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山 名
極楽寺山(693m) 小畑山(617m)
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広島市佐伯区
登山日 2020年7月12日(日) 曇り
鈴が峰より望む極楽寺山山系
参加者 娘婿
コース 佐伯運動公園展望広場(8時50分)〜小畑山一枚岩分岐(9:05)〜(9:40)椿乗越(9:45)〜663m峰(10:10)〜(10:35)極楽寺山最高点(10:40)〜極楽寺(10:55)〜(11:20)蛇の池(11:35)〜四本樫(11:45)〜牛池(12:00)〜椿乗越(12:10)〜小畠山(12:40)〜小畑山の一枚岩(13:05)〜中国自然歩道(13:35)〜(13:50)佐伯運動公園展望広場
お弁当 蛇の池の畔の東屋で食べる
駐車場 佐伯運動公園展望広場の駐車場(20台くらい停められます)
トイレ 佐伯運動公園展望広場、極楽寺山頂車道終点駐車場、極楽寺境内、極楽寺展望台下、蛇の池キャンプ場
まとめ 今春から広島市内勤務となった娘婿が昨日登山靴を買ったので、早速、蛇の池のスイレン目当てに近場の極楽寺山に誘った。梅雨の時期の里山は条件的に厳しいので比高の少ない倉重からのルートを選択した。なおウスキキヌガサダケは判らなかった。

広島市内の自宅を午前8時頃出て、西広島バイパスから植物園方面に折れて植物園進入路のひとつ西側の道を進み山陽自動車道の高架を渡ると佐伯運動公園に着いた。多くの人手のある公園からさらに上がっていき展望広場の駐車場に停める。駐車場からは目の前に窓ヶ山が大きく見える。登山支度をして山の方に向かうと中国自然歩道の「矢口・極楽寺ルート」の大きな案内板があり、傍らに「クマ注意」のビラが掲げてあった。右に荒谷林道方面への標識を見て、新しい倉重墓苑の坂道を登っていき、墓苑の管理事務所のところから入山する。

中国自然歩道の大きな案内板 倉重墓苑の坂道 管理事務所の先から入山 最初の案内プレート

左手に砂防堰堤を見ながら谷沿いの緩やかな登山道を歩いていく。小畑山の一枚岩の案内標識の直ぐ先で沢を右岸に渡ると左手に障子岩コースが分岐するが明確な案内はないので見落としてしまいそうだ。枝沢を左岸に渡るとジグザグの登りが始まる。スタートして50分で椿乗越に着いた。ここは変形四差路になっていて、登ってきた道、極楽寺方面への尾根道、小畑山方面の尾根道、牛池林道に下る道に分かれている。

沢を右岸に渡る これは何?杖にしては長いが 椿尾根のプレート 椿乗越(変形四差路)

椿乗越から尾根道を南へと進み小コブの先で牛池林道に出る。林道を100mほど歩きマーカーのところから再び山道に入り植林地を登っていくと陸軍省の標石のある663mピークに立つ。ここから少し下ったところにウスキキヌガサダケの群生地がある筈なんだが良く判らなかった。四本樫から少し登ると幅広の自然探勝路に出て、案内標識に従って展望広場に上がる。ここが極楽寺山の最高地点693mで東屋が併設されている。古いガイドブックには「北西の展望が素晴らしい」との記述があり実際に以前は阿弥陀山方面が見えていたが、今では展望は失われつつある。

牛池林道に出る 663mコブ 自然探勝路に出る 極楽寺山展望広場

段差のきつい横木の階段道を下り極楽寺に寄り道をする。南側の展望台からは眼下に廿日市市街地と瀬戸内海に浮かぶ多くの島々が見え、まるで風景画を眺めているようだ。引き返し車道を下って蛇の池に向かう。豪雨の影響か通行止めの遊歩道が何本かあり遠回りさせられたか?時計回りに北側に回り込んで水面に咲く数種類のスイレンを眺めながら東屋でお昼にする。

極楽寺阿弥陀堂 極楽寺展望台からの眺め 蛇の池の展望デッキ 蛇の池のスイレン

お昼を済ませ四本樫まで戻り、そこから牛池に向けて下っていく。やや薄い踏み跡を辿って下っていくと左手に牛池の湖面が見えてきて牛池林道の終点に飛び出した。 そこから牛池林道を歩き椿乗越まで戻ってきた。さてどうするか?未だ余裕があるので小畑山経由で下山することにして、椿乗越から北に向けて尾根道を駆け上がる。登り切ったところに中電50番鉄塔が建っていて周辺が切り開かれ眺めが良いので一休み。極楽寺山や小畑山の登山道に詳しい先行者が休憩中だったのでルートの情報を仕入れて小畑山に向かう。

四本樫(アカガシ) 牛池林道に出る 稜線に建つ中電50番鉄塔 50番鉄塔からの眺め

軽いアップダウンを数回繰り返すと小畑山に着いた。周囲は雑木林で展望は無いので山頂写真を撮って引き返す。雑木林急斜面を下っていくと植林地となり急斜面にへばりつくような感じで 「小畑山の一枚岩」 があった。小さな石を組んだように見えますね。小畑Aコースが分岐点まで下るとようやく傾斜が緩んできた。どちらに下るか協議のうえ、道が良さそうな直進の小畑@コースを歩くことにした。

展望の無い小畑山山頂 急斜面を下る 小畑山の一枚岩 小畑Aコース分岐は直進

中電の47番鉄塔の下を通りスギ林を抜けると中国自然歩道に出た。整備が行き届いているので歩き易いが、連日の雨で水量が増しているので渡渉ヵ所では難渋した。最後に階段道を駆け上がると倉重墓苑の前の道に戻ってきた。展望広場の駐車場からは歩いた山が見えたが小畑山の山頂は良く判らなかったので麓からは見えないかもしれない。

中国自然歩道(涸沢) オオルリ沢を渡渉 階段を登る 帰ってきた