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山 名
野呂山(788m) ← 東側ピークの弘法寺山
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広島県呉市安浦町
登山日 2021年2月7日(日) 晴れ
安登より望む弘法寺山
参加者 単独
コース JR安登駅(9時10分)〜信祖池(9:40)〜(10:05)三本松公園(10:10)〜(10:50)馬の背展望所(10:55)〜仁王門(11:15)〜(11:35)弘法寺(11:45)〜弘法寺山(11:50)〜(12:05)兜岩展望台(12:25)〜どんどんコース岩海下山口(12:55)〜防火水槽(13:35)〜どんどんコース登山口(14:00)〜(14:20)登山者駐車場
お弁当 兜岩展望台で食べる(他にも候補はたくさんある)
駐車場 川尻の登山者用駐車場(20台くらい停められます)
トイレ JR各駅(川尻駅は水洗、安登駅は未確認)、三本松公園(水洗です)、野呂山山頂各所にあります
まとめ 川尻からのどんどんコースと兜岩コース、下石内からの勧農坂コースを歩いたので、今回残っている安登からのコースを歩いてみることにした。そしてJR川尻駅から安登駅までJRを利用して周回する計画を立てた。後で復習しているときに気付いたことだが、山頂部を除けば奇しくも「おしどり登山隊」さんが8年前に歩いたルートとほぼ同じだった。同じようなことを考える人はいるんだね。

広島市内の自宅を午前7時前に出て国道31号線を走る。休日の早朝で幹線道路の交通量が比較的少なかったので、川尻の登山者用駐車場に着いたのは午前8時過ぎで自宅からの所要時間は70分だった。駐車場で他の登山者と花の話などをしてJR川尻駅まで約20分で下り、午前9:04発の下り電車に乗りJR安登駅で下車する。駅前の交差点を渡り安登小学校前の道を上がっていき地形図を確認しながら進んでいき、さんざん苦労して山裾の集落の裏手の道に出る。離合もままならないような細い道を緩やかに登っていくと信祖池の畔に出た。本日初めてお目にかかる標識に従って進んで行く。

安登小学校前の坂道 ここで右折して集落の方へ 集落の裏手の細い道 信祖池の畔に出る

安浦町観光協会が設置した標柱のところから細い道に入り用水路に沿って進んでいく。右手には田んぼが広がっていて早くも田起こしの準備が始まっている。手造り階段を上がると住宅地の奥からの道(おそらく砂防堰堤を造ったときに拓かれた道)に出た。そこから目と鼻の先の砂防堰堤の手前で左岸に渡り堰堤を右手から乗り越して堰堤の上流に出る。水害で荒れた道を通過すると明瞭な踏み跡の続く雑木林となり快調に登っていく。

用水路沿いに進む 住宅地奥からの道に出る 砂防堰堤は右側から乗り越す 雑木林の中を進む

三本松公園手前の車道に出て、中国自然歩道の案内標識に従って進んでいく。園内には桜が植樹されているので花見の時期は賑わうんだろうね。でも歩くには距離がありすぎるし車だと飲めないのでアッシー君が要るし…どうしたものか。お籠り堂の手前に「野呂山登山道・歴史コース」の案内があるので予習をしてから弘法寺の参詣道でもある登山道に入っていく。登山道は過去に発生した土砂災害で崩れているところが何ヵ所かあるが標識が設置されているので安心だ!昔の石畳の道も残っている。 

三本松公園手前の車道に出る お籠り堂と登山道入口 大きな石のゴロゴロした道 歩き易い石畳の道

夫婦休み処の100m先で谷が分れるところで左谷に入る。右谷は地形図の破線径か?暫く登っていくと左手に稜線が見えてきて、馬の背の案内標識のところで左折して心持ち下っていくと馬の背休憩所があった。瀬戸内海側が開けていて展望を楽しみながら暫し休憩する。林道がここまで上がってきているが車は通れるんだろうか?仁王門から先は道幅の狭い石段の道に変わる。弘法寺直下で玉すだれの滝経由の道が分岐するが直登道に入る。

夫婦休み処 馬の背展望所 仁王門 石段の道に変わる

鐘楼の右手から登っていくと弘法寺の展望デッキのところに飛び出した。小休止ののち東の野呂山(弘法寺山)に向かう。残念ながら展望は無い。コロナ禍の状況下なので冬にもかかわらずキャンプサイトは家族連れで賑わっていた。キャンプサイトを抜けて遊歩道を歩いて兜岩展望台でお昼にする。車で上がった人がたくさんいるのでマスクを着用した。
弘法寺の展望デッキの所に出る 東の野呂山(弘法寺山)山頂 兜岩展望台

下山は兜岩コースを下り岩海遊歩道を歩きどんどんコースに入る。このコースは岩海の中を歩けるのが魅力だ!暫く下っていくと沢の音が聞こえてきて、枝沢を渡った先の6合目標識付近で迂回して沢に寄り添う。防火水槽の先で大きな堰堤が造られていて暫定ルートを歩かされる。ヒノキ林を抜けると車道の近くを歩くようになり、爆音を立てて走るレーシングカーを間近に見る。五月蝿〜い!何とか規制してもらいたいものだ。朝、駐車場で話をした年配のご婦人が「私の住む安浦は2年前の水害で大変な目に逢ったんよ。」と話されていたが、安登からのコースもどんどんコースにも水害の影響が見てとれます。

岩海遊歩道からどんどんコースへ 岩海の真っ只中を歩く 大規模堰堤の建設工事中 どんどんコース登山口