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山 名
白木山(889m) 鬼ヶ城山(737m)
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広島市安佐北区
登山日 2017年10月31日(火) 快晴
上深川町より望む鬼ヶ城山
参加者 夫婦
コース 桐陽台車庫バス停(8時)〜高谷山の神舎(8:15)〜車止め(8:25)〜(8:40)コンクリート橋の先の押手山登山口(8:45)〜尾根を乗り越す(9:05)〜(9:30)十字路鞍部(9:35)〜743m独標(10:00)〜ケルン(10:30)〜(10:45)白木山(11:00)〜穴郷林道に出る(11:45)〜鬼ヶ城山取り付き(12:15)〜(12:30)鬼ヶ城山(12:35)〜中国セルラー電波塔(12:50)〜(13:05)二十畳岩(13:30)〜沢を渡る(14:40)〜鬼ヶ城山登山口(14:30)〜(14:45)JR上深川駅
お弁当 二十畳岩で食べる(候補は断然白木山山頂です)
駐車場 公共交通機関(バス、JR)を利用しました。
トイレ JR上深川駅(いつの間にか水洗になっていました)
まとめ 10月の体育の日の3連休から4週連続の雨の週末となった。予定していた屋外行事が中止や延期になり、全くアウトドア活動ができずにイライラが募ってきたので、休暇を取って白木山の南北小縦走をした。白木山の山頂付近は紅葉が進んでいた。

最寄りのバス停から桐陽台行きのバスに乗る。早朝にもかかわらず乗客は結構多かったが何とか座ることができた。途中のバス停から中学生〜高校生の生徒さんが続々と乗ってくる。最初は文教の生徒さんかなと思っていたが可部を過ぎても皆さん降りないぞ。そして超満員となったバスは桐陽台団地へと入っていき安佐北高校の前で自分たちを除く全員が下車した。そうだったのか!


終点の桐陽台車庫で下車して団地の一番外側の道を南東の方向に向かう。行く手には押手山〜白木山にかけての稜線が見えているが生憎逆光のため写真に収めることは難しい。桐陽台に住んでいる知人が 「すぐ裏が山で鹿が出て困っている。」 と話していたが山がそこまで迫っているのが良く判りました。

階段状の道が終わると谷を高谷方面に下っていく。利用する人はそんなには多くないと思うが、何故か比較的しっかりとした道が続いている。
桐陽台団地から高谷に抜ける道 高谷へと谷を下っていく

高谷の集落が見えるところまで下っていくと重機が動いているのが目に留まった。工事をしている人に挨拶すると先方がびっくり仰天して 「どこから来たのか?」 と質問されたので桐陽台からだと答えると、再びびっくりしていた。高谷も一昨年の8.20災害で被害を受けた地域なんだ。

工事中の道を遡って鉄板橋を右岸に渡ると車道に出た。工事が終わるまでは逆方向だと桐陽台への道が判り難いかもしれない。山の方に50mほど歩くと高谷山の神の舎がある。
河川改修工事中(重機が見える) 高谷山の神舎

山の神舎から15分で車両進入防止柵が通せんぼをしていて、路肩に 「水源涵養保安林」 の案内板があった。ここから先の沢は8.20災害のときに氾濫したんであろう、ずっと護岸工事が施されている。

林道が谷を渡っているところには以前は大きな鉄板が敷かれていたが今ではコンクリート橋が出来ていた。この橋も8.20災害の後に造られたものだと推察できる。コンクリート橋のところから林道と別れて植林谷へ入っていく。取り付きには指導標は見当たらないが林道からピンクのリボンが下がっているのが見える。
車両進入防止柵 コンクリート橋のところが取り付き

スギの植林谷には花や果実を付けたシロダモの木が多い。周りはシロダモだらけだ。林床にはマツカゼソウがびっしりと生えているが花は殆ど終わっていた。

登山道は多少の崩落個所や倒木があるものの、しっかりとした登路が維持されているので安心していたが、それも束の間で、地形図の600m付近で谷を渡る地点では、小規模な土石流が発生していてとんでもない状況になっていた。だがテープが誘導してくれるので問題はない。
植林地を登っていく 土石流の発生した谷

少しだけ植林地を歩き登山道に復帰してジグザグに登っていくと十字路鞍部に着いた。そこには「通行注意:登山道情報!白木山と押手山の鞍部から大林・高谷への登山道は平成26年8月20日の土砂災害の為、登山道が崩壊し、通行が非常に困難な状況になっています。通行の際は充分に注意して下さい。」と記された注意書きがスギの幹に取り付けてあった。そう言えば1年半前にここを歩いたときに間違いなく確認しているんだが、すっかり忘れてしまっていた。

登ってきた道とは逆方向に桧山の奥の林道に下る道が付いているが今でも健在なんだろうか?小休止ののち白木山に向けて稜線歩きを開始する。稜線にはハイノキが多い。シロダモといいハイノキといい独占状態だ!
十字路鞍部

十字路鞍部から25分でテープがやたらと多い743mコブに着く。ここではコブの手前で右手に下る道に入らなければならない。以前自分もここで道誤りを起こしたことがあるので、テープが多いのもうなずける。

最低鞍部からの登り返しは急登なのでロープ場が3ヶ所にあった。登り終えたところにケルンがあり、それに沿って回り込んで最後のアプローチにかかる。左手から桧山林道からの登山道が合わさると山頂は近い。
植林帯を進む 急斜面を登るとケルン

いつもは多くの登山者で賑わう白木山山頂だが、今日は平日でしかもお昼には少し早い時間だったので、単独行の男性が一人だけだった。久し振りに訪れた白木山だが、以前にも増して眺めが良くなっているぞ。特に向井原方面や中尾山方面は立木が切られてスケスケだ!

いつの間にか展望パネルが設置されて山座同定がし易くなっているが、その反面、登山者どうしで山頂から見える山の名前を教え合ったり確認したりということはなくなってしまうのだろうか。四国の石鎚山系のパネルもあった。今日は視界がクリアーな方だが流石に四国は見えなかった。最後に本日のルート(桐陽台団地からの登山口付近)を確認して鬼ヶ城山に向けて出発する。
快晴の白木山山頂


下り始めはウリハダカエデの紅葉を楽しむことができた。おやおやネットで保護された植物があるぞ、一体何だろう?近寄ってみるとツルリンドウだった。

そのうち植生はヒノキ林へと変わり軽いアップダウンを繰り返すと穴郷林道に出た。軽トラックが停まっていたが、下る途中で出合った年配の男性登山者のものだろう。麓からだと厳しい白木山だが、ここまで車で上がると楽だな。
ウリハダカエデの紅葉 穴郷林道に出る

林道に出ると再び鮮やかな紅葉に出合う。ここでも紅葉の主はウリハダカエデだがカナクギマキの黄葉も見事だった。林道を歩いて中尾山を南に回り込むと中尾山山頂方面への登路(だと思う)があった。どうやら林道を歩かなくとも、おそらく中尾山〜鬼ヶ城山を尾根通しに歩くことができるようだ。

中電の電柱番号「オニシロ22」の手前にテープがあったので、そこから取り付いて植林帯の中を一直線に登ると約5分で尾根に出た。
鬼ヶ城山の取り付き 一直線に登る

尾根通しに下っていくと新しい林道が尾根を跨いでいた。さらに少し先にも林道が…このあたりは地理院の地形図を読んでも明らかなように林道が錯綜している。ようやく辿り着いた鬼ヶ城山だが、残念ながら展望はありませんでした。

以前2002年に登ったときは、鬼ヶ城山から白木山や高鉢山を望むことができた。15年もの間に雑木がすっかり成長してしまったようだ。実は記録が残っているだけで記憶は全く残っていなくて、当時の写真を見て、本当に鬼ヶ城山から撮った写真なんだろうかと思っている。
林道を横断する 展望の無い鬼ヶ城山山頂

鬼ヶ城山から雑木林の中を下っていくと中国セルラーの電波塔のところに出た。東に延びる林道(左の写真の奥の方)を窺うと展望が良さそうなので、ほんの1分ほど足を伸ばしてみると予想通り、そこから白木山や、高鉢山の稜線を望むことができた。

眺めの良い林道でお昼にしても良さそうだが、予定どおり二十畳岩まで下ることにして、電波塔の南側に回り込み、そこから横木の階段の続く急斜面を下っていく。
電波塔のところに出る 林道から白木山を望む

電波塔から15分ほど下ると二十畳岩の案内があり、そこからすぐに二十畳岩に着いた。周囲の樹木はサクラを除いて伐採されていて予想通り良い眺めだ。あさきた里山マスターズ対象のたくさんの山が見える。岩の上は照り返しが強いのう。

ここからJR上深川駅まで案内では60分とあるが少し余裕をもって、JRの発車時刻の80分前に、二十畳岩を後にする。登山道に復帰して紅葉真っ盛りの尾根道を下っていく。右の写真の黄葉の主はタカノツメです。
二十畳岩(後方は高鉢山) 黄葉のプロムナード

312mコブの手前で尾根道から外れて左の谷へと下っていく。沢を左岸に渡ったところに 「鬼の釜」 の案内があるがパスして沢沿いの道を下っていく。登山道わきに 「ハイキングコース」 の案内があるが、ハイキングコースにしては荒れているぞ!

やがて大きな案内板の建つ登山口に下りた。そこからJRの駅まで結構距離があり、駅に着いたのは発車時刻の5分前だった。安芸矢口で下車して、広交バスに乗り換えて自宅近くのバス停まで運んでもらった。久し振りによく歩きました。
荒れ気味の登山道 上深川登山口

今の時期だからいろんな果実が見られるだろうと思っていたが、前半は植林地onlyで後半も植林地が多かったので、植物観察に関しては物足りなかった。
シロダモの花と果実(クスノキ科) ジャケツイバラの果実(マメ科) マツカゼソウ(ミカン科) ウリハダカエデの紅葉(ムクロジ科) タカノツメの黄葉(ウコギ科)


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