HOME | 戻る |
山 名 |
コセンドウ山(410m) | 山口県岩国市 |
---|---|---|
登山日 | 2018年7月14日(土) 晴れ |
野外活動センターより望む
|
参加者 | 夫婦 | |
コース | 梅津の滝駐車場(7時30分)〜東側登山口(7:40)〜千畳敷(7:55)〜休憩5分〜(8:25)コセンドウ山(8:30)〜ヒノキ林のトラバース道(8:45)〜林道に下りる(8:55)〜(9:05)梅津の滝駐車場 所要時間1時間35分 | |
お弁当 | 午前中登山のためありません(候補はやはり山頂です) | |
駐車場 | 梅津の滝駐車場 | |
トイレ | 二鹿野外活動センター(水洗です) | |
まとめ | 太平洋高気圧とチベット高気圧が日本列島を覆っていて熱せられた鍋の中にいるようなものだと気象予報士が言っている。今日は午後から所用があるので、午前中で登ることのできる山を探した。そして山歩き候補集の中から、季刊「ゆうゆう」14号の新ルート紹介で取り上げられていた岩国市のコセンドウ山をチョイス。でも紹介の記事は16年前のものだから今となっては新ルートではないよね。 |
広島市内の自宅を午前6時前に出る。自宅近くの信号機は黄点滅の夜間モードだ。山陽自動車道を岩国ICで降りて国道2号線に入ると 「2号線錦橋の先通行止め」 の案内が出ていた。先週の西日本豪雨災害の影響だ。国道187号線でも土砂崩れ復旧工事用の仮設信号機がいくつもあった。
天尾で 「二鹿3km」 の案内標識に従って左折して錦川に架かる天尾橋を渡り、錦川清流線の北河内駅付近を抜けて峠を越えて二鹿に入る。二鹿野外活動センターの駐車場に停めて、これから登るコセンドウ山を同定しながらキャンプ場で朝ごはんを食べる。水道があるので有難く利用させてもらった。ありがとうございました。 キャンプ場の近くには人工?の小川が流れていて鯉が泳いでいる。おやおや何だか水の色が違うぞ。この小川は淡いグリーン系の色だ。付近には鉱山があったので何かの物質が融け込んで川の色を染めているんだろうか? |
|
二鹿野外活動センター |
林道石童山線を走り梅津の滝駐車場に駐車する。そこを基点として反時計回りに周回する予定なので走ってきた道を戻っていく。未だ早朝なので気温は上がっていなくて舗装路歩きは苦にはならない。 そして右の写真の民家の右手から入山する。コセンドウ山の案内は無いが、「南八十八へんろ道」と記されたプレートが掛っている。この場所は判り難いそうなので、事前に登られた皆さんのレポートに目を通しておいたことが役立った。 |
||
梅津の滝駐車場からスタート | 民家の右手から入る |
民家の右手から入り用水路のそばの小路を進んでいくとヒノキ林へと入っていく。程なく「コセンドウ山」と記された標識があり、そこで左に折り返すと程なく、岩国八十八ヶ所巡りの第74番札所に着いた。 札所からは明瞭な尾根道となり、雑木林の中を登っていく。林床にはコシダが生えているが歩くのに支障はない。 |
||
標識のところで折り返す | 第74番札所 |
暫く登っていくと千畳敷に着いた。そこからは熊ヶ山などの周囲の山々が見渡せ、眼下には野外活動センターのグランドや駐車場が見える。 明るい尾根道にはシャシャンボとナツハゼが多い。秋に登ると美味しい野生のブルーベリーが味わえるだろう。イソノキは早くも赤い果実を付けているが、これは美味しくない。花後のベニドウダンも見られる。花の時期の5月中旬頃に登ると鈴なりの花が観賞できる。 |
||
千畳敷 | 千畳敷からの眺め |
今日の写真はピンボケばかり。なにせ暑かったのでピントも確認せずにとりあえず撮っておこうで済ませてしまったのが玉にきず。画像処理ソフトで修正するにも限界ありだ! | ||||
ナツハゼ(ツツジ科) | シャシャンボ(ツツジ科) | イソノキ(クロウメモドキ科) | リョウブ(リョウブ科) | ソヨゴ(モチノキ科) |
あっけなく辿り着いたコセンドウ山山頂は東側が切り開かれていて眺めが良い。北北東には美和の妙見山の尖峰が見え、その右に目をやると柏木山〜岩国弥山にかけての稜線が横たわっているが、同じくらいの高さのピークが連なっているので詳しくは同定できない。気温が上り視界が悪くなってきたので尚更だ。 日が高くなり直射日光をまともに浴びる。じっとしていると暑くてやりきれないので少し休憩して下山にかかる。 |
||
コセンドウ山山頂 | 山頂から北東方面の眺め |
すぐに「梅津の滝」の案内が目に留まった。一瞬旧ルートの案内かと思い地形図で確認すると、間違いないようなので、案内に従って西側の急斜面を下っていくと直に尾根地形となり尾根通しに快適に下っていく。 ヒノキ林の中をトラバースして、隣の尾根に乗り換えてヒノキ林の尾根道をジグザグに下っていくと沢の音(梅津の滝の音?)が聞こえてきて、それが大きくなってくると、ようやく林道が見えてきた。 |
||
梅津の滝への案内 | 快適な尾根道 |
林道に下りて沢沿いの道を下っていくと梅津の滝駐車場に戻ってきた。2時間半を予定していたが山頂でのんびりしなかったので早く下山できた。 下山後に梅津の滝を見に行こうと思い車道を奥の方に歩いていく。途中に遊歩道分岐があったが 「わざわざ遊歩道を歩かなくても滝を上から見てみよう」 と考えたのがいけなかった。車道からはどこに滝があるのか判らなかった。滝見物は次回にベニドウダンを見に来たときとしよう。 |
||
林道に下りる | 戻ってきた |