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山 名
高岳山(1040m) 山口県山口市阿東
登山日 2018年9月17日(祝) 曇り一時小雨
徳佐中より望む高岳山
参加者 夫婦
コース 林道本谷線起点(9時40分)〜(10:25)登山口(10:30)〜(11:10)4合目(11:15)〜桐ヶ峠(11:25)〜(12:10)高岳山(12:25)〜(13:00)桐ヶ峠(13:05)〜(13:50)登山口(13:55)〜(14:50)林道本谷線起点
お弁当 高岳山山頂で軽く食べる
駐車場 林道本谷線起点付近の広まったところ(地元の方の了解を得る)
トイレ 登山ルート沿いにはありません
まとめ 高岳山には過去幾度も登山計画を立てたが、何らかの理由で流れに流れてしまっていた。今回も天候は芳しくない予報が出ていたが、トレーニングの心算で登ってみようと強行した。やはり相性の良くない山なのか…雨には打たれ展望も得られず…散々な山行きとなってしまいました。

広島北ICから高速に乗り中国自動車道を西進する。吉和に差し掛かると、吉和冠山と広高山の稜線がくっきりと見えたので一安心。六日市ICで降りて津和野経由で国道9号線を南下して徳佐に向かう。付近の国道からは高岳山山頂付近にはガスがかかっているのがわかる。ありゃ〜あこりゃあいけんのう。


国道9号線沿いに立つ 「高岳登山道入口」 の青い案内標識のところで生活道に入り随所に立つ案内標識に従って山の方に進んでいく。林道本谷線起点のところでちょっと待った。入口付近を窺うと林道が荒れているように思えるので進入するのを控えて付近に駐車することにした。そしてタイミングよく見かけた最奥民家の方に断って邪魔にならないところに停めさせてもらった。その方も 「林道には入らない方がいいですよ」 と言っていた。

登山支度をして出発する。林道に入ると荒れているのは入口付近だけで、奥へと進んでいくと路面のしっかりとした道が続いていた。今日はトレーニングだからこれでいいのだ!
林道本谷線起点

ヒノキ林の中を歩くこと10分弱で林道が分れるので案内標識に従って左の林道桐ヶ峠線に入る。すぐに沢を渡ったところに駐車場広場があり一般車はここに停めた方が賢明です。

林道は途中から舗装道に変わる。傾斜があるので舗装していないともたないんでしょうね。枕木橋を渡ると林道はその姿を留めないほどに荒れてきた。歩くこと45分でようやく案内標識の立つ高岳山登山口に着いたので小休止する。
林道桐ヶ峠線起点 高岳山登山口と案内標識

登山口を入りすぐに沢を左岸に渡り左岸側を高巻いて進んでいく。このあたりにはコガクウツギヤブムラサキの木が多いので、それぞれのシーズンにはそれなりに楽しめるだろう。、枝沢を渡ったところで公社造林の看板を見る。その少し先に二合目の標識があった。

足場の悪い谷沿いの登山道を三合目、四合目と通過して四合目の先で桐ヶ峠へのトラバース道に入る。一部崩落しているところ(右の写真)があったがロープを補助に慎重に渡れば問題はない。
公社造林の看板 桐ヶ峠へのトラバース道

5合目標識のすぐ先が桐ヶ峠で、反対側を窺うと古江堂からの登山道が上ってきている。古江堂からの山行記は滅多に見ないが満足な道はあるんだろうか?

やじが浴山を乗り越して鞍部まで下ったところが7合目で、いよいよここから急な登りが始まる。ブナが見られるようになり少しは癒されるが、急斜面と漂うガスとササと降り出した雨で士気は下がる一方となってしまった。
桐ヶ峠(5合目) 少し大きめのブナ

高岳山の山頂は情報どおり展望は無い。北に少し行ったところに展望台があるんだが雨に濡れた背丈ほどのササが待ち受けているので、そこまで行くのは止めにした。行ったところで周囲360度ガスの世界なんだろうから。下りはピストン。登山口まで下り林道に出てからのんびりと花を観察しながら歩く。

駐車地まで戻り最奥民家の方に挨拶をして帰路に着く。今回は願いはかなわなかったが、今後の山行きは晴れますようにと、途中の願成就温泉に立ち寄り、行きと同じく津和野経由で帰広する。
高岳山山頂

林道にはどちらかと言うと地味な秋の花が咲き始めている。シソ科の花は外して他の科のマイナーな花を掲載してみた。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科) シラヤマギク(キク科) ゲンノショウコ(フウロソウ科) ダイコンソウ(バラ科) キツネノマゴ(キツネノマゴ科)