山への分岐があるので見落とさないように注意して歩こう。もし見落したとしても灌木や夏草に覆われた道になるので気づく筈!

分岐から暫くはヒノキ林の中の単調な登りが続き、右に振れると平坦になり、山名の由来となった五輪の塔を過ごすと五輪山に着く。周囲は立木に遮られて展望は乏しいが木の間越しに大箒山が覗く。淋しい山頂でお昼を食べて登ってきた道を引き返す。
五輪山登山道分岐 展望の無い五輪山山頂

登山道分岐まで戻り、右に折り返して安中道に入る。日当たりのよい所は灌木が被さってきてルートが見にくいが、地形図を読む限りは道は等高線に忠実に付いているので道を拾って北に進んで行く。

左手下に作業道が見え伐採された杉の丸太が積み上げられている。この道は一体どこから延びてきているんだろうか?疑問は最後まで解けなかった。植林が切れると植生は雑木林に変わり、大きなヤマザクラの傍を進んでいく。
安中道(灌木が被る) こんな歩き易いところもある

突然に作業道に飛び出した。ここで少し探検してみた結果、三角点峰方面には薄い踏み跡があり、鉄塔保守道または三角点峰の北尾根を歩いて垰集落に出られそうだ。作業道に戻り作業道を北に下っていくと立派な未舗装林道に突き当たったので左折して林道を下っていく。安中道を探したが見当違いのところをウロウロしていたようで見つけることは出来なかった。舗装された林道猪山線に出たところで左折して緩やかに下っていくとスタート地点に戻った。登る前に挨拶をした農作業中の奥さんに再度挨拶をして猪山を後にする。

作業道終点に飛び出す 作業道から谷間の林道へ 林道猪山線 大箒山A〜B峰間の皆伐地

寺屋敷林道にはたくさんの花が咲いていて観察していると時間ばっかしかかってしまう。未掲載分の花では各種ウツギ、コアジサイヤマツツジなど。
ヤマボウシ(ミズキ科) ガンピ(ジンチョウゲ科) シライトソウ(シュロソウ科) タンナサワフタギ(ハイノキ科) フタリシズカ(センリョウ科)