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山 名
高千穂峰(1574m) 鹿児島県霧島市
登山日 2020年9月21日(日) 晴れ
神話の里公園から望む高千穂峰
参加者 夫婦
コース 高千穂河原ビジターセンター(8時20分)〜霧島神宮古宮址(8:25)〜樹林を抜ける(8:45)〜御鉢西端(9:15)〜御鉢東端(9:35)〜背門丘〜(10:05)高千穂峰(10:15)〜御鉢東端(10:40)〜御鉢西端(10:55)〜樹林に入る(11:25)〜(11:50)高千穂河原ビジターセンター
お弁当 午前中登山(お昼はえびの市の道の駅で食べる)
駐車場 高千穂河原ビジターセンター(相当数停められます。駐車料金は500円)
トイレ 高千穂河原ビジターセンター(水洗です)
まとめ 自分のホームグラウンドである火山の山頂には昭和16年に建てられた「神武天皇烽火伝説地」の石 碑がある。神武天皇烽火伝説とは、初代天皇とされる神武天皇が九州の高千穂を発ち、大和を征服して橿原宮で即位された際に、この山の上で狼煙をあげて兵を募ったという話しです。高千穂峰の山頂に建つ天の逆鉾と神武天皇烽火伝説を結び付けて考えるのは少々無理があると思うが、火山と何かと縁のある(個人的にはそう思っている)高千穂峰の頂に立つという目標がようやくかなえられた。

霧島温泉郷の宿泊地を午前7時に出発し、途中で霧島神宮に参拝してから高千穂河原に向かう。途中からツアーバスに引っ張られて少しロスをしたが8時過ぎに高千穂河原に着いた。登山支度をして出発する。まずは霧島神宮社の大きな鳥居を潜って砂利が敷かれた道幅の広い参道を進んでいくと霧島神宮古宮址に着いた。そこから高千穂峰の山頂が見えるのを下山時に知った。折り返して高千穂峰登山道に入る。

霧島神宮の鳥居を潜って出発 砂利の敷き詰められた参道 霧島神社古宮址(帰りに写す) 登山口

【登山口〜御鉢】 登山口からは石畳の道に変わる。それが終わると、山慣れしていない人は帰りたいモードになってしまいそうなほどに延々と続く石段が始まる。向こう側から高千穂河原のトイレ横から始まる自然探勝路にぶつかったところで左折して、さらに石段を登っていく。やがて石段が終わり登山者来訪カウンターを過ごすと樹林が切れて歩き難いザレた道が始まる。ザレ道は5分くらいで終わり、比高200m弱のむき出しの火山岩地帯の登りが始まる。どこを登ってもよさそうだが目印に沿って登った方が結果的に楽だと思う。

最初は石畳の道 樹林が切れザレ道に変わる 火山岩地帯を登る(帰りに写す) 振り返ると高千穂河原

【御鉢〜最後の登り】 御鉢の西側の縁に上がると行く手に高千穂峰の山頂が見えてきた。周囲の山も良く見えるようになってきて眺望を楽しみながら御鉢の縁を時計回りに半周する。北東に宮崎県の形の良い山が見えるが写真を撮り忘れたので山名は不明だ。御鉢周辺は猛烈な強さの北風が吹いていて帽子を飛ばされないように注意する。背門丘から見上げる高千穂峰の西斜面は壁のようだ。火山礫の登山道を登っていくと山頂が近づいてきた。

御鉢の西端に上がる 御鉢全景 背門丘(元宮の鳥居) 火山礫の登山道

【高千穂峰山頂】 出発して105分で高千穂峰に着いた。麓から抜きつ抜かれつで登ってきた鹿屋中央高校剣道部の若者も先発隊は到着したようだ。山頂の最高点には天孫降臨伝説の「天の逆鉾」があるがロープで囲われていて近づけないので遠くから眺める。今日の空気はややクリアーな状態で錦江湾や桜島までも見えた。残念ながら南九州の地理には疎いので 「きれいにみえるねえ」 で終わってしまう。

高千穂峰山頂 高千穂峰からのパノラマ画像(錦江湾や桜島まで見える。新燃岳の噴煙は確認できない)