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山 名
旭山(294m)
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広島市安佐北区
登山日 2017年9月23日(祝) 曇り
JR上三田駅より望む旭山南斜面
参加者 単独
コース JR志和口(8時10分)〜高南小学校裏口登山口(8:20)〜変形十字路(8:30)〜(9:00)旭山(9:05)〜(9:25)展望地(9:35)〜峠(9:50)〜妙国寺(10:05)〜(10:10)JR上三田
お弁当 午前中登山のためありません(お昼に適した場所はありませんでした)
駐車場 JRを利用したので未確認です(JRの駅近辺には適当な場所は見当たりませんでした)
トイレ JR志和口駅(水洗です) JR上三田駅にはトイレはありません
まとめ あさきた里山マスターズ対象の山の全山踏破に向けて、今回は未踏の旭山に登ることにした。標高の低い易しい山のようなのでピストンでは物足りないだろうと思い、登山口の場所が判っている志和口側から登り、上三田に下ることにしました。

JR芸備線の最寄りの安芸矢口駅まで送ってもらい早朝の三次行きの電車に乗る。車内には登山者の姿も見られるが圧倒的に多いのは電車通学の高校生だった。志和口駅で降りる。高校生たちもここで降りて行った。どこの高校だろうか、もしかしたら中学生か?


改札を出て駅前通りを南下する。白木街道にぶつかったところで右折してほんの少しだけ白木街道を歩き、白木交番の手前で左手の細い道に入る。

行く手の丘の上に高南(こうなん)小学校の建物が見えてきた。道が二手に分かれるところで左の道に入り小学校に通じる坂道を登っていく。今日は晴れて降水確率0%の予報が出ていたが、空はどんよりと曇っていて太陽がどこに?一体今日の天気はどうなっているんだろうか。
白木街道を渡る 坂道を登っていく

坂道を登っていくと高南小学校の正門がある。二本の石柱の片方に校名入りの看板が掛っている年代物の造りで、子どもの頃にタイムスリップしたようだ。コンクリートブロック塀に沿って進んでいくと「旭山登山口」のプレートの掛る登山口に着いた。ここまで志和口駅からのんびりあるいて10分。

登山口からは程良く踏まれた登山道が続き、約5分で使われなくなった水道施設の横を通過する。植生はごくごく一般的な雑木林だ。
旭山登山口 水道施設

登山口から10分で左右から踏み跡が上ってきている変形十字路だ。右手西麓方面に「須沢・白木台方面」、左手東麓方面に「川角・本郷」のプレートが掛っていて、どこからでも取り付くことのできる里山だということが窺える。

登りが一段落ついたところが展望地なんだが、ガスが出ていて視界不良なのが残念だ。これから登るルートには幹が折れた松が目立つ。それにしても倒木が多いね。風の通り道なのか?260m台ピーク手前で右に振れて下っていく。
コシダの生える道 260m台ピーク手前の屈曲点

屈曲点から心持ち下って登り返すと 「あさきた里山マスターズ」 のプレートの掛る旭山山頂に着いた。周囲は雑木林で展望はないが、西側が少しだけ切り開かれていて吉永・須沢の集落と集落の間を走る白木街道が眼下に見える。遠くの山は無名峰のようだ。

登りでは蜘蛛の巣が多くて難儀をしたが、それにも増して、昨日降った雨で羊歯や灌木が濡れていて膝より下がビショ濡れになってしまった。こりゃあ後半が思いやられそうです。
旭山山頂 山頂から西側の展望

南西尾根を下る。尾根にはウラジロノキの実が落ちている。こちら側は歩く人が少ないと見えて、踏み跡は途切れがちだ。それにコシダが繁茂しているので細い尾根とはいえルート取りに苦労する。二つ目のコブで左に振れて南下していく。屈曲点にはネジキの樹にテープが巻いてあった。

尾根を南に進んでいくと左手に鎌倉寺山のゴツゴツした稜線や金明山の鉄塔が木の間越しにではあるが明瞭に望めるところがあった。ここで暫し小休止する。
南西尾根 屈曲点(南西→南)


展望地から左に振れて東に向きが変わると右手に三田の集落が見えてきた。安駄山はようやく雲がとれてくっきり見えるが遠くの白木山方面は未だ雲の中のようだ。

L字型の尾根が標高200m付近で二手に分れるところが少しややこしいので注意したいところ。南東尾根に乗りコシダの斜面を下っていく。樹木が育ちにくい土壌なのか?立ち枯れた松が多く見られる。
三田の集落を俯瞰 羊歯の尾根を下る

やがて峠に下りた。その地点は峠から20m程寄りの大きな杉の木のところだった。何故かその付近だけは踏み跡があるように見えた。

峠から谷道を下っていく。谷道といっても地形図にある破線径は今では消失している。踏み跡があるように見えるところも手入れがされていないので歩き難そうだ。だから歩き易いところを選んで下っていく。途中に水のない池があった。
峠に下りる 谷道を下る

やがて廃棄耕作地に出ると前方にお寺の屋根が見えた。右手から山道を合わせ下っていくと、横路山妙国寺のところに出た。細い生活道を西へと向かっていくとJR上三田駅に着く。今回の山行きではJRの運行時刻を気にしながらではあったが、時間的にかなり余裕があったのでのんびりと歩くことができた。ホームで暫く待っていると10時20分発の上り電車がやってきた。

この日は下山後に直接用務地に出向く予定だったが、ドロドロになってしまったので一旦帰宅すべくJR安芸矢口で下車した。
里に下りてきた 横路山妙国寺


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