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山 名 |
大佐山(1069m) | 広島県北広島町 |
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登山日 | 2021年4月30日(金) 曇りのち雷雨 |
東麓より望む大佐山
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参加者 | 単独 | |
コース | スキー場の駐車場(8時50分)〜第8リフト乗り場(9:00)〜(9:30)第9ペアリフト乗り場(9:35)〜(10:00)大佐山(10:10)〜(10:35)大原山で雨宿り(10:45)〜道誤り10分ロス〜林道分岐(11:10)〜(11:15)昼食(11:30)〜林道終点(11:35)〜車道に出る(11:40)〜林道コシガ峠(12:10)〜(12:45)スキー場の駐車場 | |
お弁当 | 植林地内で雨宿りしながら食べる(候補は大佐山山頂) | |
駐車場 | 大佐スキー場の駐車場(シーズン以外は台数を気にする必要はありません) | |
トイレ | 雄鹿原郵便局の国道対面にあるのホリスティックセンター(水洗です) | |
まとめ | 29日の昭和の日はまとまった雨が降ったので足下の良い山に登ることにして、大佐山のスキー場からのコースをチョイスした。県北の降水確率は20%だったので雨の心配はしていなかったが、下山中に雨が降り出してきて、そのうち雷鳴が轟きアラレが降ってきた。帰宅して夕方の天気予報を聞くとアナウンサーが「県北では雹の降る荒れた天気でした」と言っていた。 |
豊平のどんぐり村経由で芸北に入る。大佐スキー場の駐車場に着くと揃いのジャンパーを着た人たちが…何事だろうかと思い近づいて話を聞くと、芸北トレッキングガイドの人たちで、中学生を対象に大潰山と大佐山を案内して歩くとのことだった。
スキー場の管理道を登っていく。広いゲレンデには黄色のタンポポや紫のスミレが咲いているが花茎が短いので芝に埋もれているように見える。10分ほど登ると少し下り第8リフトの乗り場から、さらに管理道を進んでいく。 山裾に咲くピンクの花はダイセンミツバツツジのようだ。ショウジョウバカマも花盛り!「ナラの小径」と名付けられた林間コースはコナラの樹が少しだけ日差しを遮ってくれるので有難いね。 |
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管理道を登っていく | 「ナラの小径」 |
ナラの小径を抜けると第9ペアリフト乗り場とレストハウスのある平坦地に出た。レストハウスはかなり老朽化しているがシースンには営業しているんだろうか? 管理道(兼、林間コース)を登っていく。振り返ると大箒山や掛頭山が見えてきた。深入山は掛頭山の後ろに隠れて見えない。細かい雨が降ってきたのでリフト降り場の小屋の陰で雨宿りをする。数分間で小康状態になったのでゲレンデ最上部から登山道へと入っていく。 |
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第9ペアリフト乗り場 | リフト降り場の先から登山道へ |
リフトの終点から山頂までは僅かの距離だった。山頂からの眺めは良好で、雲月山〜大潰山〜天狗石山やどのサイオト周辺の山〜熊城山〜それより遠くは視界不良で同定不可〜掛頭山と臥竜山までの東側半分が見える。 山頂からは南尾根を下ろうと思っていたがヤブが酷いので諦めて八幡洞門口に下ることに決めた。いつの間にか上空は分厚い雨雲に覆われている。急げば林道終点までは1時間とかからないので何とかなるだろう…と何時もの甘い考えで下山にかかる。 |
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大佐山山頂 | 大佐山から北北東の眺め |
西尾根は樹木が育たない厳しい環境のようで天気が良ければ眺望を楽しみながら歩けるんだがね。下り始めて10分も経たないうちに雨が降り出してきたので少し速足で歩いて大原山で少し雨宿りをする。 大原山から地形図に記載の破線径のところまで下ってきた。破線径は尾根を横切って東に下っているがそのような踏み跡は見当らないぞ!窪み道が下っているのでそれに入ったが余りにもヤブが酷いので登山道ではないと判断して引き返す。約10分のロス |
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大佐山西尾根 | 雨の大原山 |
稜線を西へと進んで行くと壊れた標識が目に入る。やれやれここが八幡洞門への下山口だ。それにしても地形図どおりではないね。 鞍部の下山口から植林地に入った頃から雨脚が強くなり雷が鳴ってきたので、雨宿りを兼ねてお昼を食べる。おやおや地面に白い小さなものが…何と霰が降ってきたぞ!雷鳴が聞こえなくなったので植林地を下っていくと直ぐに林道終点に出た。 |
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鞍部の下山口 | 林道終点 |
林道を5分ほど下っていくと県道に出た。ここからは県道、林道と歩いてスタート地点に戻っていく。勢いよく降っていた雨は峠を越えると間もなく止んで、いつの間にか日差しが戻ってきた。スキー場駐車場に戻ると停まっているのは自分の車だけだった。トレッキングガイドの行事は最終的には中止になったようだ。今日は目まぐるしく変わる天気に翻弄された1日だった。
県道八幡雲耕線に出る | 県道から林道へ | 林道のコシガ峠付近 | 大佐スキー場方面への道 |
山野に咲く花は春の花から初夏の花へと移っている。木本ではレンプクソウ科の花が多い。帰路の林道歩きはのんびりと植物観察の予定だったがかなわず。 | ||||
ショウジョウバカマ(スキー場) | ダイセンミツバツツジ(スキー場) | オオカメノキ(山頂付近) | ウリハダカエデの雄花序(山頂付近) | アケビ(県道八幡雲耕線) |