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山 名
野路山(730m)
工程図を見る
広島県東広島市
登山日 2018年11月24日(土) 晴れ
西麓の志和堀より望む野路山
参加者 単独
コース 峠の県道80号進入口(8時15分)〜ため池(8:50)〜車道から山道へ(9:00)〜(9:10)反射板と三角点(9:20)〜(9:30)野路山(9:45)〜677m峰(10:10)〜590m台コブ(10:25)〜(10:40)480m台鞍部(10:55)〜(11:10)峠の県道80号進入口
お弁当 午前中登山のためありません
駐車場 峠の県道80号進入口に停める。付近には何か所か駐車可能なスペースがあります
トイレ 野路山山頂手前(何故こんなところにトイレがあるのか?)
まとめ 野路山は山頂に電波塔の建っている山なので周辺の山に登ると簡単に同定できていたが、いつの間にか電波塔が撤去されてしまっていた。だから下山後に麓の志和の里から野路山を確認するのに苦労しました。

広島市内から三篠川を県道を北上する。僅か5ヵ月前の豪雨災害のときは暴れ川と化した三篠川は今日は穏やかに流れていた。だが志和口交差点先の牛岩集落入口付近(鎌倉寺山登山口付近)の河川には洗い流された土手が今でも改修されず被害の甚大さを物語っている。


志和堀の交差点で左折して福富町方面へと向かう。峠まで上がると右手に県道80号東広島向原線の案内標識があり、傍に 「土砂崩れ通行止め」 の立て看板と電光掲示板があった。前述の広島豪雨災害の影響で通行止めとなり、復旧は来年にずれ込むようだ。だから通行止め標識の近くに駐車して出発する。

県道80号線を南に50メートル程進んだところから、林道野路線に入る。案内標識には「野呂線」と記されているが、これは間違いだろう。この山は安浦の野呂山ではなくて、東広島市の野路山なのだ。林道沿いには高圧配電線が延びているが知らぬ間に配電線は消えていた。一体どこに行ったのか?今でも使われているのか?帰りに確認しようと思っていたが忘れてしまった。
県道80号線から林道野路線へ

林道には樹木が倒れこんでいるとこころが数ヵ所あり車の通行はできない状態が続いている模様。林道に積もった落ち葉からはカラメルのような香りが…正体はタカノツメだ!今の時期の里山を歩いていると経験できるんだが案外気付かない人も多いね。

水源の森の看板の立つヒノキ林を抜けると間もなく道が下り始めた。少し引き返して傾斜の少ないところから野路山の南斜面に突入する。
落ち葉の積もった道 最高点付近より突入する

下生えの無い斜面を登っていくと反射板の建つ開けた場所に出た。反射板の向きの方角の鉾取山方面だけ切り開かれていて原山の山頂に建つ2基の電波塔がくっきりと見える程に眺めが良いので、少し休憩を取った。

反射板の裏から雑木林に入ると四等三角点(点称:野路)が林床にひっそりと鎮座している。尾根には車道のような道が続いていた。反射板を設置する際に最寄りの林道から工事用の枝道を造った跡なんだろうか?
中国電力の反射板 びっくり!広い道

だだ広い尾根道を少し進んでいくと、高圧配電線が通っていたルートにぶつかった。野路山山頂の電波塔に電力を供給するためのものだったが、その電波塔が撤去されてしまったので配電線も無用となってしまい、今では一直線の広い空間だけが残されてしまっている。

車道に出ると、少し下ったところにトイレがあった。今でも使用に耐えられるので緊急事態のときは有難い。でも何故にこんなところに?最後は車道を歩いた。
以前、配電線が通っていたルート 車道を歩く

野路山の山頂に建っていたDocomoの電波塔は最近撤去され(自分の山行記を辿ってみると2014年秋にはあったが2018年春にはなくなっている)その跡地が広がっていた。

電波塔基礎のへりを回ってみると南側に3等三角点を示す白い標柱があるのが目に留まった。傍に落ち葉に埋もれかけそうになっている三角点が見える。三角点の近くには太陽光パネルとKAMONケーブルテレビ(東広島市)の発送電設備があり、ケーブルが斜面を下っている。
野路山山頂 太陽光パネルと送電設備

【野路山山頂からの眺め】北西〜北側の山頂近くの斜面が広範囲に伐採されすこぶる眺めが良い。硫黄山の左手の雲海は向原町あたり。その遥か遠くに三瓶山が見えたが画像でははっきりしない。

下山は地形図に記載の送電線沿いの破線径を辿ることにして山頂近くの車道から西尾根に入る。「さあヤブ漕ぎ開始」だと意気込んだものの、すぐに伐採地に出て気合は空回りです。

伐採された尾根道を下っていくと尾根の突端に出た。木材の搬出用の林道が縦横無尽に造られていて痛々しいね。これから歩く予定の677m峰の背後には、ガイドブック「ひろしま百山」に名を連ねる幾つもの名峰が聳えている。
車道から岩尾根へ 伐採地からの眺め

【伐採地からの眺め】 志和町や福富町方面からは、広島市安芸区の鉾取山系と東区の呉婆々宇山系が扇を広げたような逆V字形に見える。曾場ヶ城山の背後には小田山と灰ヶ峰の形の良い山が覗いている。安駄山と前安駄は左右に並ぶ。

677m峰を目指して伐採された斜面を下っていくが切り倒された木が邪魔をして歩きにくいので左手の雑木林にかわすとテープが見つかり踏み跡もあった。谷に降りるとスギ林が現れて、雑木林とスギ林の界を進んでいく。スギはこれから伐採されるのか?それとも伐採を免れたのか?

登り返して677m峰に上がったところに国有林の標石があった。地形図に記載の破線径は今でも健在だ。
スギ林の谷 677m峰

677m峰からは左手に送電鉄塔を見ながら尾根を下っていく。鞍部まで下ると中国電力の「火の用心」札を見かけた。鉄塔保守道は鞍部をクロスしているようだ。630m台コブからは少し荒れ加減のところを尾根通しに下っていく。

鞍部まで下ったところで林道に出る予定だったが、もう少し進んでみることにして鉄塔保守道に入ったものの10番鉄塔の先でヤブが酷くて進退窮まり引き返すことにして鞍部まで戻り林道に出る。林道に飛び出した地点は、行きで 「おそらくここに出てくるんだろうな」 と思ったところだった。
630m台コブ 林道に出る