HOME | 戻る |
山 名 |
三丘城山(318m) | 山口県周南市(旧・熊毛町) |
---|---|---|
登山日 | 2018年2月24日(土) 晴れ |
北麓より望む三丘城山
|
参加者 | 夫婦 | |
コース | 正面コース登山口(10時40分)〜尾根に乗る(10:50)〜(11:25)展望岩(11:30)〜三丘城山(11:35)〜平家岳(11:50)〜鞍部(12:00)〜(12:10)夫婦岩(12:15)〜(12:25)#51鉄塔(12:55)〜#50鉄塔(13:10)〜広末登山口(13:25)〜(13:35)正面コース登山口 所要時間2時間55分 | |
お弁当 | #51鉄塔で食べました(他の候補は、展望岩、三丘城山、平家岳、夫婦岩などたくさんある) | |
駐車場 | 正面コース登山口広場に10台弱(広末登山口の駐車スペースはロープが張られて使えない) | |
トイレ | 登山口付近にはありません | |
まとめ | 三丘城山は実家の近くに位置する山なので何時でも登られると思って後回しにしてきたが、今回実家に帰る途中ちょっと寄り道をして登ってみた。実家の裏山の天登山などの多くの山が見え展望は良いのだが霞んでいたのが残念だった。 |
山陽自動車道を岩国ICで降りて、国道2号線側から南下して広末橋のひとつ上流側の橋を渡って登山口のある広末にダイレクトに入ろうとしたが、狭隘な道に進路を阻まれて結局は大回りして広末橋を渡る羽目となった。やはり横着をすると 「しっぺ返し」 を食らうものだ。
広末コース登山口付近の駐車スペースは、今ではロープが張られていて使用できないので、山陽自動車道玖珂17号トンネルを潜った先にある正面コース登山口まで車を乗り入れた。登山口からは北に城山の尖峰が見えるが、角度の関係で頂上は見えていないようだ。 舗装された道を山の方に歩いていくと早くも花を付けたシキミが見られた。今年の春は気温の変動が大きいのでシキミも戸惑っているのか? |
||
登山口から城山を望む | 正面コース登山口から出発 |
薪の積まれた農作業小屋の先で樹林の中へと入っていく。入口には「クマ出没注意」の注意書きがあった。こんなに人里に近の標高の低い里山にもクマが出没するんだろうか?里山と雖も安心はできないものだ。 すぐに尾根に乗りシダの生える道を進んでいく。踏み跡は明瞭だがコシダが煩いね。日当たりが良いので仕方ないか。 |
||
クマ出没注意の注意書き | コシダの尾根道 |
高度が上ると左手に下山予定ルートに建つ鉄塔が見えてきた。急斜面に付けられたロープ場を回り込むと展望岩に着く。 上の展望岩は大人数がくつろげるスペースがあり、そこそこの展望が得られる。だがそこから1分(直線距離で約50m)ほど下ったところの下の展望岩の方がはるかに展望が良くて、正面に竜ヶ岳〜高塔山の稜線が広がる。 |
||
歩き易い尾根道 | 上の展望岩 |
展望岩から大岩の点在する斜面を登っていく。以前は誰かの居城があったといわれているだけに、今でも往時の面影が残っているようだ。 三丘城山の山頂は雑木に囲まれているが東側だけは切り開かれていて木の間越しに竜ヶ岳を望むことができる。地理院地図には「城山」の表記があるが、現地には何故か 「三丘ヶ岳」 と記された山頂標識が掛っていた。 |
||
三丘城山山頂 | 城山から竜ヶ岳を望む |
城山山頂からはロープの渡された急斜面を連結尾根に下り、T分岐のところで右に折れて平家岳の南尾根を登っていくと平家岳に着いた。 山頂からは先ほどまで居た三丘城山やこれから歩く予定のルートが良く見える。グループが食事中だったので風景写真を撮っただけで引き返しT分岐を直進して、次なる目的地の夫婦岩に向かう。 |
||
ロープ場の急斜面を下る | T分岐 |
鞍部まで下ると左手から広末コース(鉄塔保守道)が上ってきている。そのすぐ先に建つ51号鉄塔を過ごし稜線を西へと進んでいくと左手前方に夫婦岩が見え隠れするようになってきた。緩やかに下った先の肩の部分に夫婦岩があった。広場にはサクラが植樹されているので花の時期に登ると楽しめる。ツバキも多いがこれは自生だろう。 周南市指定文化財 「夫婦岩」 夫婦岩は高水神社境内裏山の山頂に、南北に並ぶ花崗岩の巨岩で、ひとつは高さ7.9m周囲16.1m、もう一つは高さ8.5m周囲19.7mで、それぞれ1.4m離れて直立している。この夫婦岩は古来より影向石ともいわれ、高水神社の奥の院として祭事が行われたようであり、現在もお参りする人や登山者は絶えません。(周南市教育委員会設置の案内板より) |
|
夫婦岩 |
51号鉄塔まで戻り左右に広がる眺望を楽しみながらお昼にする。北に延びる送電線を追っていくと平家岳に辿り着く。この位置からだと熊毛烏帽子岳の「烏帽子」が識別できないので山頂が判り難い。 | ||
51号鉄塔から北西側の眺め | 51号鉄塔から南東側の眺め |
稜線鞍部まで下り、私製の案内標識に従って右折して下っていく。道は最初は谷を下っていくが直に右手の斜面をよじ登って尾根に上がり、高速道路のような鉄塔保守道を歩く。 寄り道をして50号に立ち寄ってみる。そこからは城山への登り〜連絡尾根〜平家岳〜51号鉄塔と、今日歩いたルートが一目瞭然だ。 |
||
広末コース分岐の標識 | 50号鉄塔からの眺め(左端に51号鉄塔) |
竹が侵入してきている谷に下りて谷を渡りヒノキ林の中に付けられた高巻き道に入る。右に49号鉄塔への保守道分岐を過ごすと再び谷に下りて谷沿いに下っていく。 山陽自動車道を走る車の音がだんだん大きくなってくると間もなく広末コースの登山口(カーブミラーのところ)に出た。ここにも 「クマ出没注意」 の案内があった。玖珂18号トンネルを潜り側道をテクテク歩いて正面コース登山口に戻る。 |
||
高巻き道に入る | 広末コース登山口 |