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山 名
押上山(321m)
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広島市安佐北区
登山日 2016年12月18日(日) 晴れ
南麓より望む押上山
参加者 単独
コース 筒瀬小学校(9時35分)〜南肩(10:05)〜(10:10)押上山〜採石場上の展望地〜(10:50)押上山〜南肩(10:55)〜横切り道(11:10)〜(11:30)筒瀬小学校 所要時間1時間55分
お弁当 午前中登山のためありません
駐車場 県道近くの路肩
トイレ 登山口付近にはありません
まとめ 午後から所用があり遠出ができないので、突然に浮かんだ近場の押上山に登ることにした。予習をあまりしていなかったので勘とテープを頼りに登ってみたが、案の定今までに登られた皆さんとは違うところを歩いていた。比高の少ない山だからこんな山歩きもたまにはいいだろう。

前日岩国市内であったイベントの疲れが残っていたのか、朝ごはんを食べてのんびりとしていたら午前8時を過ぎていた。たまには家でゴロゴロしていても良かったんだが、あまりにも天気が良いので近場の山に出かけることにして9時前に家を出た。目的地の筒瀬小学校までは自宅から30分とかからずに着いたが、小学校付近には肝心の駐車場所が見つからず、付近をウロウロした挙げ句に県道から少し西に入ったところの邪魔にならないところに停めた。


駐車地から県道に出て、押しボタン式信号機付きの筒瀬小学校(西)交差点を横断して目の前の長い階段を上っていく。付近の集落から小学校に通学する児童たちのために造られた階段だと思う。コナラのドングリは美味しくないので動物も食べないのか、階段にたくさん落ちている。

地下通路を潜り筒瀬小学校の前に出ると、グラウンドゴルフの練習に来ていた人がいたので話を聞いてみると、「この先は一般車両は通れないので、学校の授業のない週末なら、山に登る人は校門前のスペースや路肩に停めているよ。自分たちも大会のときなど人出が多いときはそうするよ。山に登るんならイノシシに気い付けんさいよ。よう出るけえ。もう12月に入ったんでスズメバチはおらんじゃろう。」ということでした。
筒瀬小学校校門前

車両進入防止用の鎖を跨いで向こう側に入るとすぐに玖谷トンネルが見えてきた。トンネルの手前から細い舗装道を回り込んで、コンクリートブロックの土手の斜面を駆け上がりトンネルの真上の平坦地に立つ。

正面の斜面にピンクのリボンが取り付けられているのが目に入ったので、迷うことなくそこからだだっ広い谷に入っていく。
玖谷トンネル手前から入る ピンクのリボンのところから入山

入山してすぐに案内用のタグがあった。そこまでは正しいルートを歩いていたんだろう。植生はクヌギ林で斜面には落ち葉が堆積していて滑り易くてかなわんね。高いところに向けて等間隔に付いているピンクのリボンから外れないように急斜面の谷をあえてジグザグに登っていった。

尾根に乗ると踏み跡が出てきて、テープも心持ち増えてきたような気がする。テープを追って左右に振られながら登っていくと傾斜が緩んできた。
ラミネート加工タグ 尾根に乗ったところ

赤いプラスチック杭のあるコブに立つ。最初はそこが押上山山頂かなと思ったが、三角点が見当たらく地形図とも符合しないので南肩だと悟った。

南肩から北へと稜線を辿っていくと三角点の鎮座する押上山山頂に着いた。周囲は一般的な雑木林で展望は得られない。アセビの樹に「あさきた里山マスターズ」のプレートが掛っている。この登り甲斐のない山が何故にマスターズ対象の山に選定されたんだろうか?
南肩 押上山山頂(北側より写す)

押上山山頂から薄い踏み跡を辿って稜線を北に下ってみる。テープは皆無に近いが尾根を外す心配はない地形だ。灌木を掻き分けて5分ほど緩やかに下っていくと突然に視界が開け採石場の最上部に飛び出した。目の前に山並みや可部の町が広がっていた。眼下には採石場が見えるが重機が動いているような気配はない。

採石場の中を少し下ると手摺りの付いた道があった。この道は一体何なんだ?遊歩道のように見えないこともないが。その辺りから西斜面を覗き込むが薄暗い急斜面が見えるばかり…そこを無理して下る気も起きないし、採石場を突っ切るのも無謀だし、ということで引き返すことにした。
眼下に採石場がある

【採石場最上部からのパノラマ画像】 山肌を醜く削られたコブの向こうに天狗の鼻のような茶臼山が見える。可部の町の向こうの八千代町あたりには雲海が漂っている。もっと広角に見えて、写真からはみ出している部分の左側には後山権現山、右側には阿武山が横たわる。豊平の龍頭山は画像では判り難い。

南肩まで戻り南東に派生する尾根の方をを窺うとテープがあったので、この尾根は使えるんだと思い下ってみることにした。少し荒れているが倒木や灌木を避けて下っていけば問題はない。下手をすると埋立地に出てしまうので東に振れないように気をつけながら下っていく。

右に振れて下っていくと標高220m付近で横切り道に出合った。右の写真では落ち葉が積って道には見えないが、ちゃんと道がある。見逃してそのまま下っていくとトンネルの東側入口付近に出ると思う。
南東尾根を下る 横切り道で右の谷へ

ほぼ等高線沿いに付いている横切り道を西に進んでいくと、広島安佐ゴルフクラブの境界鉄線柵にぶつかった。柵の向こう側ではゴルファーがプレーを楽しんでいるのが目と鼻の先に見える。少しの間柵沿いに進み、適当なところで樹林の中に入り適当に歩いていくと木の間越しに筒瀬小学校の体育館の茶色の屋根が目に留まった。

ところがどっこい、下方の谷にピンクのリボンが見えた。いつの間にかルートを外していたようだ。枝尾根に乗ったところで軌道修正して、トタン板を跨いでピンクのリボンのところまで辿り着くと間もなくトンネル上の平坦地に帰ってきた。
ゴルフ場の鉄線柵沿いに歩く

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