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山 名
岳山(738m)
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広島県府中市
登山日 2020年5月23日(土) 晴れ
西麓の古城より望む岳山
参加者 夫婦
コース 矢多田南登山口(9時30分)〜(10:05)烏帽子岩(10:10)〜岳山(10:25)〜五郎岩(10:50)〜(11:10)岳山(11:35)〜妙見岩(12:05)〜(12:20)矢多田南登山口
お弁当 岳山山頂のベンチで食べる
駐車場 矢多田南登山口(10台くらい停められます)
トイレ 矢多田南登山口(簡易トイレが設置されています。手洗い水出ます)
まとめ 広島県下では新型コロナウイルスの緊急事態宣言がようやく解除された。これに伴い集客施設が順次営業を再開して街は活気を取り戻しつつようであるが油断は禁物なので、メジャーな山を避けて備南の秀峰 「岳山」 に岩海見物に出かけた。高速道路の土日割引は適用されていなかったので、帰りは世羅ワイナリーに立ち寄ってから小国〜豊栄〜向原〜白木町と下道を走った。

山陽自動車道を河内ICで降りてフライトロード、フルーツロード、国道432号線を走り、JR備後矢野駅の先の交差点で県道421号矢多田阿字線に入る。民家が点在する細い道を3kmほど南下していくと山の中に入り案内標識に従って左折すると矢多田南登山口に着いた。駐車場にはサクラが植樹されていて花の時期は楽しめそう。登山支度をして生活道を山の方に100mほど歩いていくとCコースの登山口があった。獣避けの柵を外してヒノキ林の中へと入っていく。

矢多田南登山口への進入口 矢多田南登山口 生活道を進む 登山口(クリックで拡大)

登山道には随所に案内標識が設置されていて迷うようなところは無い。まずはゴロゴロした岩海のある「鬼蔵釜」。何故この岩の海が鬼の釜なのか?名の由来は判らない。そこから直ぐにC・Dコース分岐があり我々は左のDコースに入る。大きな岩の点在する谷沿いの道を進んでいくと「どどろ岩」の案内があった。何故こんな名が付いたの?大きな岩を右手から回り込んでロープ場を過ぎると「烏帽子岩」。下から見上げると上部が二等辺三角形のような形をしている。烏帽子岩から急斜面を登っていくと10分でBコースが合わさる支尾根に出た。

鬼蔵釜(きぞうがま) C・Dコース分岐 どどろ岩 烏帽子岩

岳山山頂に着いたがお昼には早いので、展望が良いという未訪問の五郎岩まで往復した。五郎岩の大岩テラスにはどうしても上がることができず残念!でも標識のところから駅家町の蛇円山が見えるなど展望は良かった。岳山山頂まで引き返して少し早いお昼にする。山頂からの展望は乏しくて北西方面の一部が望めるだけです。花の端境期の今の時期に見られるのはツクバネウツギと終わりかけのガマズミくらいだ。

展望の乏しい岳山山頂 はさん箱岩(六部岩) 二郎岩(welcome岩) 五郎岩からの眺め

今日は前岳・八畳岩まで往復する予定だったが、それは次回に持ち越しとして早々に下山する。登ってきた道を戻りB・Dコース分岐では尾根道を直進する。ここにはBコースの案内はなかったが明瞭な踏み跡が尾根通しに続いているので思案することは無い。分岐から5分で大展望の「のぞき岩」の上に立つ。南〜西の方向が見えるが、こちら方面の地理には疎いので山座同定は諦める。

741m峰 B・Dコース分岐(左がDコース) のぞき岩から世羅台地を望む(とんがり帽子の山が多い)

のぞき岩の右手から斜面を下っていくと 「旧妙剣」 の大岩、さらに下っていくと 「妙見」 でこの辺りは踏み跡がやや不明瞭だった。径は妙剣の右手北側に付いている。明るい雑木林が終わり手入れの行き届いたヒノキ林を抜けると民家のそばに出て登山口に下った。4段上の画像を参照。
妙剣 雑木林を下る 締めはヒノキ林