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山 名
烏帽子岳(697m)
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山口県周南市熊毛
登山日 2020年3月29日(日) 晴れ
周東町より望む烏帽子岳
参加者 夫婦
コース 正蓮寺烏帽子公園(9時15分)〜登山口の標柱(9:20)〜ニワトリ石崩落ルート分岐(9:30)〜旧ルート合流(10:20)〜あと500m標識(10:30)〜(10:45)大将軍(10:55)〜キャンプ場(11:30)〜(11:45)赤松平展望所(12:15)〜崩落地(12:35)〜(12:55)林道に出る(13:00)〜389m峰北側鞍部(13:20)〜(13:40)正蓮寺烏帽子公園
お弁当 赤松平展望所で食べる(他の候補は大将軍)
駐車場 正蓮寺烏帽子公園(10台くらい停められます)
トイレ 正蓮寺烏帽子公園(未使用のため詳細不明)、キャンプ場(手洗い水出ます)、赤松平(未使用のため詳細不明)
まとめ 2018年7月6日に広島市周辺は甚大な水害に見舞われ自分の住む町は道路が広範囲に亘って冠水した。烏帽子岳の高水コースもそのときの土砂災害で登山道が流失してしまったが、熊毛の住人さんのサイトに代替コースが出来たという情報があったので、それを参考にして登ってみた。

山陽自動車道を岩国ICで降りて、山陽新幹線新岩国駅前の道を走る。長いこと工事中だった藤生に抜ける県道がようやく開通した。柱野からその新しい道を走り欽明路道路に抜ける。国道2号線を玖珂町まで進むと正面に烏帽子岳が姿を見せる。今日の烏帽子岳はくっきりで大将軍からの展望が楽しみだ。高水で右折して生活道を上がっていき正蓮寺烏帽子公園に駐車する。


この公園からは過去2度登っているが随分昔のことなので良く思い出せない。登山支度をして、大将軍の大きな鳥居のところから幅広の道を上っていく。大きな砂防堰堤まで登ると道はフラットになる。

堰堤の先は酷い状況で、山の方から流れてきた大きな岩の塊が川床を埋め尽くしているではないか!「烏帽子山登山道入口」と記された標石のところから登山道へと入っていく。
正蓮寺烏帽子公園 登山道入口の標石

登山道に入りすぐに岩の上に描かれた に従って左岸に渡りスギ林の中を進んでいく。昨日は終日雨が降っていたので登山道には今でも水が流れていて少し歩き難い。

約7分で新旧ルートの分岐に着く。旧ルートのニワトリ石方面には大きな木の枝でバリケードがこしらえてあり行けないようにしてある。ここでは親切丁寧な手作り標識に従って右手の斜面に取り付く。
崩落谷を左岸に渡る 新尾根ルートに入る

雑木林の新ルートに入ると直ぐに尾根地形となり拓かれて間もない斜面を登っていく。ツバキとヒサカキが目立つが大きなヤマザクラの木があり花吹雪を浴びながら着実に高度を稼いでいく。

稜線に出たところで一休みする。磁北方位20度にピークが見える。544mピークから僅かの距離を鞍部まで急下ると、左手から旧ルート(ニワトリ石を経由する崩落谷ルート)が合わさる。
少しだけきつい登りが続く 鞍部で旧ルートが合流する

鞍部からスギ林の中を登っていくと赤松平方面に抜けるショートカット道があり取り付きにロープが垂らされていた。右手の谷に小さな滝を見ながら進んでいくと沢に寄り添い丸木橋を左岸に渡り沢沿いに遡っていく。「山頂まで500m」の標識の先からは明るい雑木林となり避難小屋を過ごすと大展望の大将軍に着いた。まだお昼には間があるので登山者の姿は見えない。

大将軍山頂は東〜南側が切り開かれていて、眼下に周南市(旧熊毛町高水)の町が広がり、その背後には岩国市〜柳井市〜上関町〜光市の山を望むことができる。石城山をはじめとして、このあたりの山は言わば古里の山なので殆どの山は芋づる式に辿っていける。お昼には少し早いので展望を楽しむのはそこそこにして先へと進む。


大将軍から北側の階段を下る。烏帽子岳山頂部一体は森林公園として整備されていて明るい雑木林の中に遊歩道が敷設されいてる。

最高点の烏帽子岳は展望が無いのでパスして遊歩道を赤松平の方に向けて歩く。多少のアップダウンはあるが殆ど気にはならない。キャンプ場のところで車道に飛び出した。そこの赤い吸い殻入れ指導標が取り付けてあった。キャンプ場から赤松平までは車道を歩く。
ウッドパークの遊歩道 キャンプ場のところで車道へ

赤松平からの展望は抜群で東〜南〜北西までが見渡せる。大将軍では見られなかった西側の大平山、四熊ヶ岳、石ヶ岳、金峰などの山口県を代表する山を望むことができた。お昼を済ませ、案内標識に従って太刀野ルートに入る。

【烏帽子岳ウッドパーク】 熊毛地区市街地の北部に位置する烏帽子岳の生活環境保全林を整備した森林公園です。森の中には起伏に富んだ全長3km以上の散策道があり、ひとそれぞれの好みに応じて森林浴、バードウォッチング、登山、ハイキング、キャンプなどを楽しむことができます。展望台のある赤松ケ平からの眺望はすばらしく、八代盆地をはじめ光市や徳山湾まで望むことができます。ウッドパークへは八代から車で登ることができ、南端の赤松ケ平展望台付近まで行くことができます。(周南市のHPより)
赤松平展望台と太刀野下山口

下山口に 「赤松ヶ平太刀野ルート下山・急登・悪路有り面白いルートです。正蓮寺烏帽子公園に戻れます。」 と記されたプレートが掲げてあった。ワクワクする一方で予習していないので不安もある。

赤松平大岩の案内があったがパスして尾根通しに下っていく。赤松平から5分下ったところにある舳先(へさき)岩からは周南CCと光市の虎ヶ岳が良く見えた。
舳先岩からの眺め 雑木林の尾根を下る

左にトラバースすると植生はヒノキ林へと変わり手入れの行き届いた植林地を下っていく。右に崩落谷を見る。高水コースと同じ時期に災害に見舞われたんだろう。登山道には随所に案内標識や手造り階段がありこのルートを拓かれた人の苦労が伝わってくる。

赤松平から40分で林道に出た。親切な手造り標識があるので逆方向からでも取り付きが容易に判ると思う。
ヒノキ林を下る 林道に出る

林道を下っていけば太刀野(高水と八代を結ぶ県道)に出るが、林道を奥の方へと進んでいくと林道終点らしきところに着いた。

林道終点からは植林の手入径を少しだけ歩き、沢を連続して渡り、スギ林の中をトラバース気味に登っていくと右手前方に389m峰が見えてきた。成る程、バラエテイに富んだ面白いルートだ!
林道を歩く スギ林のトラバース道

乗越鞍部まで上がると、そこから389m峰を巻いて下る近道が出来ていたが、せっかくだからと389m峰に向けて最後の登りにかかる。389m峰からは雑木林の東尾根を一気に下っていくと高水コース登山道入口の少し手前に出た。

後は遊歩道を正蓮寺烏帽子公園まで下る。駐車場に咲く満開のモモが帰りを待っていてくれた。
乗越鞍部 帰ってきた