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山 名 |
龍頭山(928m) | 広島県北広島町 |
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登山日 | 2019年9月23日(祝) くもり後小雨 |
どんぐり村より望む龍頭山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 掛札バス停(8時20分)〜ロータリー(8:40)〜龍頭平原登山口(9:00)〜ヒノキ林を抜ける(9:30)〜(9:45)龍頭山(10:15)〜前龍頭(10:35)〜瀧ヶ馬場駐車場(10:55)〜(11:05)駒ヶ滝(11:10)〜別荘奥の登山口(11:25)〜(11:35)龍頭山登山口駐車場 所要時間3時間15分 | |
お弁当 | 下山してから 「道の駅どんぐり村」 で蕎麦をいただく | |
駐車場 | 龍頭山登山口駐車場(10台くらい停められます) | |
トイレ | 龍頭平原登山口(紙あり)、瀧ヶ馬場駐車場(水洗です)、別荘奥の登山口 | |
まとめ | 場所はどこだか覚えていないが某放送局でソバの花が一面に咲いている里の風景を放映していて、たまにはソバが食べたいなあと思っていた。タイミング悪く、西区やまなみの会の登山会にたびたび参加している「歌姫」さんのブログに龍頭山周回のレポートとソバ畑の写真がアップされていたので、その気持ちは増幅した。早速出かけてみたものの、台風一過の爽やかな視界良好の天気とはならず眺望の面では成果が乏しかった。 |
今回は、都志見〜掛札の間をバスを利用することにして、バスの運行時間に合わせて午前7時に広島市内の自宅を出た。どんぐり村に8時に着く予定だったが予定より10分以上も早く着き、かなりの余裕があったので、どんぐり村を基点に周回する予定を変更して、別荘下の龍頭山登山口(ここを基点に変更)に駐車して、都志見バス停まで戻り、数分待って定刻ぴったりにやってきた広電バスに乗って掛札で下車する。なお、龍頭山登山口から都志見バス停まではソバの花を眺めながらのんびり歩き、歩行時間は15分弱だった。
別荘地の入口にある掛札バス停から坂道を登って別荘地の中へ入っていく。すぐのところに廃棄された乗用車や自動販売機が道ばたに無造作に置かれていた。これらは一体誰が片付けるの? バブルの時代に分譲されたと思われる別荘地は今では別荘地全体で十数件程度の建物が残っているだけで空き地が目立つ。ポツンポツンと住居がある一直線の道を登っていく。猛暑の夏はようやく終わり、道ばたに咲くハギの花を見ると本格的な秋の訪れを感じる。 |
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掛札バス停(別荘地入口) | 別荘地内の一直線の道 |
樹木が切れると行く手前方に龍頭山の稜線が見えてきた。登山口までの中間点のロータリーまで上ってきたところで、道が何本かに分かれるので戸惑うが高圧配電線沿いに登っていく。その方が間違いないだろうから。 ロータリーから20分で別荘地最奥部にある龍頭平原登山口に着いた。登山口を過ぎると道は下っていくので登山口は容易に判る。登山口を入ったところにトイレがあり、壁に「熊に注意」の注意書きが掲げてあった。 |
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ロータリー | 龍頭平原登山口 |
台風17号は未明に広島県に最接近し日本海を進んでいるが、樹木は強風の影響を受けて、コナラやミズナラの木の葉やドングリが無数に登山道に落ちている。周辺にはコアジサイが多く初夏に登ると花が楽しめるのではないか。 植生がヒノキ林に変わったところで急斜面のトラバース道があり、登山道が石積み補強されていた。有難いことだ。 |
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遊歩道 | 石積み補強 |
ヒノキ林を抜けると「頂上へ0.5km」標識があり、そこから少し高度を上げると主稜線に乗った。登山口からずっと登りが続いていたので、ようやく一休みできそうだ。 主稜線には小ぶりのブナが見られる。可愛らしいママコナが咲いている。ボクチが背丈を伸ばしているが花はもう少し先のよう。のんびり進んでいき樹林を抜けると目の前に山頂のこんもりとした丘が見えた。 |
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頂上へ0.5km標識付近 | 楽ちんな主稜線歩き |
「掛札」への下山ルートを示すプレートの横を駆け上がると三角点の鎮座する龍頭山山頂に着いた。山頂には立派な山頂標識が立ち、東屋と方位盤が設けられている。傾斜地に建つ老朽化した東屋は危険防止のため今では立入禁止になっていた。 眼下には豊平中学校や掛札別荘地内の登ってきた道がかろうじて見えるが、それより遠くの景色は望むことはできない。台風一過のクリアーな眺望を期待して登ったんだが天候は未だ回復途上にあるようで、時折りガスが取れたりするもののすっきりとしない。自分たちの後から大きなカメラを抱えて登ってきた単独の男性もすぐれない天気に落胆している模様。30分程度待ったが状況は変わらないので諦めて下山することにした。 |
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龍頭山山頂 |
前龍頭方面に向けて階段を下っていくと樹木札があった。ヒントが書いてあり、「これ何の木」の部分をめくると樹木名が判る仕掛けになっている。ヒントを読んで判る人なら将来性有りです。樹木札の掛かっていた木は、ブナ、アセビ、ソヨゴの3種類だった。もっと増やして欲しいな! 中龍頭、前龍頭と進んでいく。何れのピークにも東屋があるが全て立入禁止となっていた。前龍頭の直下の展望台からの眺めは、かろうじてどんぐり村が判別できるくらいで芳しくない。 |
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この木なんの木? | 前龍頭直下の展望台 |
下山道は階段が続く。一部コンクリート打ちされた階段があり、そこは濡れていて滑りそうだった。瀧ヶ馬場まで下りたところで駐車場に出てみる。広い駐車場にトラックが1台停まっていた。案内板の前に停めるのは避けて欲しいな。左の駐車場の画像からは切れているが右側にきれいなトイレが設置されている。 瀧ヶ馬場から少し下ると駒ヶ滝がある。この滝は落ち口の裏側に回り込め違ったアングルから水が流れ落ちる様子が観察できる。 |
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瀧ヶ馬場駐車場 | 駒ヶ滝 |
駒ヶ滝からヒノキ林の中を下ること15分で別荘奥の登山口に出た。こちら側の登山口にもトイレがあるぞ。いや〜あ行き届いてます。別荘が見当たらない別荘地の中の道を下っていくと駐車場に戻ってきた。最後に雨に会ったが大した降りではなかったので助かった。 どんぐり村の「むさし」に着いたのが12時少し前なので空いているだろうと思っていたが、とんでもなかった。結構待たされた。 |
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別荘奥の登山口 | 別荘地下の駐車場 |
秋の七草のひとつであるハギの花は秋の訪れとともに咲き始めどこでも普通に見られる。龍頭平原ではもぶれついたガマズミの赤い実が鮮やかで果実の季節到来だ! | ||||
ヒヨドリバナ(龍頭平原別荘地) | ハギ(龍頭平原別荘地) | ママコナ(山頂付近) | キバナアキギリ(駒ヶ滝付近) | シラヤマギク(別荘下の駐車場) |